勉強法を変えれば結果は変わる。
塾講師を10年してきて強く感じていることです。
勉強の仕方が悪ければ勉強ができるようにはなりません。
なぜならやり方や方法が間違えば、
正しい方法で勉強できないので正解することはないからです。
もし今、自分の勉強法に
・達成感が感じられない
・できるようになっている感じしない
・作業的で質の低い勉強をしている
と思う人は今回の内容は必ず最後までご覧ください。
達成感のある勉強法、できるようになる勉強法、
質をぶち上げる勉強法の紹介です。
誰でも即実践でき、即効果が実感できます。
さらに「時間の使い方」が上手くなり、
自分の決めた計画で確実に勉強できるようになります。
最終的には成績、偏差値をぶち上げる結果にこだわった勉強にしますので
「どうしても結果を出したい」という人向けの内容でもあります。
今回は3つの勉強法をご紹介しますが、
正直、今回の勉強法実践をするかしないかで
今後の勉強の伸びは全く変わると断言していいです。
ぜひ習得し、今回の投稿を見終えれば
すぐに取り入れ、実践していってください。
今回の勉強法をやって伸びないわけないです。
いきましょう。
目次
◆【爆伸び】伸びないわけない最強の勉強法3選
①ミニテスト勉強法
いきなりですが質問です。
やった勉強が
記憶に定着するタイミングはいつだと思いますか?
どのタイミングで勉強内容は記憶に残るのか?
あまり考えたことがないかもしれませんが、
これは勉強していく上でものすごく重要な問いです。
なぜなら
勉強の大半は記憶に落とし込む必要があるからです。
そう。
記憶に落とし込まなければ勉強は勉強ではなくなります。
想像してみてください。
みなさんが「1時間」勉強したとします。
1時間後・・・
・やった内容を全て忘れている
・何1つ頭に入っていない
・何も身についていない
もしこういう状態になっていればそれを「勉強した」と言えますか?
言えませんよね。
勉強は記憶に落としむものだからです。
つまり、みなさんが1時間勉強すれば
1時間勉強したことが記憶に落とし込まれていないといけないんです。
当たり前のことではありますが、
このことを本当に意識→実践できている人はかなり少ないです。
勉強中に集中力が欠けて、作業的な勉強になってしまったり、
行った勉強時間の勉強内容分が回収できていない人は多いからです。
こういう人が、どうすれば
「やった勉強時間」分だけの勉強が回収できるようになるのか?
簡単です。
勉強後、軽くテストしてください。
これが「ミニテスト勉強法」です。
「軽く」なので「ミニ」にしています。
そんな「やった勉強を全部やり直す」みたいな
重いテストでなくていいです。
簡単に軽く、楽にできるテストでOKです。
具体的には次の3つの「ミニテスト」のどれかをします。
===
(1)ホワイトテスト
(2)キーワードテスト
(3)センテンステスト
===
(1)ホワイトテスト
その名の通り、真っ白な状態から
テストする方法です。
何もない紙にやった勉強を書いてみる。
それがめんどくさかったら、
真っ白な状態から「何やったっけ?」と勉強内容を思い出す。
とにかく何もない真っ白な状態から
「いかに記憶から引っ張り出せるか?」にこだわります。
インプットしたことを
アウトプットしようとするときに記憶強化されます。
===
60分勉強→10分ホワイトテスト
===
こんな感じで回してみてください。
60分勉強が終わった後に10分休憩する前に
10分ホワイトテストを挟むんです。
10分の使い方を変えてみてください。
ミニテストをすれば、
「自分は何が記憶できていて何が記憶できていないのか」
がわかります。
「記憶できていないもの」を炙り出すのが狙いでもあります。
炙り出された記憶不足だったものを
もう一度覚え直せば記憶に定着します。
ホワイトテストをするかどうかで
やった勉強の定着度は間違いなく変わります。
(2)キーワードテスト
ホワイトテストは「何も見ない状態での思い出し」でしたが、
キーワードテストは「キーワードを見た状態での思い出し」です。
英単語や漢字、古文単語、用語などを見て
その意味や内容を思い出します。
暗記内容を思い出すイメージです。
これだけでも十分ですが、
より質を上げるためにぜひ次のことをしてみてください。
関連事項を思い出す。
キーワードを見て思い出す際に
そのキーワードの関連事項を思い出します。
例を挙げます。
===
・英単語→派生語、熟語、例文を思い出す
・用語→背景、因果、前後関係を思い出す
===
要は、+αです。
その語句の補足説明をするイメージです。
やった勉強内容がいかに定着しているのかが
一撃で確認できるのでぜひしてみてください。
(3)センテンステスト
最後は文を読んで思い出す「センテンステスト」です。
キーワードだけだと思い出しが難しい「数学」のような教科は
「問題」である文を読んで考え方や解き方を思い出します。
書く必要はないのでサクッとできますし、
自分がつまづくポイントが一撃でわかります。
どうしても理解不足や暗記不足、定着不足なところは思い出せません。
特に理科や数学はそれが一撃でわかる教科です。
「解き方」を思い出してみてください。
・まずはどういう式を立てるのか?
・この問題の核となるポイントは何か?
・どういう手順で問題を解き進めるのか?
アプローチやポイント、ステップを考えながら思い出していけば
思い出せないところが出てくるかもしれません。
そこを戻って理解し直す、覚え直す。
やるのとやらないのとでとてつもない差になります。
勉強はインプットが全てではありません。
インプットとアウトプットの両方を満たすのが勉強です。
ミニテストしてください。
ミニテストは
インプットの質を上げる勉強法でもあります。
「インプット後にミニテストが待っている」
と考えながら勉強すれば「テストに向けた勉強」ができます。
アウトプット前提でインプットできるので
インプットの質が上がるんです。
===
勉強後、ミニテストする
===
早速取り入れてみてください。
②ブロック勉強法
みなさんには「ブロック時間」がありますか?
