塾講師ヒラ

このブログは中学生時代どれだけ頑張っても偏差値が1も上がらなかった僕が様々な勉強方法を10年以上学び、指導し、編み出した偏差値70を超える勉強方法です。「トップ高校に合格したい!」、「努力しても成績が上がらない」と悩んでいる人たちのお手伝いをこのブログを通して全力でさせていただきます。

【国語勉強法】99%やっていない国語の読解力を上げる4つの必勝勉強法


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ヒラです!

 

今回は3人のために書きました。

==============

①国語が嫌いで苦手な人

②読解力を上げたい人

③初見の文章問題に弱い人

==============

 

今回は大ボリュームです。

 

すべての科目の土台となる

「読解力」のお話です。

 

本当に重要な回ですので

ぜひ最後までお付き合いください。

 

ではいきます。

 

 

国語の勉強法を教えてください」。

 

これまで何万件と質問をいただいてきましたが、

トップクラスに多い質問です。

 

確かに気持ちはわかります。

 

国語って

何をどう勉強すればいいのか?

が見えにくい教科でもあるからです。

 

特に「文章読解する方法」なんて

あまり学習しませんし、教えてもらえません。

 

だから国語が苦手になったり

そもそもの国語の勉強法がわからないんです。

 

今回はこれを解決するお話です。

 

今回の内容に関して

まずはっきり言ってしまいます。

 

「読解力を上げる方法」

を身につければ国語は飛躍的に伸びる。

 

「国語嫌い。。。」が

「国語好きかも」に変わることすらあります。

 

読解力は一生ものです。

 

一度身につければ一生使えますし、

なんなら「国語が一生得意」にもなりえます。

 

他の教科と大きく異なる特徴は

「年齢はほとんど関係ない」ということです。

 

「この単元苦手...」というものが

あまりないある意味、かなり特殊な教科とも言えます。

 

国語を攻略しましょう。

 

今回を機に

国語の考え方を変えてください。

 

4ついきます。

 

目次 

 

◆【国語勉強法】99%やっていない国語の読解力を上げる4つの必勝勉強法f:id:benkyouseisekiup:20201021122101j:plain

結論からいきます。

 

読解力をつける4つの方法とは

=====

①言葉を覚える

②論理的に読む

③筆者の主張を追いかける

④要約するクセをつける

=====

です。

 

順番にいきます。

 

①言葉を覚える

最重要です。

 

読解力を上げる上で

「とてつもなく重要なこと」があります。

 

それは

語彙力をつけること

 

言葉の意味を知らずして

文章は読めません。

 

言葉の知識の有無によって

文章読解できるかどうか?」が

ほぼ決まります。

 

英単語を知らないのに

英語ができるようにはなりません。

 

これと同じように

=====

「日本語」という「言葉」を知らないのに

国語はできるようになりません。

=====

 

読解力を向上させる上での

最重要事項となりますので

これからは本当に「言葉」を大切にしてください。

 

そのためには

コツコツ言葉を覚えていくしかありません。

 

方法は次の2ステップをするだけです。

 

=====

活字に触れまくること

▶︎説明できない言葉を調べ、覚えること

=====

 

まずは大量に活字に触れます。

 

そのためにも本を読んだり、

文章問題を解いたりしないといけません。

 

本を読む習慣のない人は

自分が好きなジャンルの本や小説などなんでもいいです。

 

とにかく

「読む」ということをしないといけません。

 

ここでよく勘違いされることとして

「本を読めば国語できる」というものがあります。

 

もちろん「語彙力を増やす」ということはできますが、

本を読む行為はあくまで「読み物」的な読み方なので

「国語的な問題の解き方」や「論理的に文章を読む」

という練習はし難いです。

 

なので

語彙力を増やすための第1歩は「本を読む」ですが、

「読み方や解き方を意識しながら読む」は2歩目になります。

 

または

「大量に問題を解くこと」。

 

初見の文章問題を解きまくる。

 

これが最も手っ取り早くもあります。

 

その中で出てきた

「わからない意味の言葉」

「自分で説明できない言葉」

には線を引いてあとで調べて

必ず覚えるようにしておきます。

 

ノートに言葉をまとめるでもいいですし、

単語カードに落とし込むでもいいです。

 

言葉の意味を説明できる」状態にしてください。

 

地味な勉強ですが、

「一生ものの読解力」を手に入れるためには

本当に必要なことです。

 

以上をまとめると

 

=====

本や文章問題を読む中で

「これ知らんな。どういう意味?」が出れば

線を引いておく

▶︎即調べて覚え込み、説明できるようにする

=====

 

この繰り返しです。

 

とにかく活字に触れまくり、

語彙力をコツコツ増やしていきます。

 

「示唆」、「刹那」、「内在」、「汎用」

などの国語の文章でよく使われる言葉の意味が

説明できますか?

