塾講師ヒラ

このブログは中学生時代どれだけ頑張っても偏差値が1も上がらなかった僕が様々な勉強方法を10年以上学び、指導し、編み出した偏差値70を超える勉強方法です。「トップ高校に合格したい!」、「努力しても成績が上がらない」と悩んでいる人たちのお手伝いをこのブログを通して全力でさせていただきます。

【夏明け】偏差値60台の学校に合格する受験スケジュール


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・偏差値60台の学校に合格したい

・偏差値50から偏差値60にまで到達したい

・偏差値50は超えたけどここから上げられない

 

今回はこういった方向けの内容です。

 

偏差値60台に到達し、最終的には

「合格」の2文字を掴み取りたい人は最後までお付き合いください。

 

偏差値60台に到達するための受験スケジュールを

全てお伝えします。

 

月ごとに「いつまでに何をするのか」を明確にし、

みなさんにはこれ通り動いていってもらいます。

 

受験は、スケジュール命です。

 

遅れれば合格率が下がり、間に合えば合格率が上がる。

 

これが受験です。

 

そのためには受験スケジュールを完全に抑え、

期限厳守で間に合うように勉強していけば合格は近づいてきます。

 

また今回は「偏差値60台」がテーマなので

・偏差値60台のレベル

・偏差値60に到達するために必要な勉強

・偏差値60前半と偏差値60後半の違い

についても受験スケジュールの中でお話しします。

 

これからの偏差値をぶち上げる内容にしますので

本気な人は必ず最後まで見てください。

 

「間に合いますか?」ではなく、「間に合わせてやる」

という気持ちで残りの受験勉強を死ぬ気でしていきましょう。

 

ではいきます。

 

目次 

 

◆偏差値60台の学校に合格する受験スケジュール

では今回の結論となる

「偏差値60台の学校に合格する受験スケジュール」

からお伝えします。

 

次の受験スケジュールで勉強していきます。

 

===

9月...基礎演習

10月〜11月...標準・応用演習

12月〜1月...過去問演習&問題演習

2月...入試

===

 

9月から順番にお話ししていきま。

 

【9月の勉強】

基礎固め月です。

 

最も重要な勉強期間になります。

 

なぜなら、基礎が固まらないと

この先の勉強が何も進められないからです。

 

はっきり言い切りますが、

この期間に基礎を適当に流したり、

基礎をおろそかにしたり、質の低い勉強をしていると

100%伸び悩みます。

 

秋から冬に

「こんな勉強してるのになぜ伸びないんだ。。。」

となる未来を実現してしまいます。

 

実は、偏差値を上げる上で

ある意味、最も重要と言えるのが「基礎」です。

 

「基礎の抜けが伸び悩み原因」。

 

このことは絶対に忘れないでください。

 

ではここでいう「基礎」とは何か?

 

===

学校レベル、教科書レベルの内容

===

です。

 

学校でしている内容、教科書でしている内容が

「基礎」です。

 

よく「学校ワークは基礎ですか?」と質問されますが、

間違いなくはっきり「基礎」です。

 

このことから「基礎ができているか否か」を確認する

最も簡単な方法をお伝えします。

 

===

学校ワークがスラスラ解けているか?

===

 

もちろん中には

「少し難易度の高い問題」があることもありますが、

そういった問題は除外して

学校で学習したような問題と同じ問題や似た問題が

スラスラ解けているか?です。

 

学校ワークが澱みなく8〜9割

スラスラ解けるレベルにあるのであれば基礎に問題はありません。

 

でも多くの人にとって

これは意外と難しいことでもあります。

 

定期テストまであればできているかもしれませんが、

「次のような問題」に抜けがある人は多いのではないでしょうか?

 

前に学習した内容。

 

ここが基礎ができているかどうかを左右する問題です。

 

みなさんが9月すべき勉強は

基礎の抜けを徹底的に補い、極めていく勉強です。

 

特に「前に学習した内容」です。

 

直近で学習した内容はスラスラできるっかもしれませんが、

前の内容と言われると苦い顔をする人は多いはず。

 

前の内容に戻り、

「スラスラ解くのに不安な問題」は全て紙に書き出し、

スラスラ解けるまで練習を積んでください。

 

ゴールは

===

学校レベル、教科書レベルの問題で

前学習した内容も直近で学習した内容もスラスラ解ける

===

です。

 

「9月中は無理」という人は

遅くとも「10月中旬」には仕上げてください。

 

また「問題集」は

「学校ワークレベル、教科書レベル」であればなんでもいいです。

 

【10月の勉強】

基礎が仕上がり、次の段階に行きます。

 

「標準」です。

 

この標準が「偏差値60」だと思ってください。

 

つまり、偏差値60とは「標準」であり、

「基礎より1つ上のレベル」ということになります。

 

では何をすればいいのか?

