ヒラです！
今回は３人のために書きました。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
①通学時間を勉強時間に変えたい人
②通学時間中の勉強法が知りたい人
③通学しながら成績・偏差値を上げたい人
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
通学時間。
これほど蓄積されて
勉強時間が有効活用できる時間帯はありません。
僕は高校生の頃、電車通学でしたが、
通学時間中はすべて
『システム英単語』の暗記に費やしていました。
通学時間が30分ほどで
高校3年間ほぼ毎日英単語を覚えていたので
合計300時間くらいは通学時間だけで
英単語の暗記ができていました。
「通学時間中に英単語を暗記する」
が完全に習慣になっていました。
なので
英単語の暗記場所は常に「電車」でした。
こんな感じで
通学時間をうまく使えば
物凄い量の勉強が可能です。
今回はそんな通学時間の勉強法を
４つお話ししていきます。
タイトルにもあるとおり
「非常識」なので、まずほとんどの人が
やっていないんじゃないかと思う勉強法です。
なるべく本質的で
結果が出せる方法にしましたので
ぜひ1つでも取り入れていただければと思います。
これまでの通学時間を変えてください。
いきましょう。
目次
◆【まず誰もやっていない】非常識な通学時間の勉強法【まとめ4選】
結論からいきます。
非常識な通学時間の勉強法【まとめ4選】とは
＝＝＝
①モノの存在理由
②×潰し
③倍速視聴
④テスト
＝＝＝
です。
順番にいきます。
①モノの存在理由
いきなりぶっ飛びます。
通学時間の勉強と
ふだん家でするような勉強の違い。
それは
「外か否か」ということ。
通学時間は
外に出て、自転車に乗ったり、
電車通学したり、歩いたりしますよね。
これは家ではしないことです。
すると
家では見られない
いろいろなものが目に飛び込んできます。
「いろんなモノ」。
これについて
深く考えてみるんです。
それが
「モノの存在理由」です。
たとえば、こんな感じです。
通学中に歩いていたら
「新しいお店」ができていた。
・なぜこの場所にしたのか？
・なぜこの時期なのか？
・なぜこのお店なのか？
・どんな戦略で作ったのか？
電車に乗っている時に
「かさ」がおき忘れてあった。
・なぜ置き忘れたのか？
・傘から考える人物像は？
・この人は今どうなったいそうか？
・自分なら置き忘れないようにどう工夫しようか？
学校まで自転車に乗っている時に
「公園」が目に飛び込んできた。
・なぜこの公園はあるのか？
・誰がいつ作ったと想像できるか？
・なぜこの場所なのか？
・遊具にどんな意図があるか？
考えられることは
いくらでもあります。
そうとう変な人ですが、
ものすごくこれだけで勉強できます。
ちなみに僕は
いつもチャリンコで塾まで行っていますが
目に止まるモノについて
「存在理由を考える」という変人です。
思考するだけなので
誰にも見られませんし、分かりません。
ただこれだけで
「3つ」もすばらしいものが手に入ります。
＝＝＝
①思考力育成
②モノへの好奇心
③入試への対応
＝＝＝
1つのモノについて
考えることは思考する力をぶち上げます。
ふだん意識していないことに
あえて故意に意図的に目を向けていくことほど
頭を使うことはないからです。
そうやって
ふだんならスルーする
「モノ」について考えることで
「好奇心」が生まれてきます。
そして、調べます。
通学中に見えたモノに対して
「そもそも何のためにマンホールがあるのか？」
「電柱の役割って何なん？」
「あの噴水ってどういう仕組みで出てるん？」
という疑問を持てば答えが知りたくなるからです。
実はこういうことは
入試問題でも出たりします。
超絶エリートが集う
日本トップレベルのある高校の
英語の入試問題では
「こたつ」について
40語程度の英文を書きなさい。
というような問題が出ました。
身近にあるものに
どれだけ興味を持っているか？
が問われる問題ですね。
こういう入試問題は
割と多くあったります。
「ふだんから
何を見て、何を考え、どう生活しているか」です。
通学中に見た「モノ」を「問題」へと変換し、
頭を使って「モノの存在理由」を考えてみてください。
勉強が面白くなるとともに
好奇心が掻き立てられます。
どうせなら通学するなら
「価値ある通学時間」にしてみてください。
②×潰し
勉強で最もイヤなこと。
それは
「間違えた瞬間」です。
間違えた時ってイヤですよね。
解説を読まないといけないし、
解き直しをしないといけないし。。。
でも伸びるためには
どうしてもしないといけない・・・
こういう瞬間に大切なことは
「いかにハードルを下げるか」です。
間違えたときって
解き直しや覚え直すのに
ものすごく体力がいるように感じます。
現にそうなんですが、
これを考えすぎてしまうと
ピタッと行動が止まってしまいます。
そして
「間違えた問題の放置」が起こってしまいます。
とうぜんこうなると成績は伸びません。
そこで
「通学時間にする」という方法です。
間違えた問題は通学時間に
「ダらっとやる」くらいにして
ハードルを下げます。
家でガチガチになってイスに座ってやるよりは
通学時間の方が「軽い気持ち」でできますよね。
「場所」を変えることで
気分やテンションって変わるものなんですよね。
僕は相当気合を入れたYouTube台本を作るときは
高級ホテルのラウンジに行って
たっかいお金を出して記事を書いたことがあります。