 

漢字から予測できますが、

よくわからなければ必ず意味を調べて

説明できる状態にしてください。

 

また「漢字を覚えるとき」にも

ただ漢字が読めればいい、書ければいい」ではなく

意味が説明できる状態」にしてください。

 

このように、これからは

触れた言葉はすべて覚え込む

 

こういうクセをつけてください。

 

語彙力が爆発的に増えていきます。

 

そして

読解力をぶち上げるきっかけになります。

 

勉強の土台は「言葉」です。

 

教科書を読むときも

問題を読むときも解説を読むときも

すべて「言葉」が存在します。

 

言葉を大切にしてください。

 

②論理的に読む

ではここからは

「文章の読み方」に関するお話をしていきます。

 

僕はこれまで

何百人もの生徒と対面で関わってきましたが、

ここでご紹介する読み方を

「意識的に」できている生徒はまずほとんどいません。

 

逆にできている生徒、

やっている生徒は揃いも揃って伸びています。

 

なので

この機会にぜひ意識して習得してください。

 

ではいきます。

 

国語の文章を読むときに

非常に重要なことは

論理的に読む」ということ。

 

国語の問題は

なんとなく」とか「」とかで

回答するものではありません。

 

「なんとなく」も「勘」も

論理的な読み方からは大きく外れます。

 

こういう読み方をしていて

読解力を向上させることはできません。

 

なのではっきり言えます。

 

=====

読解力のない人は

論理的な読み方をしていない。

=====

 

では

「論理的な読み方」とは何なのか?

 

3つの「超重要キーワード」いきます。

 

=====

①抽象と具体

②対比

③因果関係

=====

 

「①抽象と具体」は

簡単にいうと「?」▶︎「!」です。

 

漠然とした幅広く一般論である

よくわからない「?」が「抽象」。

 

「あ、そういうことか!」と

わかりやすく詳しくなったのが「!」、「具体」です。

 

たとえば

「スポーツ」と「サッカー」。

 

「スポーツ」は

漠然としていて幅広いので「抽象」。

 

「サッカー」は

わかりやすく詳しくなったので「具体」です。

 

文章を読み進める中で

何が抽象で何が具体なのか?」を

考えながら読むことは本当に大切です。

 

「先を予想しながら読み進めていくこと」

ができるからです。

 

先読み」です。

 

抽象や具体を考えながら読み進められれば

「あ、これは一般論でちょっとわかりにくいな。

やから筆者は次に詳しく説明してくるはず。

お!やっぱり具体例出してきたな」

 

こんな感じで

筆者の先の思考が読み解けます。

 

これが「論理的に読む」ということです。

 

これができるようになれば

スラスラ内容が入りますし、

読むのが楽しくなります。

 

次に「②対比」ですが、

めちゃくちゃ重要です。

 

「対比」は

「筆者の主張」をより強調するために使います

 

例をあげます。

 

水の入ったペットボトルを見せられて

このペットボトル重いやろ?

と言われたとします。

 

これではあまりピンと来ません。

 

でもペットボトルのキャップを外して、

その「キャップ」と「ペットボトル」を

両手に持ったとします。

 

これで

このペットボトル重いやろ?

と言われれば「キャップは軽く、ペットボトルは重い」

となり、「あ、ペットボトル重いわ」と納得いきます。

 

これが

「キャップ」と「ペットボトル」の「対比」です。

 

つまり、

「ペットボトルとキャップの対比」により、

「ペットボトル重いやろ?」が強調されたわけです。

 

これは今の例に限ったことではなく、

国語の文章では本当によく起こり得ます。

 

たとえば「筆者」は

「日本とアメリカの対比」といったように

「何か」と「何か」を対比させて

自分の主張を際立たせる文章構造をよくしてきます。

 

文章を読むときは

何かと何かが対比されていないか?」という

意識で読み進めてみてください。

 

対比関係が見つかれば「線」を引くなりしておくと

スラスラ読解できていきます。

 

