塾講師ヒラ

このブログは中学生時代どれだけ頑張っても偏差値が1も上がらなかった僕が様々な勉強方法を10年以上学び、指導し、編み出した偏差値70を超える勉強方法です。「トップ高校に合格したい!」、「努力しても成績が上がらない」と悩んでいる人たちのお手伝いをこのブログを通して全力でさせていただきます。

【暗記の極意】最高効率で記憶できる暗記の5原則


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ヒラです!

 

今回は3人のために書きました。

=================

①暗記が苦手な人

②暗記方法に迷走している人

③自分なりの覚え方を見つけたい人

=================

 

「暗記方法を教えてください」。

 

ものすごく多い質問の1つです。

 

=====

暗記は、人ぞれぞれ覚え方があるから

「自分なりの覚え方」を見つけることが本質である。

=====

 

これが

僕の考え方であり、答えです。

 

ただこれでは漠然としていて

「何からしていけばいいのか?」

がわかりにくいのもまた事実。

 

そこで今回は

「まずこれをすれば効率よく覚えられる!」

という「暗記の5原則」をご紹介していきます。

 

暗記の極意中の極意なので

これをして覚えられないということは

まずあり得ません。

 

とうぜん僕も実践してきた方法ですし、

日頃、生徒にも指導している内容です。

 

今後の暗記に役立ててください。

 

では早速いきましょう。

 

目次 

 

◆【暗記の極意】最高効率で記憶できる暗記の5原則f:id:benkyouseisekiup:20200515101734j:plain

結論からいきます。  

 

最高効率で記憶できる暗記の5原則とは

=====

①思い出し

②使用頻度

③関連づけ

④緊急性

⑤暗記道具

=====

です。

 

順番にいきます。

 

①思い出し

まず大原則として

暗記は頭を使わないと覚えれません。

 

頭を使うとは

「うーん、何やっけ?」と悩むことです。

 

これがないと

頭になかなか入り込みません。

 

僕は暗記には

「テストが有効」と思っていますが、

やはりテストしながら

「うーん、何やっけ?」という経験がないと

脳に「これ重要!」と覚え込ませることが困難です。

 

これが「思い出し」です。

 

みなさんは

ふだん暗記するときに

「思い出し」をしていますか?

 

もちろん

「見ながらだけでも暗記できる!」という人は

そのままでいいですが、

そうではない暗記が苦手な人、

暗記方法が固まっていない人は

積極的に思い出しを利用することをオススメします。

 

=====

・問題を見る▶︎思い出す

・単語を見る▶︎思い出す

・用語を見る▶︎思い出す

=====

 

このようにこれからは

意図的に「思い出し」を増やしてみてください。

 

思い出した経験値の分だけ暗記できていきます。

 

暗記は結局、「忍耐勝負」です。

 

「うーん、何やっけ?」と

頭を悩ませて忍耐強く考えるからこそ

脳みそに入っていきます。

 

一問一答式のような問題は5秒くらい考えて

わからなければすぐに答えを見て、

そこで覚える時間を取ります。

 

最終的には

1秒以内で即答できる」までしたいので

テンポよく高速回転させることが目標です。

 

「九九レベル」を目指してください。

 

なので

思い出し時間は「5秒以内」の数秒を

高速で回していってください。

 

②使用頻度

「どれだけそれに触れたか?」

 

これがここでの「使用頻度」です。

 

暗記できない人の大きな原因は

「使用頻度の少なさ」にあります。

 

明らかにやっている回数が少なすぎます。

 

3〜4回やって

覚えられません」と言っているような人です。

 

そりゃそうです。

 

そんな数回で覚えられたら誰も苦労しません。

 

基準回数を上げてください。

 

今までやってきた2〜3倍の回数に増やすんです。

 

そして

次の「ものすごく重要な考え方」を持ってください。

 

=====

数回でなんか覚えられるはずがない。

10回以上はやって当たり前。

=====

 

暗記の本質は

「〜しまくる」といった「しつこさ」です。

 

「もうええやろ」と思ってからの「1回」です。

 

暗記できる人は、しつこい人です。

 

しつこくなって

使用頻度を爆上げしてください。

 

ちなみに僕は

学生の頃平気で10回以上やっていました。

 

1つの単語とっても「10回」が基準でした。

 

なので

暗記に困ったことはありませんでしたし、

テストでも覚えていれば取れる問題で失点することは

皆無に近いほどありませんでした。

 

根本に

「覚えていれば取れる暗記問題で落とすなんてあり得ない」

「暗記で落とすなんてもったいないにも程がある」

という「考え方」があったからです。

 