 

基礎以上の問題集を極めていきましょう。

 

具体的には

・入試問題が載っている問題集

・「標準レベル」と記載のある問題集

・学校レベルより上のレベルの問題が載った問題集

です。

 

こういった問題集を10月極めていくのが

「次の段階」になります。

 

この段階では

問題がスッと解けないことが増えてきます。

 

考える時間や悩む時間が増えます。

 

重要なことは、じっくり試行錯誤すること

 

「基礎より上のレベルの問題=基礎を組み合わせた問題」

です。

 

・どんな基礎が使えるのか?

・どの解法で解けるのか?

・暗記した何を使って解くのか?

 

こう考えながら問題に当たります。

 

イメージは「取捨選択」です。

 

たとえば、1つの問題に対して

基礎となる思いついた解法がA〜Eまであったときに

・A→使える

・B→使えない

・C→使えない

・D→使える

・E→使えない

となり、AとDを使って解く。

 

これが「取捨選択」です。

 

1つの問題から「何を思いつけるか?想起できるか?」。

 

これが標準以降のレベルです。

 

そのためには当然「基礎」が必要です。

 

取捨選択するためには

どれだけ「基礎の引き出しがあるのか」です。

 

基礎も何もないのに取捨選択できません。

 

だから基礎が最重要なんです。

 

偏差値が高い人は

基礎が極まっているのはもちろんのこと、

1つ問題から色々なアプローチが浮かびます。

 

そういった練習をしているからです。

 

つまり、

「基礎を取捨選択して標準問題を解く」

という経験を何度も何度も積んでいるんです。

 

だから問題が解けます。

 

標準レベルの問題集でこの演習を積んでいってください。

 

特に重要な勉強は「解説勉強法」です。

 

解説を読むことで

・どんな基礎を使っていたのか?

・自分が想起した基礎と一致していたのか?

 

この確認をしましょう。

 

もしズレていたら

基礎の復習や解説をインプットした上で

再度解き直し、極めてください。

 

解説のズレを徹底的に無くしていくのが

10月以降の勉強です。

 

では次に、盲点ともなりやすい

「偏差値60前半」と「偏差値60後半」のお話です。

 

【11月の勉強】

11月も引き続き「標準演習」をしていきますが、

ここから2タイプに分かれます。

 

===

11月の勉強

・標準演習をする人

・応用演習をする人

===

 

「なぜ2タイプに分かれるか」についてお話しします。

 

今回の投稿は「偏差値60台」をテーマとした内容です。

 

実はこの偏差値60台は

・偏差値60〜64

・偏差値65〜69

と分解でき、両者のレベルは違います。

 

極端にいうと

「偏差値60の人と偏差値69の人は違う」ということです。

 

この差、偏差値「9」です。

 

同じ偏差値60台ですが、

偏差値60と偏差値69とではレベルが全く異なってきます。

 

実際、日々生徒を見ていて感じているのは

そもそも偏差値69を取るような生徒はほぼ偏差値70ですし、

「教科によっては偏差値が70を超えていること」が多いということです。

 

偏差値60台にもレベルがあるのでやる勉強内容も変わります。

 

以上から

・標準演習をする人▶︎偏差値60〜64を目指す人

・応用演習をする人▶︎偏差値65〜69を目指す人

と2タイプに分けられます。

 

偏差値60前半を目指す人は引き続き、

10月の勉強と同じように標準演習を積んでいってください。

 

偏差値60後半を目指す人は

できれば11月から応用演習に入っていきます。

 

標準よりも1段階上の問題集を使い演習していきます。

 

「基礎問題」、「標準問題」、「応用問題」のように

レベル別になっている問題集であれば

「応用問題」を解いていってください。

 

12月からはいよいよ過去問演習を開始していきますので

11月に応用問題や入試でも点数の取りづらい問題が取れるような対策を

今ここでしておきたいです。

 

理想は12月の過去問演習で

「1、2問でも応用問題が取れる」です。

 

そのための演習を11月でしていると思ってください。

 

【12月の勉強】

ここから2ヶ月は

「過去問演習&問題演習」をしていきます。

 

基本は

・優先度1位▶︎過去問演習

・優先度2位▶︎問題演習

で回していきます。

 

もしこの段階で

「問題集がまだ終わっていない」

「怪しいところがあるからもう少し回したい」

ということであれば過去問演習と同時並行で回していってください。

 

では具体的なスケジュールについてお伝えします。

 

基本方針は次のとおりです。

 

===

土日▶︎過去問演習

平日▶︎過去問分析&解き直し、問題演習

===

 

全ては「土日」から始まります。

 

休日の朝を使って

過去問1年分を時間を計って解いてください。

 

