９月１日まで。
今回の投稿は、この期限付きでの投稿です。
１年で１回しかない「９月１日」までに
「これだけは絶対にして」というものをお伝えします。
それも「たった１つ」。
はっきり断言できますが、９月１日までに今回ご紹介する
「たった１つのこと」ができている中高生はまずほとんどいません。
多くの人の脳裏にすらよぎらないからです。
・これはどういうことか？
・ではどうやってすればいいのか？
内容とやり方をじっくりお話ししていきます。
ちなみに今回の内容は
必ず「９月１日までに」してください。
９月以降は夏休みが明け、学校も始まり、
それどころではなくなってきます。
また、夏明けにしておかないと
「よし、９月からやるぞ」という覚悟を決めることもできません。
「９月１日が来てからでは遅い」と考え、
９月１日になるまでにしておいてください。
ではいきましょう。
９月１日までにする「たった１つのこと」。
「誰もやっていないコレ」で
周りと圧倒的差をつけてください。
中身に入ります。
目次
◆９月１日までに見てください。
結論からいきます。
今回の結論
９月１日までにする「たった１つのこと」とは何か？
それは・・・
冬休みまでの計画作成
です。
「いやいや、夏休み終わる今このタイミングで何言ってんの？」
多くの人がそう感じると思います。
今は「夏休みが終わる間際」。
これから夏が明け、
１年の後半がスタートするという時期です。
そんな時期にも関わらず
「さて、冬休みまでの計画を作りましょう」
と言っていますので疑問に思う人は多いはずです。
ほとんどの人は
夏休みが終わる＝夏休みが明ける＝これから２学期が始まる
という考え方だからです。
でも、考え方を変えてください。
考え方はこうです。
夏休みが終わる＝夏休みが明ける
＝これから冬休みに向けて動いていく
冷静に考えればこういう考え方もできます。
「夏が終わった」「２学期が始まる」
こういう「点の考え方」はみんなします。
みんながすることをしていてもみんなと同じです。
みんながしていない「線の考え方」で
周りと差をつけてください。
「夏明け〜冬休みまで」
という線の考え方を取り入れるんです。
「何かが始まる」ということは
「何かが終わる」ということでもあります。
「始まり」という「点」だけではなく、
「終わりまで」という「線」を考えてください。
そうすれば長期的視点で
「今本当にすべきことが何か？」が見えてきます。
といってもイメージがつきにくいと思いますので
ここからは「冬休みまでの計画作成」について
具体的にじっくりお話ししていきます。
なおここからの内容は
紙にどんどん書き出していってほしいので
ぜひ紙とペンを出してお聞きください。
「僕が話す→紙に書いて可視化する」により、
これからやる内容が見え、
「本当にすべきことが何か」が分かってきます。
ではいきます。
まず今回の「終わり」である
「冬休みまで」について考えます。
「冬休み」は
多くの場合「１２月中旬」から始まります。
今は８月下旬なので「ほぼ９月である」とすると
冬休みまで
９月〜１２月中旬▶︎４ヶ月半
ということになります。
冬休みまであと４ヶ月半です。
日数にすると
４ヶ月半＝３０日×４＋１５日＝１３５日
です。
＝＝＝
冬休みまで「あと１３５日」
＝＝＝
これがみなさんに与えられた「冬休みまでの期間」です。
と言われてもまずピンと来ませんよね。
「あと１３５日か、めっちゃあるやん」
と思う人がほとんどでしょう。
なぜか？
長期だからです。
長期になればなるほど人は
「まだ時間ある」と考え、自ら行動を起こしません。
そうではありませんか？
「夏休み開始時」を思い出してください。
みなさんは「夏休み開始時」に
「夏休みが終わるまでのこと」を考え、
計画立てし、ここまで勉強してきましたか？
ほとんどの人はそうではないはずです。
「夏休み４０日か。まだ時間あるな」
こう言って夏休みを過ごし、
気がつけば、１０日、２０日、３０日・・・と経ち、
ここまできたのではありませんか？
「開始時」に「終了時」を考えなかったから
こうなったんです。
「始まり」に「終わり」はつきものです。
始まり〜終わり。
線です。
もっと線的な思考でこれから動いていきましょう。
冬休みまであと１３５日。
長いです。
線的な思考が持ちづらいです。
だったら「細分化」してみましょう。
１３５日を細分化して、
「今本当にすべきことは何か」にまで分解すればいいです。
以下の３ステップを踏みます。
＝＝＝
①状態目標を決める
②数字を加える
③割り算で細分化する
＝＝＝
順番にいきます。
①状態目標を決める
まずは「１３５日後の状態目標」を決めます。
「冬休みまでにどうなっているか？」を決めてください。
その際に問題集ベースで状態目標を考えます。
例を挙げます。
（例）
・英単語帳１冊が完璧になっている
・古文単語帳１冊が完璧になっている
・英文法書１冊が極まっている
・数学の問題集の半分が極まっている
・現代文の問題集が極まっている
１３５日後をイメージして
状態目標を決めてください。
オススメは例のように
「完璧になっている」「極まっている」で終わることです。
「この問題集を極めてやる」くらいの心持ちでちょうど良いです。
例では、問題集名をザックリ書いていますが、
みなさんは「自分が使う問題集名」や「これから使う問題集名」を
具体的に書いていただければOKです。
状態目標を決めることで
「１３５日後」が明確にイメージできます。
イメージできれば
「冬休みまで何すればいいか？」が見えるので
行動力がぶち上がります。
多くの人は「状態目標」を持っていません。
状態目標がない
