「英語がどうしても苦手でいつも英語が足を引っ張ります」
「英語の偏差値を上げたいのですが、勉強法がわかりません」
「偏差値を爆発的に上げる英語の勉強法を教えてください」
今回は、この質問にズバッとお答えします。
いきなりですが、やることはたった1つ。
今回ご紹介する
「たった1つの勉強法」を
実践し続けてください。
英語の成績、偏差値を上げたければ
今回の勉強法たった1つで十分です。
巷ではいろいろな勉強法が紹介されますし、
僕もこれまで「単語の覚え方」や「文法の勉強の仕方」、
「音読が英語最強の勉強法ですよ」などと話してきましたが、
今回は厳選して1つに絞り込み、
「これしておけばまずハズレはないし、爆伸びする」
と考える勉強法をお伝えします。
それくらい爆伸びする勉強法ですし、毎年僕が
「中学生の偏差値70超えを達成している勉強法」
でもありますので安心してお使いください。
英語はすべての教科で最も重要な教科です。
高校受験、大学受験、資格試験で本当に良く使われる教科ですし、
「英語ができないと試験でかなり不利になる」と言えるくらい
重要な教科だからです。
今回ご紹介する
「たった1つの勉強法」で英語を得意に変え、
偏差値を爆上げするきっかけにしてください。
中身に入ります。
目次
◆英語の偏差値を爆上げする「たった1つの勉強法」
結論からいきます。
今回の結論
英語の偏差値を爆上げする「たった1つの勉強法」
とは何か?
それは
分解インプット勉強法
です。
僕が造った言葉ですので
聞いたことがないと思いますが、
この勉強法で偏差値を爆発的に上げます。
まず「分解インプット勉強法」とは何かを説明します。
分解インプット勉強法とは
英文をバラバラにして要素分割し、
それぞれに対して、理解と暗記を固める勉強法です。
と言ってもイメージがつきにくいと思いますので
実際に英文を見ながら説明していきます。
次の英文を見てください。
===
This recycled water can be given to animals and used
to supply land with water so that crops will grow.
===
こちらの英文は
偏差値75を超えるあるトップレベルの高校で出た
「日本語訳せよ」という問題です。
中学生にとっては訳すのがなかなか難しい英文ですが、
この英文に対して、分解インプット勉強法を使っていきます。
まずは「分解」からです。
英文を次のように分解します。
This recycled water / can be given / to animals / and used
/ to supply land with water / so that crops will grow.
分解するときは、このように
「スラッシュ( / )」を入れるといいです。
もちろん( )、[ ]、< >などで
構造把握するする先生もいますのでそれでも構いません。
ここでは「英文を分解する作業が重要」と考えてください。
なぜなら、長く複雑な英文は
分解しないと意味が取りにくいからです。
短い英文であれば
そこまで分解する必要はないですし、
その勉強に悩む人はまずいません。
悩むのは
ほとんど長く複雑で意味が取りにくい英文です。
では続きです。
僕はスラッシュを入れて分解しましたが、
ここで必ず出てくる質問として
「どうやって分解したの?」です。
この英文では
・主語と動詞で分解する
・前置詞で分解する
・接続詞で分解する
・意味のまとまりで分解する
をしました。
つまり、
This recycled water(主語) / can be given (動詞) / to animals (前置詞)
/ and used(接続詞)/ to supply land with water(意味のまとまり)
/ so that crops will grow.(接続詞)
こんな感じです。
大きくは2つです。
(1)主語と動詞で分解する
(2)品詞と意味で分解する
これら2つをするだけでもかなり分解できます。
あとはそれぞれに対して、訳出していきます。
・This recycled water → リサイクルされた水
・can be given → 与えられる
・to animals → 動物に
・and used → 使われる
・to supply land with water → 土地に水を供給するために
・so that crops will grow. → 作物が育つために(ように)
これであとは組み合わせて日本語にすると出来上がりです。
ちなみに答えの日本語訳は
===
リサイクルされた水は動物に与えられ、
作物が育つように土地に水を供給するために使われる。
===
です。
と、ここまでざっと分解してきましたが、
実際にするときは「どこかで詰まるもの」ですし、
もっと質高く細かく分解する必要があります。
また、この話から
・では実際に勉強するときにどう活用していけばいいのか?
