後悔
...やってしまったことに対して、後から悔やむこと。
勉強していれば
「これ、マジでやらなきゃよかったな...」
「この勉強、全く意味なかったな...」
という「後悔」した経験は誰しもあるはずです。
後から悔やんでも仕方ないですが、
こういったことを続けていると自信がなくなってきますし、
最悪の場合、「何やってもダメかもしれない」という
考え方になる可能性もあります。
こうなると勉強するのが億劫になり、
どんどん勉強から離れていく。
もう勉強したくないからしない。
テストで取れる問題が少なく、点数が取れない。
この悪循環を引き起こします。
すべての原因は「勉強への後悔」からです。
やった勉強に後悔する
▶︎また後悔する
▶︎後悔がずっと続く
▶︎勉強が嫌だ
▶︎勉強しなくなる
「反省点が多すぎて、良かったことや頑張ったことを
振り返る余裕すらない状態」
です。
だから「勉強するメリット」を感じなくなり、
勉強から離れ、勉強しなくなる。
当然、誰しもこんな状態にはなりたくないはずです。
そのためには
「ある1つのことだけ」を
徹底的にやっていく必要があります。
勉強に後悔を残すのは
この「ある1つのこと」が全くできていないからです。
逆にいうと、この1つさえできれば・・・
勉強への後悔は消える
ということです。
今回の投稿内でじっくりお話ししていきます。
また、今回は「ある1つのこと」から派生させ、
「マジでやらなきゃよかった勉強法」を2つご紹介します。
勉強への後悔を消し、爆伸びする勉強法です。
これは僕がこれまで10年以上塾講師をし、
自分でも後悔している勉強法、1,000人以上の生徒を指導し、
「やるべきではなかった」と強烈に感じた勉強法です。
「まとめノートを作る」
「音楽を聴きながら勉強する」
「教科書や問題集に線を引く」
みたいな巷でよく言われるようなことは言いません。
もっと根深く多くの人がしてしまっている勉強法
マジでやらかしている勉強法です。
そして、
自分では気づきにくい勉強法
です。
ぜひ「自分の勉強法」を見直し、
「爆伸び」のきっかけにしてください。
勉強法の変化で偏差値が化けることなんて
普通にありますからね。
今回のような「勉強法」のお話の他、
勉強から抜け出せなくなる方法、勉強依存を意図的に引き起こす方法を
全てまとめた『勉強嫌いでもドハマりする勉強麻薬』を出版しました。
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===
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===
では中身に入ります。
目次
◆【後悔】マジでやらなきゃよかった勉強法2選
マジでやらなきゃよかった勉強法2選
①わからない問題を考え続ける
「マジでやらなきゃよかった勉強法」の1つ目は
「わからない問題を考え続ける」です。
結構してしまっている人は多いのではないでしょうか?
この勉強法がよくない理由は次の2つです。
===
(1)コスパが悪すぎるから
(2)メンタルに悪影響を及ぼすから
===
まずは、「(1)コスパが悪すぎるから」について。
わからない問題をいくら考えたところで
わからないものはわかりません。
みなさんには次のような経験はないでしょうか?
少し振り返ってみてください。
===
「いけるかもしれない」と思って
ずっと同じ問題を何分も何時間もかけて考える。
時間をかけすぎた。。。
その日やるはずだった勉強が
できなくなって計画が破綻してしまった。
でも「これだけ考えたんだから」と
まだ諦める気持ちが持てず、ずっと考え続ける。
結局、わからなかった。
解答解説を見たら、
「いや、こんなん無理やん、知らんやん」という問題だった。
====
いかがでしょうか?
こういったことってこれまでありませんでしたか?
「わからない問題を考え続けたけど
結局わからず、とんでもない時間使ってしまった」
という経験。
こういう経験をしたときに残るものはなんでしょうか?