＝何すればいいかわからない状態
です。
これでは行動できません。
行動するためには
「まず状態目標を決めること」です。
人が動くのは
「未来こうなっている」が明確になったときです。
ここまでできれば次です。
②数字を加える
状態目標に「数字」を加えていきます。
横に赤で書いておくといいです。
先ほどの例を使います。
＝＝＝
（例）
・英単語帳１冊が完璧になっている（2000語）
・古文単語帳１冊が完璧になっている（315語）
・英文法書１冊が極まっている（250ページ）
・数学の問題集の半分が極まっている（例題150題）
・現代文の問題集が極まっている（120ページ）
＝＝＝
こんな感じで
・語数
・ページ数
・題数
といった「数字」を加えます。
「状態目標」に「数字」を加えることで
「どれくらいやればいいのか？」が明確になるので
さらに行動しやすくなります。
「状態目標に数字を加える」は
多くの目標達成に使えます。
テスト対策や過去問対策にも使えるので
この方法はぜひこの機会に覚えておいてください。
数字が加わりパワーアップすれば最後のステップです。
③割り算で細分化する
最後は、ただ「割る」だけです。
割り方はいろいろありますが、
ここでは次の３つの割り方を覚えておいてください。
÷4.5
÷19
÷135
お分かりになる人もいると思いますが、
÷4.5 →１ヶ月単位（135日＝約4.5週間）
÷19 →１週間単位（135日＝約19週間）
÷135 →１日単位
です。
これでそれぞれ細分化しています。
細分化することで
・１ヶ月単位でどれくらいすればいいのか？
・１週間単位でどれくらいすればいいのか？
・１日単位でどれくらいすればいいのか？
がわかります。
たとえば、先ほど例で挙げた
「英単語帳１冊が完璧になっている（2000語）」
であれば
・2000÷4.5＝約444語/月
・2000÷19＝約105語/週
・2000÷135＝約14語/日
と月単位、週単位、日単位で
やるべき量が確定していきます。
まずは、状態目標の数字に対して
「÷4.5」「÷19」「÷135」
をしてみてください。
先ほどの例を使うと、次のようになります。
＝＝＝
（例）
・英単語帳１冊が完璧になっている（2000語）
→（月）444語（週）105語（日）14語
・古文単語帳１冊が完璧になっている（315語）
→（月）70語（週）16語（日）2語
・英文法書１冊が極まっている（250ページ）
→（月）55ページ（週）13ページ（日）1ページ
・数学の問題集の半分が極まっている（例題150題）
→（月）33題（週）7題（日）1題
・現代文の問題集が極まっている（120ページ）
→（月）26ページ（週）6ページ（日）0.8ページ
※小数第１位以下は切り捨てています。
＝＝＝
これで完成です。
あとは、このペースを維持すべく
手帳やカレンダー、計画表で管理していけばOKです。
特に見るべき数字は「週単位の数字」です。
例であれば、次の通りです。
・英単語帳→（週）105語
・古文単語帳→（週）16語
・英文法書→（週）13ページ
・数学の問題集→（週）7題
・現代文の問題集→（週）6ページ
１週間で
・英単語105語は完璧になったか？
・古文単語16語は完璧になったか？
・英文法書13ページは完璧になったか？
・数学の問題集７題は完璧になったか？
・現代文の問題集６ページは完璧になったか？
こんな感じで１週間ごとに振り返りをして、
状態目標達成に向けた個数やページ数が問題ないかを確認していきます。
・ペースが崩れていて数が少なければ、次週増やす
・ペースに問題ないならそのまま行く
・ペースが思った以上に進んでいれば維持するか上げる
のようにするとペース配分に応じてその週、勉強計画を変えられます。
こうやって、週単位で管理していくといいです。
「日単位」だと、少しでも崩れれば
一気にやる気が失せてしまいますし、
「月単位」であれば、
「まだいいや」と長期的思考になりやすいです。
なので「週単位」がちょうどいいですね。
以上から「冬休みまでの計画作成」は、最終的には
「週単位に落とし込む」にまで持っていってください。
その中で「サブ」として、
・より短期の日単位のペースはどうか？
・より長期の月単位のペースはどうか？
といった日単位、月単位を見ながら
ペース配分を確認していきます。
これで「状態目標達成」をより確実なものにします。
ここまでをまとめます。
９月１日までにする「たった１つのこと」とは
冬休みまでの計画作成。
冬休みまでの計画作成方法は次の通りです。
①状態目標を決める
→「135日後どうなっているか？」を問題種ベースで可視化する
②数字を加える
→状態目標に数字を加える
③割り算で細分化する
→4.5、19、135で割って月、週、日単位にまで細分化する
ここまでを9月1日になるまでにやってください。
３０分もあれば十分終わります。
9月1日までに
・「冬休みまでの計画作成」に３０分使うのか？
・「違うこと」に３０分使うのか？
全く違う未来になることを保証しておきます。
・今から３０分でやる
・明日朝イチで３０分やる
・明日２０時〜２０時半でやる
・土曜日１０時〜１０時半でやる
ぜひやるタイミングを決めて取り掛かってください。
もちろん
今すぐコメント欄に書き出していただいても構いません。
それでは、
「今自分が本当にすべきことは何か」
を考えて動いていってください。
「冬休み」は刻一刻と迫ってきています。
これからもこのチャンネルでは
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