・それをすることでなぜ偏差値が上がるのか?
という疑問が残るはずですので1つずつ見ていきます。
まずは
「どこかで詰まるもの」
「質高く細かく分解する」
について。
たとえば、例を挙げた英文でつまりそうな箇所としては
・「This recycled water」のrecycled は何か?
・「and」は何と何を結ぶ?
・「to supply land with water」をどう訳すか?
・「so that crops will grow」をどう訳すか?
です。
ここで
・recycledは「過去分詞」で「リサイクルされた」
・andは、givenとusedを結ぶ
・supply A with B「AにBを供給する」
・so that s V「sがvするために」
などと答えられないといけません。
つまり、
「こういった知識をインプットしておかないといけない」
ということです。
これが分解インプット勉強法の「インプット」です。
僕は
分解インプット勉強法とは
英文をバラバラにして要素分割し、
それぞれに対して、理解と暗記を固める勉強法です。
と言いました。
英文をバラバラに要素分解すれば
そのあとは理解と暗記が必要です。
理解と暗記が「インプット」にあたりますが、
これができていないと、正しく英文は把握できません。
実は、多くの人が気づいていません。
英語の勉強とは
要素分解→理解&暗記することである。
英語の勉強が正しくできていない人は
なんとなくで英文を訳したり、感覚や雰囲気で英文を読んでいます。
きちんと要素分解し、
1つずつを正確に理解&暗記していくのが英語の勉強であり、
そういう勉強が英語を伸ばす勉強です。
ここで必ず
「え、でも単語は使えないと思いますが、単語はどうなんですか?」
「リスニングや文法、英作文、並べ替えの勉強はどう使えばいいんですか?」
というような質問が出てくると思いますが、
これらも本質的には全く同じです。
要素分解の究極系が「単語」であり、
リスニングや文法、英作文、並べ替えの勉強法も英文が存在し、
要素分解して、正しく把握する必要があるからです。
「単語」の勉強は、すでに1単語なので
要素分解する必要がないのである意味ラクです。
その単語について理解&暗記をすれば終わりです。
「リスニング」なら
聞き取れない英文を要素分解して、
聞き取れなかった部分を集中的に勉強する。
「文法」「英作文」「並べ替え」なら
・要素分解できなかったところはどこか?
・何を理解&暗記していなかったのか?
を突き止め、できていなかったところを集中的に勉強する。
よく覚えておいてください。、
===
「要素分解→理解&暗記」のプロセス内で
「何に集中して勉強するのか」を決めて勉強する
===
これが「分解インプット勉強法」です。
次に
「では実際に勉強するときにどう活用していけばいいのか?」
について。
最も重要な考え方は「分解思考」です。
みなさんは英語を勉強するときに「英文」に触れるはずです。
単語の勉強をするときでも
「例文」や「フレーズ」に触れたりするかもしれません。
英文を見た瞬間に分解する癖をつけてください。
僕がやったようにスラッシュで分解するでも
カッコで分解するでもいいです。
とにかく分解してください。
もしどう分解すればいいか分からなければ
先生に聞くでもChatGPTに聞くでもいいです。
僕は毎日のようにChatGPTを利用していますが、
ChatGPTの「分解力」は素晴らしいです。
英文を写真に撮って添付するか、英文を打ち込むかして、
「この英文の構造を分解して教えて」と聞くだけで
事細かに分解してそれが何を意味するのかを教えてくれます。
正直、先生が不要になりますw
かなり使える方法なのでぜひしてみてください。
分解できれば、そこから理解&暗記していきます。
分解した各部分に対して、
次の4つのチェックリストで自分に質問して解決していきます。
===
分解した各部分に対して
✅ それは何なのか?
✅ なぜそうなるのか?
✅ どんな文法を使っているのか?
✅ 何を覚えないといけないのか?
===
これら4つを解決するだけでも
理解力がぶち上がり、覚えるべき内容の暗記ができます。
先ほどの英文であれば
This recycled water can be given to animals and used
to supply land with water so that crops will grow.