僕はテストしまくる人間でしたので

見たり、書いたり、聞いたりしながら

とにかくテストしまくっていました。

 

こうやって

「使用頻度」を猛烈に上げていました。

 

「暗記方法が確立している」とはこういうことです。

 

ぜひ使用頻度を上げつつ、

「自分なりの覚え方」を開発してください。

 

③関連づけ

ここからはテクニック的な内容です。

 

暗記はなるべく関連づけた方が

覚えやすいです。

 

自分が知っている知識」と結びつけるんです。

 

語呂合わせや語源、

自分なりの関連づけなどなんでもいいです。

 

今後は

こじつけでもなんでもいいので

「関連づけ」をすることを意識して暗記してみてください。

 

たとえば、「語呂合わせ」を例に取ると

593年 聖徳太子が摂政になる」を

丸暗記するとなると大変ですが、

コックさん(593)だよ聖徳太子

と覚えると覚えやすいです。

 

これは「コックさん」という

自分が知っている知識」が

あるからこそできることです。

 

自分が知らない知識だと

関連づけにはなりませんので

そこだけ注意してください。

 

関連づけのポイント」についてお話しします。

 

2点です。

 

=====

・自分にとって引っ張り出しやすいこと

・イメージしやすいこと

=====

 

「関連づけ」は

全部が全部できるわけではありません。

 

「関連づけ」がどうしてもできない場合は

丸暗記するしかない場合もあります。

 

なので

無理矢理「関連づけ」する必要はありません。

 

そのための基準、

関連づけするための基準が

「自分にとって引っ張り出しやすいこと」です。

 

関連づけしてみて

すぐに引っ張り出せるかどうかを

確認してみてください。

 

無理そうなら

「それは自分にあっていない」と考えて丸暗記します。

 

「関連づけ」するのであれば

「自分が引っ張り出しやすいこと」

である必要があります。

 

引っ張り出せそうなら関連づけは成功、

引っ張り出せそうになければ関連づけは失敗、

別の方法を試すか丸暗記に移る、という感じです。

 

「丸暗記に移る」場合は

「①思い出し」と「②使用頻度」ですね。

 

ですので「関連づけ」は

できればラッキーくらいのスタンスでいてください。

 

また「関連づけ」するときは

イメージできるかどうか」も重要なポイントになります。

 

いくら関連づけできても

脳内でパッとイメージできなければ

覚えづらくありますので。

 

先ほどの例で言うと

「コックさん(593)だよ聖徳太子」

聖徳太子がコックさんになってコックコートを着ている

というイメージです。

 

これなら

なんとなくイメージできそうですよね。

 

イメージ化できれば

頭に残りやすいので覚えやすくもなるんです。

 

ちなみに僕が「関連づけ」するときに

何を考えているのかというと

 

」と「前後関係」です。

 

「音の響き的にこれに似てるな」とか

用語1つとっても

「どうやってこれができたのか?」

「でどうなったのか?」

「語源は何なのか?」

などの前後関係や裏情報を捉えるようにしています。

 

だいたいこれで捉えられるので

暗記効率を上げることに成功しています。

 

もちろん無理な場合は諦めて

「思い出し」と「使用頻度」を意識して

コツコツ暗記しています。

 

④緊急性

まずはみなさんへ。

 

こういう経験はないですか?

 

・テスト1日前に暗記物を脳みそにぶち込んだ

・小テスト直前に猛烈に暗記した

 

不思議とこういうときほど

ものすごい集中力で暗記できていきます。

 

「締め切り」や「期限」があるからです。

 

人が本当に力を発揮するのは

こういう「制限時間を意識した時」です。

 

今の例で言うと

テスト1日前」、「小テスト直前」という

「制限時間を意識したタイミング」です。

 

だから集中力が発揮できて暗記できます。

 

もう1つ重要なことがあります。

 

それは「必要性」です。

 

これはものすごく重要です。

 

制限時間を意識すると

「必要性」にかられます。

 

「テストまでに覚えないといけない」

という「考え方」になるからです。

 

以上これらすべてが

暗記の4原則目「緊急性」です。

 

暗記は

「緊急性」を要すれば要するほど

暗記できていきます。

 

暗記に「緊急性」を持たせれば持たせるほど

・集中力が向上する

・焦って覚えようとする

・必要性に迫られる

とメリットだらけです。

 

なので、これからの暗記は

なるべく「緊急性」を持たせて

ダラダラせずにテキパキしてみてください。

 

具体的な方法をお伝えします。

 

=====

ノルマを決めて時間を計ってください。

=====

 

「30分で英単語50個暗記する」

などと決めて「緊急性」を課します。

 

このときは必ず

「30分後に50個の英単語テストがある」

と思い込んで暗記します。

 

なんなら

お母さんやお父さん、先生に

ランダムに問題を出してもらってもいいかもしれません。

 

友達同士で

時間を計ってしてみるのもいいですね。

 

みなさんは「テスト直前」になると

猛烈に暗記すると思います。

 

そのときと

まったく同じ状況」を作り出すんです。

 

そのときにどうしていますか?