後悔です。
「さっさと答えを見て、次の勉強に移るべきだった」
「いったん時間をおいて、また考える選択肢もあった」
「さすがに時間をかけすぎた。時間を決めておけばば良かった」
こういった後悔です。
今から言うことはよく覚えておいてください。
勉強していく上でとても重要なことです。
それは・・・
勉強は「総合力」が必要。
1教科だけ受験する人はあまりいません。
3教科、5教科なり
複数教科のテストや試験を受けるのが
勉強の最終ゴールです。
ということは「たった1問」に何時間も費やし、
その他の教科にまで差し障るなんてことは
コスパが悪すぎるんです。
「その時間があるなら
他教科の勉強がどれだけ進んだだろうか?」
を考えればわかると思います。
勉強は総合力勝負です。
たとえ、1問できなくても、たとえ、苦手教科があっても
総合的に勝ちさえすれば勝てるんです。
もっと広く大きく考える必要があります。
1問にこだわる意味はないです。
2つ目「(2)メンタルに悪影響を及ぼすから」について。
仮に
「めちゃくちゃ時間をかけて考えて答えが出なかった」
とします。
こうなれば、相当メンタルに堪えます。
そればかりか、
「勉強が全く進んでいない」という現実に
「ストレス」を抱えるかもしれません。
わからない問題を考えるのは
ものすごく思考力を使いますし、ストレスですからね。
メンタルが豆腐な人にとっては
たった1問だけで心がポキっとへし折れることもあります。
以上の理由から
「わからない問題を考え続ける」
は「後悔を残す勉強法」です。
僕の生徒で学年1位を取る生徒は
皆総じて、「わからない問題を考え続ける」
なんてことはしていません。
彼らはどうするのかというと
次の共通したルールもとに動いています。
===
限界まで考えて、質問する
===
非常に重要なポイントは
「限界まで考えて」の「限界」の定義です。
「限界」と聞くと、人によっては
「いや、それは何時間も考え続けるということではないか?」
「わからない問題を考え続けるということではないか?」
を思うと思います。
ここでの「限界」の定義は次の通りです。
===
できることを全てやり切った
===
自分が知っている知識を片っ端から試したけどわからなかった。
選択肢や引き出しを全部やったけどダメだった。
こういった行動を起こした後に質問するんです。
だからピンポイントで
「ここのこの部分がわかりません、教えてください」
という質問ができます。
僕もどこがわからないのかがすぐわかるので
「ここはこうして」と即答できます。
そう。
お互いコスパが
めちゃくちゃいいんです。
これは「効率が良い」とも言えます。
「質問▶︎回答までのスピード」が速いんです。
これが遅くなる場合はコスパが悪いです。
たとえば、次のような感じです。
(生徒)この問題わかりません
(僕)どこからわからへん?
(生徒)えーと、どこからだっけ、ちょっと待ってくださいね。
(僕)・・・
(生徒)初めからです
(僕)その初めって問題文から解法から?
お互いどこの何がわからないのかがわからない状況です。
めちゃくちゃコスパ悪いです。
会話のキャッチボールが多すぎるんです。
「質問する▶︎回答する」で終わるべきなのにかかりすぎです。
以上から、わからない問題が出てきた時のゴールは
「〇〇がわからない」と「〇〇」をピンポイントで答えられることです。
自分が持っている知識を試し、
できることを全てやり切った。でもわからない。
この瞬間にスパッと問題を切る。これで終わりです。
そこまで何時間も時間を要しません。
考えついた解法が「5つ」あれば5つ全て使う。
ダメなら質問する。あるいは、時間をおいて考える。
こうやってテンポよく進めていけば
1問に何時間も使うことはありません。
「引き際を明確に決めておくこと」です。
もちろん「考えること」は大事です。
でも時間には限りがあります。
「時間」を考えた上での
「わからない問題を考え続ける」ですか?ということです。
1問に縛られて全てを破綻させ、負けるのか?
1問を潔く切り、総合力で勝つのか?
本当に大きな分かれ目です。
また、「わからない問題を考え続ける」がクセづいてしまうと
テスト本番でも同じことをしてしまう可能性もあります。
「難問を考え続けたため、テスト時間が足りなくなった」
「取れるはずの1問や取るべき問題でミスしてしまった」
「1問に縛られて見直し時間が取れなかった」
これまでこういうことってありませんでしたか?
テストに影響する可能性があるんです。
「模試」や「実力テスト」などの
総合的な問題が出るテストではまず満点が取れないので
「引き際」を決めておかないといけません。
===
やることやってわからない▶︎すぐ次に行く
===
未練を残すことなく、
これができるかどうかで点数は変わります。
「わからない問題を考え続ける」に本当に意味はあるのか?
ぜひこの機会に考えてみてください。
勉強の仕方が大きく変わるかもしれません。
マジでやらなきゃよかった勉強法2選
②同じ問題集を使い続ける
これもやってしまいがちな勉強法です。
「同じ問題集を使い続けて何が悪いんだ!」
「問題集を完璧にするためには必要じゃないか!」
必ずこういうご意見が出ると思いますのでじっくりお話しします。
まずは冒頭で僕がお伝えした
勉強に後悔を残すのは
この「ある1つのこと」が全くできていないからです。
逆にいうと、この1つさえできれば・・・
勉強への後悔は消える ということです。
を回収します。
・勉強に後悔を残すのは「ある1つのこと」ができていないから
・「ある1つのこと」さえできれば勉強への後悔は消える。
この「ある1つのこと」とは何か?