赤、青、緑の部分に対して、
・andがgivenとusedを結ぶ →理解する
・supply A with B「AにBを供給する」 →暗記する
・so that s v「sがvするために」 →暗記する
という感じです。
こんな感じで要素分解して、
それぞれに対して理解&暗記するのが「分解インプット勉強法」です。
では最後に
「それをすることでなぜ偏差値が上がるのか?」
についてお話しします。
これはものすごくシンプルで次の通りです。
英語のテストでは
100%英文が出てくるから。
みなさんは英語の定期テスト、模試、実力テスト、過去問で
「英文が一文も出なかったテスト」を経験したことがありますか?
経験したことないですよねw
英語のテストでは、100%英文が出ます。
つまり、
英語のテストで点数を取るためにはこう考えることができませんか?
===
英文が完璧に理解&暗記できていれば
テストの点は取れる
===
英語で点数を上げるためには、
英語の成績、偏差値を上げるためには
英文を完全攻略すること。
これに尽きます。
ではどうやって完全攻略するのか?
ふだんから完全攻略する練習をすることです。
だからこその分解インプット勉強法です。
どうせ「テスト」で英文を要素分解して、理解&暗記したことを使って
英文を完全攻略する必要があるのであれば、
ふだんから英文を完全攻略する練習をしておけばいいんです。
というか、そもそも
正しく早く問題を解くためには、
英文を完全攻略しておくことは必須です。
よく考えてみてください。
みなさんが
「自信を持って問題が解けたとき」
はどういうときでしょうか?
「英文が正しく正確に完全攻略できていたとき」
ではないでしょうか?
実は英語の勉強は、広い視野で抽象度高く見ると、
すべて要素分解→理解&暗記している勉強をしていることになります。
このことに気づき、
ふだんから「分解インプット勉強法」をしていけば、
それがテストの練習になり、
おのずと英語の成績、偏差値を上げていくことができます。
全教科に対して言えますが、
普段している勉強はテストで結果を出すための勉強です。
であるのであれば
「テストでどんなことをするのか?」
「テストでどんな問題が出るのか?」
という「未来」を考え、
「では今何をすべきなのか?」
という「今」を考えて動いていけば
自ずと「テストで結果を出す勉強」ができます。
未来のテスト→今の勉強
線で繋げてください。
そんな未来と今を線で繋ぐ勉強が
「分解インプット勉強法」です。
これからもこのチャンネルでは
みなさんの成績、偏差値をぶち上げる勉強法を
バンバン投稿していきます。
そういった記事を見逃したくない人、
マジでこれから勉強で人生変えたいという人は
読者登録しておいてもらえればと思います。
YouTubeチャンネル「塾講師ヒラ」、
YouTubeチャンネル「ヒラクラス」、X、Voicy、でも
勉強法の発信や勉強相談にたくさん回答していたり、
YouTubeで未公開の内容も投稿していますので
もし興味がある人はフォローお願いします!
ということで
今回もありがとうございました!
また次回お会いしましょう!
◼️書籍
◎『勉強も人生も成功する 考え方こそ最強の勉強法』
◎『勉強嫌いでもドハマりする勉強麻薬』
https://x.gd/Vf5FT
◎『勉強は考え方がすべて』
https://amzn.to/3bH9gYZ
これら3冊でみなさんの勉強人生をひっくり返します。
◼️YouTube「塾講師ヒラ」
https://www.youtube.com/channel/UCpxpcJZSb5EXrSFZE6n-BkQ
▶️勉強人生をひっくり返すチャンネルです!
◼️YouTube「ヒラクラス」
https://youtube.com/channel/UCocRaNwufRjpuS79u9OT4sA
▶️みなさんからの質問に答えるチャンネルです!
https://www.instagram.com/hira_juku/
▶︎他SNSでは発信していないコンテンツを投稿しています!日々フォロワーのみなさまともやり取りをしています!
◼️X
https://twitter.com/hirastudy
▶️「受験の極意」を発信しています!
◼️TikTok
http://www.tiktok.com/@hirastudywithme
▶︎YouTubeショートの先行配信をしています!
◼️Voicy
https://voicy.jp/channel/2554
▶️「勉強人生を変えるラジオ」を配信しています!
◼️ LINE@
▶️成果のご報告や勉強記録などで
みなさんとコミュニケーションをとっております。
個別でのご質問やご相談は
有料でのみひっそり受け付けております。
ID検索▶️@179aadun