「若造が何してんねん」
みたいな顔で見られましたがｗ
一方、寝そべりながらベッドで
企画を考えたりすることもあります。
これほど
「場所」による効果は大きいです。
ここでは
「×潰し」をします。
間違えた問題のみを炙り出しておいて
その問題だけを通学時間中にします。
バスや電車の席に座りながら
あるいは立ちながら解説を読んだり、
答えを思い出したりするだけです。
書いたりしないので
手軽にできます。
ただ解説絵を読んだり、
答えを思い出したりするだけですので。
これにより
通学時間中に一歩でも前進できます。
さらに良いことに
通学時間中に間違えた問題ができるように変われば
通学時間の勉強で成績をぶち上げることができます。
たとえ終わらなかったとしても
「少しやった状態」なので
すべてやり切りたくなってきます。
これを心理学用語で
「ツァイガル二ク効果」といいます。
人は「達成できたこと」よりも
「達成できなかったこと」の方が
よく覚えているものなので
早くすべてやり切りたくなるんですよね。
「×潰し」は
そんなに多くなくていいです。
あらかじめ決めた
間違えた問題を「1問だけ」するでも十分です。
あまり多すぎると
ハードルが高くなって逆効果ですので。
通学時間で
できなかった問題をできるように変える。
こういう
「本質をついた勉強」をし続ければ
成績・偏差値が上がるのは時間の問題です。
ぜひとも「通学時間」を
そういう時間にしてください。
③倍速視聴
これはぜひともオススメしたい
通学時間の勉強法です。
みなさんは
ふだん音声や動画を視聴するときに
「倍速機能」を使いますか？
僕はめちゃくちゃ使います。
特に「何かの解説動画」などは
ほとんど倍速で聞きます。
効率が良いのと
多くの本数見れるからです。
「10分の動画を1本見る」とすれば
2倍速だと20本見れます。
つまり
まったく同じ時間で
「2倍の数の動画」に触れられるんです。
また頭の回転が速くなりますし、
なぜかその倍速に慣れて
「自分の行動スピードも速くなる」
というおまけもついてきます。
そのおかげかはわかりませんが、
僕は話すスピード、歩くスピード、
チャリンコをこぐスピードが
書くスピードが速くなりましたｗ
倍速で聞き続けると
人間はそれに順応してきます。
今まで1倍速だったのが
2倍速の世界に慣れるんです。
そうなると
倍速の世界がふつうになります。
物事の処理速度が
爆発的に上がるんですよね。
特に通学時間は
なかなか勉強する体制でなかったりするので
耳にイヤホンをぶち込んで勉強内容を
倍速で聞き続ければ多くの数を反復学習できます。
自分の声で録音したものでも
問題集についているCDをダウンロードしたものでも
YouTubeの授業動画でもいいですので倍速視聴してみる。
すると
今までの基準スピードが上がり、
短時間で多くのことがこなせる体になっていきます。
通学時間は
「耳で倍速学習する時間」に
してみてもいいかもしれません。
ぜひ
「倍速マン」になってみてください。
④テスト
いきなり
「考え方」からいきます。
＝＝＝
通学時間は、テスト時間
＝＝＝
「テスト」という１単語を聞いて
イヤな顔をして、今にも暴れ出しそうな人が
10人中8人はいると思います。
ですが
勉強に対して「高い志を持つ人」は
ぜひ実践してみてください。
通学時間中に
「テスト」という「緊張感」を持つ勉強をすることで
「メンタル」が鍛えられます。
通学時間は1週間の中でも
5日程度と高い割合なはずです。
行き帰りだと
10回近くは1週間の中で通学します。
毎回テストしていたら
1か月で40回です。
これだけやれば
テストへの緊張感なんて
きれいさっぱりなくなりますし、
メンタルも安定し、それどころか
鋼のメンタルが手に入ります。
「通学時間になるとテストしなきゃ。。。
緊張する。。。ああ、時間が、、、」
なんて毎日していたら
そりゃ自分のレベルは上がっていきます。
そう。
通学時間の良いところは
「緊張感」や「メンタル」を強化すること以外にも
「制限時間があるところ」にあります。
電車であれ、バスであれ
「乗車時間」はだいたい決まっていますよね。
乗車時間＝制限時間です。
この時間の中で
決めたテストを仕切るんです。
人によって時間は異なりますので
その乗車時間内でできそうなことを
テストします。
・前日覚えた単語のテスト
・数学の解き方の確認テスト
・まとめノート2ページ分を赤シートでテスト
・社会の用語を30個テスト
・理科の名称を1ページ分テスト
などできることはいくらでもあります。
・今の自分の現状
・乗車時間
・乗車場所
・座れるか否か
・テスト問題のサイズ
などを考えながら
「通学時間テスト」を行ってみてください。
価値あり、効果ありの勉強になるはずです。
◆まとめ
今回は
【まず誰もやっていない】
非常識な通学時間の勉強法【まとめ4選】
というテーマでお話ししてきました。
＝＝＝
①モノの存在理由
②×潰し
③倍速視聴
④テスト
＝＝＝
勉強自体はシンプルですが、
通学時間でもできる勉強法です。
なるべく
「本質」に近づけることを意識した
「４つの勉強法」ですので
結果を出すことに貢献するはずです。
通学時間を勉強時間へと変えられれば
勉強時間はどんどん増えていきます。
時間は有限です。
この限りある時間の中で
いかに工夫して密度の濃い時間を過ごすか？
通学時間を
価値ある時間に変えられる否か？
自分の行動次第です。
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