それは・・・
達成感
です。
勉強に後悔を残すのは
「達成感のない勉強」をしているからです。
逆にいうと、達成感を得た勉強をすれば
勉強に後悔を残すことはありません。
それくらい勉強において「達成感」は重要です。
先ほど1つ目でお話した
「わからない問題を考え続ける」も達成感を得づらい勉強です。
「わからない▶︎わからない」で終わることが多いからです。
もちろん
「わからない▶︎わかった!」となれば達成感は得られますが、
これには時間がかかり、コスパが悪いという話でした。
さて、ここでは
「同じ問題集を使い続ける」ことに関してです。
まずは質問です。
少し考えてみてください。
===
「同じ問題を繰り返す」
これは良いことでしょうか?悪いことでしょうか?
===
ほとんどの人は
「良いことだ」と考えるはずです。
「同じ問題を繰り返すことで定着していくから」
という理由からくるものだと思います。
ただ、次のようなとき
同じ問題を解くことに関して
良いことでしょうか?悪いことでしょうか?
「同じ問題が完璧になったとき」
つまり、
「完璧になった同じ問題を繰り返す」ということです。
「いや、それは意味ない」と考える人は一気に増え、
「悪いことだ」と回答する人も増えるはずです。
以上から何が言いたいのかというと
同じ問題を繰り返すのは良い面もあれば悪い面もある
ということです。
完璧になった問題をいくら繰り返したところで
そこからの伸びはありません。
でも意外なほど多くの人は
同じ問題を必要以上に繰り返しています。
ずっと同じ位置で足踏みしています。
「同じ問題集を使い続けるべきだ」という考え方から
逃れられずにずっと周回し続けているんです。
これまで次のような経験はありませんでしたか?
「もう答えを覚えるくらい周回したけど
もう1回やっておこうかな」
もちろん本当に極まっていなかったり、
「不安で怪しいからもう1回やる」というのは良いことです。
でも
「やったはいいけど結局、答えの確認をしただけ」
「ただ知っている解説を流し読みしただけ」
「作業的に勉強しただけで特に得るものはなかった」
「こういう勉強だと後悔しますよね」ということです。
そして・・・
達成感も得づらいですよね。
なぜなら、何も得ていないからです。
完璧になった問題を回し続けることに意味はありません。
達成感を感じられないので
次の問題に移行し、どんどん前に進んでいくべきです。
そして、新しい問題を解くことで達成感を得るべきです。
いつまでも
同じ問題集を使い続けていても伸びはありません。
もしやるとすれば「月2回」メンテナンス期間として、
一気に苦手単元のみを解き直すとか、
過去に間違えた問題を再度解き直すのみに留める程度で十分です。
また実はもう1つ多くの人にとって
「盲点」となりやすいことがあります。
最後にこれをお伝えして終わります。
それは・・・
===
その問題集に載っていない問題があるかもしれない
===
「その問題集に網羅されていない問題がある」
という可能性です。
僕はこれまで何10、何100冊もの問題集を見てきましたし、
日々たくさんの問題集を使っています。
生徒によっても変えています。
そこですごく感じることは
「うわ、この問題集ここまでしか載ってへんのか...」
「せめてこの問題は入れてほしいわ...」
ということがあるということです。
めちゃくちゃ細かなことですが、
「載っていない問題」ほど恐ろしいものはありません。
「テスト」だと
「載っていない問題が出た▶︎自動的に失点」
となってしまうからです。
「やってへんし、知らん」状態で
テストで点数が取れるはずがありません。
だって触れていないんだから。
以上からお伝えしたいことは次の通りです。
===
同じ問題集を使い続けることで
「載っていない問題」への対策ができない
===
これが、同じ問題集を使い続けることの弊害です。
問題集が極まれば
どんどん次の問題集にいってください。
前に前に進んで
知らなかった問題、触れていなかった問題を
1つずつ潰していってください。
テストで点数を取るために。
詰まるところ、テストは「確率論」です。
たくさんの問題に触れれば触れるほど
テストで出る問題に遭遇する確率が上がる。
当たり前のことではありますが、
日々勉強していると気付きにくいことです。
===
問題集を極める
▶︎即、次の問題集に移行する
▶︎最大限、多くの問題に触れる
===
このループで爆伸びしていきます。
もちろん問題集は極まってから
次の問題集に移行してくださいね。
できない問題がある状態で、次に移行するのはNGです。
その際注意するのは
1つ目「わからない問題を考え続ける」でしたね。
「引き際を考え、限界まで考えてわからなければ引く」
ということでした。
このことから、問題集内でも
同じ問題に必要以上に時間をかけたりせず、
どんどん前に進んでいってください。
①わからない問題を考え続ける
②同じ問題集を使い続ける
こういう「立ち止まった勉強」ではなく、
達成感を得られない勉強はやめて
前進し、達成感を得続ける勉強。
これが今回、僕がみなさんに最もお伝えしたい勉強でした。
今回の投稿で
少しでも思い当たるところがあれば
勉強法を改善する良いチャンスです。
「未来の爆伸び」に向けて
今できる改善をしていきましょう。
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