 

いちいち覚え方など考えていないでしょうし、

ただがむしゃらに見まくったり、

書きまくったりしていると思います。

 

それでいいんです。

 

「緊急性」を持たせて

時間内に焦りながら暗記してみてください。

 

ほとんどの人がやっていないので

これをするだけで周りから抜きん出られます。

 

焦りながらするなんて

メンタル的にきついですし、

誰もが嫌がることだからです。

 

でもやるだけで

相当力が尽きますし、

勉強スピードが爆上がりします。

 

暗記に「緊急性」を加えてみてください。

 

「勉強への考え方」が変わります。

 

⑤暗記道具

最後の5原則目は「暗記道具」です。

 

現代は

かなりたくさんの暗記道具がありますよね。

 

代表どころで言うと

・単語カード

・まとめノート

・赤シート

・暗記アプリ

あたりでしょうか。

 

暗記が得意な人、暗記上手な人ほど

自分が信頼している暗記道具を持っています。

 

僕であれば「単語カード」、

京大医学部の僕の弟であれば「まとめノート」でした。

 

「問題集その物が暗記道具」

という人もいますよね。

 

いずれにしても

自分にとって覚えやすい暗記道具

を決めて持つことです。

 

これは試すしかありません。

 

色々な暗記道具を駆使して

「あ、これ覚えやす!」というものを

見つけないといけません。

 

先程の暗記道具を使おうかなということであれば

それぞれの特徴を知っておいてください。

 

・単語カード

・持ち運び便利

・サクッと暗記しやすい

・一問一答に適している

・大量の情報量はかけない

・シャッフルできる

 

・まとめノート

・自由度がきく

・多くの情報量をまとめられる

・図や表を書きやすい

・大きさ、色合いなど調整可能

・少し上級者向け

 

・赤シート

・場所で覚えられる

・暗記問題集にはよくついていて使いやすい

・誰にでもとっつきやすい

・チェックペンとの併用ができる

・ポイントポイントでしか覚えられない

 

・暗記アプリ

・素早く作成できて情報量がほぼ無限

・使いこなせられれば勉強効率爆上がり

・いつでもどこでも暗記できる

・広告が出てくれば集中力ダウン

・他のアプリを開いてしまう危険性アリ

 

暗記道具によって

「使い方の違い」が多少なりともありますので

暗記の目的に応じて使い分けてみてください。

 

初めは

「赤シート」か「単語カード」からでいいと思います。

 

あまり暗記道具を増やしすぎると

管理するのが面倒なので

まずは「1つ」に絞り込んだ方がいいですね。

 

「これ!」と決めた暗記道具を使い倒してください。

 

暗記していくためには

「暗記道具」が必要です。

 

ですので

最後の5原則目として追加しました。

 

最後に。

 

暗記道具は

いかに触れて思い出したか?」という

「①思い出し」と「②使用頻度」が重要です。

 

なので

できる限り「身近にある状態」を実現してください。

 

「常に目に入るところ」にあれば

いつでもどこでも暗記できます。

 

ぜひ

スマホよりも暗記道具が目に触れている

という状態を目指してみてください。

 

最高効率で記憶できる方法です。

 

◆まとめ

今回は

 

【暗記の極意】

最高効率で記憶できる暗記の5原則

 

というテーマでお話ししてきました。

 

=====

①思い出し

②使用頻度

③関連づけ

④緊急性

⑤暗記道具

=====

 

これら5原則は暗記の極意です。

 

5原則を使って、暗記していけば

最高効率で暗記していけるはずです。

 

勉強は

「自分に合った勉強法」を

いかにいち早く確立できるかです。

 

5原則の中でやっていなかったもの、

補う必要があったものがあれば

ぜひ加えてみてください。

 

これまでと大きく暗記の仕方が変わり、

驚くほど覚えられるようになるかもしれません。

 

暗記を極め、爆伸びしてください。

 

 

 

 

 

 

 

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