最後に「因果関係」です。

 

これは

「〜だから・・・」という「因果」です。

 

「因」が「理由」、「果」が「結果」ですね。

 

文章を読むときには

「何が理由で筆者はこう主張しているのか?」

「この文章の結論は何か?」

という視点を必ず持つようにしてください。

 

適当に読み流すのではなく、

理由と結論、因果関係を押さえるんです。

 

段落ごとに

「因果関係」を考えてみるのは非常にオススメです。

 

時間をかけていいので

「第1段落の結論は〜。その理由は〜。」

「第2段落は結論は〜。その理由は〜」

といった感じで考えるか書き出してみてください。

 

読解力を向上させる上での有効な方法です。

 

以上

=====

①抽象と具体

②対比

③因果関係

=====

が「論理的に読む」ための

超重要キーワードです。

 

これら3点を意識して使いながら読んでいけば

間違いなく読解力は向上します。

 

ぜひ今すぐにでも

実践していただきたいですね。

 

③筆者の主張を追いかける

「文章」というのは

「2つの要素」でできています。

 

筆者による

主張

補足説明

 

これら2つを

正確に読み取っていくのが「読解」です。

 

なので

読解の土台はこれら2点です。

 

ここからは

これら2点を具体的にお話ししていきます。

 

まず全部が全部ではありませんが、基本的に文章は

「筆者の主張」があれば「補足説明」がきます。

 

厳密にいうと少し違いますが、イメージ的には

「②論理的に読む」の

「抽象と具体」のような感じです。

 

「筆者の主張」が「抽象」で

「補足説明」が「具体」です。

 

ただ「抽象が筆者の主張すべて」ではありません。

 

どういうことか説明します。

 

読み進める上で

筆者が「抽象的な一般論」を出して

それではわかりづらいから

具体的な「補足説明」を加えます。

 

そして

「最後にまとめとしてドーンと筆者の主張が来る」

という流れで文章が進むことが多いです。

 

つまり、今のことをまとめると

 

「筆者の主張▶︎補足説明」

→「はじめの筆者の主張がすべて!」というわけではない。

 

「筆者の主張▶︎補足説明▶︎筆者の主張(まとめ)」

→こんな感じで最後にまとめとして

「筆者の主張が来ることが多い」ということです。

 

「筆者の主張▶︎補足説明」

「筆者の主張▶︎補足説明▶︎筆者の主張(まとめ)」

 

「文章」には

こういった「流れ」、「型」があります。

 

こういった流れや型を掴むことができれば

「筆者の主張」はめちゃくちゃ捉えやすくなります。

 

大枠は

「筆者の主張」と「補足説明」。

 

これらを押さえながら

・「筆者」は何を伝えようとしているのか?

・「筆者」はこの文章の結論を「何に」しているのか?

と意識的に読んでいきます。

 

また「筆者の主張」を追いかけるために

イエスマンになる」ことはすごくオススメです。

 

なるべく「納得」しながら。

 

筆者の主張に関して「イエスマン」にならないと

「自分の解釈」になってしまいます。

 

いやいや、こうじゃないでしょ」という考え方では

自分の考え、主観で問題を解いてしまい

失点につながりかねません。

 

・なるほど!

・確かにな〜

・そういう意見なんや

・へ〜そういう見方もできるねんな〜

という感じで

筆者を理解することに努めてください。

 

本文における「神」は「筆者」です。

「あなた」ではありません。

 

読解する上では

筆者がすべて正解です。

 

筆者の意見に耳を傾け、

血眼になって筆者の言わんとすることを

追い続けてください。

 

では最後に「小説」について。

 

小説であれば

「筆者の主張」というよりは「登場人物の心情」なので

「悲しい」「嬉しい」といった「心情語」に

注目することが重要です。

 

「心情語に線を引いておく」でもいいです。

 

風景描写」も

「心情語」になることはよくあります。

 

「まだ冷たい雨は降り続いていた」

 

なんか「悲しい印象」を受けますよね。

 

このように

「風景描写」は「登場人物の心情を投影」します。

 

もう1つ非常に重要な点。

 

心情の根拠」です。

 

なぜ太郎は悲しかったのか?」と

「心情の根拠」を追いかけます。

 

登場人物の心情とその理由は

必ずと言っていいほど問題で問われます。

 

なので

必ずチェックしておきたいですね。

 

風景描写も心情の根拠になることが多いですので

注目したいポイントの1つです。

 