入試は朝にあるので

昼とか夜ではなく、朝に過去問を解くことです。

 

土日で2年分なので

・1ヶ月で8年分

・2ヶ月で16年分

解くことになります。

 

3月に入試がある場合は

12月〜2月の3ヶ月なので

「合計24年分」の過去問を解くことになります。

 

また「冬休み」も入れるともっと過去問演習を増やせます。

朝の時間帯が空いていますからね。

 

もちろん「16年分」とか「24年分」というのは1校ではなく、

「複数の学校」が入っています。

2周、3周・・・と周回するなら学校数は減らせます。

 

このように過去問演習のスケジュールを組んでください。

 

土日の朝に過去問が解ければ

午後からひたすら過去問の分析と解き直しをしていきます。

 

ここには全教科死ぬほど時間をかけてじっくりじっくりしていきます。

 

イメージは過去問を解いた時間の3倍の時間をかけます。

 

なので

たとえば、1教科50分で5教科したなら「250分」です。

 

この3倍なので750分、つまり「12時間30分」です。

 

「土日の午後」と「平日」をフルに時間を使って

丁寧に時間をかけてしていきます。

 

具体的な過去問のやり方については

こちらの動画をご覧ください。

 

過去問の使い方を全解説しています。

youtu.be

 

理想は

土日と月曜日の3日間で完了させ、

火曜日〜金曜日の4日間で問題演習を回していくイメージです。

 

問題演習は

過去問で間違えた問題や弱点問題を中心に演習していきます。

 

これまでやってきた問題集にもう一度タッチかえり、

過去問から選択した問題に絞って演習を積みます。

 

問題集が未完了の場合は

その続きをしていってもらっても構いません。

 

ただメインとなる勉強は

過去問と過去問から派生させた問題集での勉強です。

 

未完了の問題集は早々に仕上げて

過去問メインの勉強にシフトしたいです。

 

【1月の勉強】

引き続き、「過去問▶︎問題集での問題演習」をしていきます。

 

冬休みもうまく使えば、ここまでで

過去問を10年分くらいしているので

だいぶ過去問にも慣れてきている頃です。

 

ここで必ず見て欲しい数字があります。

 

合計点数です。

 

過去問を10年分もしてきたんです。

 

当然ながら合計点数が上がっていなければいけません。

 

ここでもし点数にほとんど変更がなければ

過去問のやり方が間違っていたり、

問題演習がきちんとできていません。

 

あるいは、志望校レベルが高いことで

点数が取れていない状態が続いているなら

志望校を変更した方がいい可能性もあります。

 

このように年明けは

色々と決断しなければいけません。

ジャッジを下さないといけないのが1月です。

 

今これを見ているみなさんはこの1月から逆算して

勉強していってください。

 

今は「9月」。

 

あと4ヶ月もすればこういう時期に入るんです。

 

過去問の点数を上げている。

 

この状態を実現するために

今勉強していると思ってください。

 

【2月の勉強】

入試が2月にある人はここで終了です。

残りの期間は、不安なところや最後詰めておいた方がいいところ、

過去問演習をする必要があるなら回し、完成させます。

 

入試が3月にある人は

引き続き過去問演習&問題演習を続けてください。

 

この段階になれば

過去問演習が終わっているかもしれませんが、

その場合は2周でも3周でもして完全に過去問を血肉化してください。

 

「周回して意味あるの?」と思うかもしれませんが、

大いに意味あります。

 

なぜなら、過去問で合格点を取るためには

時間配分、大問ごとに取るべき点数を体に染み込ませる必要があるからです。

 

そのためには、周回することが必須になってきます。

 

「1周チョロっとやって過去問が体に染み付きますか?」

と言われればそんなことないですよね。

 

なので周回することは意味があります。

 

ただ、何の目的もなく回すのは意味がないので

・制限時間×0.8の時間で解く

・解き方まで答えられて正解にする

というように負荷を与えてください。

 

そうすることで

過去問を周回する意味も出てきます。

 

もちろん「負荷を与えるのは厳しい」ということであれば

普通に解いてもらってもいいです。

 

入試まで過去問ベースの勉強を徹底し、

合格点を1点でも引き上げる勉強をしていくだけです。

 

以上が

【夏明け】偏差値60台の学校に合格する受験スケジュール

でした。

 

各月でやる勉強内容は決まっています。

 

あとはスケジュールと期限を厳守し、

偏差値をぶち上げていくだけです。

 

戦略はお伝えしました。

 

あとはみなさんがやるかどうか。

 

やれば合格に近づき、やらなければ合格に近づかない。

 

ただそれだけです。

 

本当に合格したいなら。

行きたい学校があるなら。

 

やれること全部やってください。

 

合格をもぎ取るのはみなさんです。

 

 

 

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ということで

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