以上より

・「説明文」は「筆者の主張」の論理を追う

・「小説」は「登場人物の心情」を客観的に追う

 

「自分」という「主観的な読み方」ではなく、

筆者や登場人物に注目した「客観的な読み方」で

読み進めていきましょう。

 

④要約するクセをつける

最後はこれまでの

=====

①言葉を覚える

②論理的に読む

③筆者の主張を追いかける

=====

の集大成です。

 

それが「要約」。

 

「筆者の主張」を捉える上で

とても重要なことは

文章全体の要点を押さえる」ということです。

 

そのためには

これまでお話ししてきたことを

総動員させる必要があります。

 

ではいきます。

 

文章には「段落」があります。

 

「段落」には「テーマ」があります。

 

この段落でのテーマは何か?

を常々考え続けるんです。

 

段落は意味なく存在しません。

 

段落ごとに

「伝えたいテーマ」があるからこそ存在します。

 

意味のない段落はありませんので

本文を読むときに段落のテーマを捉える意識で

文章を読んでいってみてください。

 

テーマとなるキーワードがあれば

囲んだり、線を引いておくといいです。

 

段落終了時点で要約する

ことも非常にオススメです。

 

やり方はカンタンです。

 

この段落の結論は?

 

これだけです。

 

これを自分に問うて

答えを考えて答えるだけです。

 

「筆者はその段落で何が言いたかったのか?」

の結論部分を考え、まとめるんです。

 

初めは「10字〜20字程度の短文」でもいいので

まずはやってみてください。

 

何事もまずはやってみる」ことからです。

 

「まずやる人」が伸びます。

 

めんどくさいことかもしれませんが、

「段落ごとに要約する練習」は読解力を飛躍させます。

 

「要約する力」は

「記述力向上」にも役立ちます。

 

ここで京大医学部生の弟が

本当にオススメしていたトレーニング方法をご紹介します。

 

それは

記号問題を記述問題として解く

ということです。

 

「最も適切なものをア〜エの中から選びなさい」

という問題を

「記号問題としてではなく記述問題として解く」んです。

 

「記号」を選ぶのではなく、

その問題の答えを

記号を見ずに「記述」で書いてみる。

 

そして

・正解の選択肢を選ぶ

・正解の選択肢との整合性を確認する

という練習方法です。

 

記述力、要約力を飛躍させる

非常に有効な方法です。

 

では最後に

要約をしやすくさせる

1つの手段をお伝えして終わります。

 

それは

接続詞に注目して読む」ということです。

 

文章において

接続詞」はものすごく重要です。

 

「文章全体の要点」、「筆者の主張」が

読み取りやすくなるからです。

 

そして

これまでお話ししてきた

・②論理的に読む

・③筆者の主張を追いかける

に加え、抽象と具体、対比、因果関係も

「接続詞」だけで押さえられることもあります。

 

=====

たとえば」▶︎抽象→具体

つまり」▶︎まとめ、要約、筆者の主張

しかし」▶︎前後内容が反対、対比

だから」▶︎原因→結果、因果関係

なぜなら」▶︎結果→原因、因果関係

=====

 

こんな感じで

「接続詞への注目」により

これまでお話ししてきたことが活かしやすく、

要約がしやすくなるんです。

 

なので

「接続詞には、○でも印をつけておく」と

「筆者の主張」が捉えやすく、問題も解きやすくなります。

 

これまでの読み方をしつつ、

文章全体の要点が発見できれば

線を引いておくこともオススメです。

 

=====

文章を読みながら

論理と筆者の主張を押さえつつ、

接続詞に注目しながら段落ごとに要約する。

=====

 

以上が「読解力を上げる方法」です。

 

◆まとめ

今回は

 

【国語勉強法】99%やっていない

国語の読解力を上げる4つの必勝勉強法

 

というテーマでお話ししてきました。

 

=====

①言葉を覚える

②論理的に読む

③筆者の主張を追いかける

④要約するクセをつける

=====

 

国語はすべての勉強の土台となる教科。

 

国語ができるようになれば

すべての教科が1ランク上がることすらあります。

 

読解力を磨いてください。

 

じっくり長い時間をかけて

今回の4つを磨いていけば

間違いなく読解力は向上します。

 

言葉と向き合い、文章と向き合い、

筆者や登場人物と向き合ってください。

 

そして

国語の成績・偏差値をぶち上げてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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