ブロック時間とは
「この時間は絶対にこれをする」と決めた時間です。
実は、日々過ごしていると
ブロック時間はたくさん出てきます。
===
・食事時間
・お風呂時間
・歯磨き時間
・起床就寝時間
===
意識しているしていないに関わらず
こういった時間は多少の時間差はあるものの
固定化されているものです。
では聞きます。
勉強時間、固定化されていますか?
これ意外と多くの人が固定化していません。
みなさんが日々勉強する中で
「この勉強はこの時間帯に必ずしています」というものはありますか?
たとえば、
「英単語の暗記は毎日必ず朝8時〜8時30分にしています」
みたいな「ブロック時間」です。
1つもない人は多いのではないでしょうか?
「1つ」から決めてみてください。
もし1つ以上ある人は
「新たな1つ」を追加してみてください。
シンプルにやることは次のことだけです。
===
「勉強内容」と「時間帯」を決める
===
・数学の問題集2ページ(19:00〜19:30)
・古文単語の暗記30語(21:00〜21:30)
・理科社会の用語暗記(7:00〜7:30)
こんな感じです。
ポイントが2つありますのでお話しします。
(1)勉強内容は数値化する
ブロック時間を作るためには
どんどん数値化していく必要があります。
数値化できるものは数値化していってください。
先ほどの例を使うと
===
古文単語の暗記30語(21:00〜21:30)
===
のような感じです。
数値化するものは主に
「ページ数」や「個数」、「時間帯」です。
「勉強内容」を決めれば、どの時間帯にするのかを決めて、
その中でやる「ページ数」や「個数」を決めます。
こうやってまずは
「ブロック時間」を1つから作ってみてください。
(2)ブロック時間を死守する
ブロック時間を決めればここからが最も大変です。
このブロック時間を死守してください。
「古文単語の暗記30語(21:00〜21:30)」と決めたのであれば
この時間は絶対に古文単語の暗記30語をします。
何があっても21:00になれば
必ず古文単語30語の暗記を開始します。
===
1つを決め、1つを守る。
===
これは勉強の極意とも言えるくらい重要です。
なぜなら
勉強は1つをクリアし続けていくものだからです。
日々多くの生徒を見ていて思うのは
好成績を出し続ける生徒ほど1つの勉強を大切に、
必ず守り続け、コツコツ淡々と達成し続けます。
僕が出す宿題は100%しますし、
勉強報告も欠かしませんし、テスト勉強も期限を守ります。
一方、成績に伸び悩む生徒ほど
・1つを徹底しない
・勉強時間帯がバラバラ
・勉強するときもあればしない時がある
など不安定です。
安定と不安定の差が歴然です。
この差は何か?
1つにこだわっているかどうかの差です。
これと決めた1つを
どこまで徹底してやり抜いているかです。
先ほどもお伝えしましたが、
まずは「1つ」から決めてください。
1つのブロック時間を設定し
1つを必ず達成し続けてください。
そうすれば、時間の使い方が上手くなります。
「古文単語の暗記30語(21:00〜21:30)」なら
21:00前後の時間の使い方にも変化が出てきます。
21:00から古文単語の暗記を開始しないといけないので
それまでに終わらせるものは終わらせておかないといけません。
もちろん「21:00以降にお風呂や夕食を取る」という場合も
あるかもしれませんが、少し遅いですよね。
21:00までにお風呂や夕食を完了させる
▶︎古文単語の暗記を開始する
のように「21:00」を基準にして前後の時間の使い方が変わるんです。
===
・21:00までに〇〇をする
・21:30から□□をする
===
1つは複数に影響を及ぼします。
決めたことを死守し続けてください。
「勉強内容」と「勉強時間帯」が決まっているので
その時間、その勉強だけに集中できます。
「その時間で終わらせなければいけない」という考え方から
焦りと集中力の同時を生むこともできるんです。
これが「ブロック勉強法」です。
・時間の使い方
・集中力
・焦り
・1つができる
ブロック勉強法によりこれら全てを手に入れてください。
1つを極められる人は次の1つも極められます。
③リザルト勉強法
「リザルト」は、result「結果」です。
最後は「結果」を追求した勉強法の紹介です。
徹底的に結果にこだわった勉強をするのが
「リザルト勉強法」です。
と言ってもかなり漠然としていますので
ズバッとやることを一言でお伝えします。
結果から逆算した勉強をしてください。
ほとんどの人がしていない、
意識できてやっていない勉強法です。
勉強で圧倒的な結果を出す人は
なぜ圧倒的な結果を出せると思いますか?
圧倒的な勉強をしているからです。
もっと言うと
誰もやらないような勉強をしているからです。
リザルト勉強法がまさにそれです。
誰もやらない勉強法をして、誰よりも結果を出す。
リザルト勉強法の大きな目的です。
ではリザルト勉強法の手順をお伝えします。
次の4ステップを回します。
===
①達成する結果を書き出す
②必要な勉強を書き出す
③常備して毎日見る
④やって消していく
===
順番にいきます。
①達成する結果を書き出す
紙を用意して「達成する結果」を書き出します。
たとえば、次のような感じです。
・7/25の全国模試で全科偏差値65を取る
・8/5の塾テストで塾内トップ5位以内に入る
・9/10の課題テストで全科95点以上取る
期限、テスト、偏差値、点数、順位など
数値化できることは全て数値化してください。
こうすることで、
「書き出した結果が本当に達成したかどうか」がわかります。
これが重要です。
数値化した偏差値、点数、順位が
越えれば「達成」、超えなければ「未達成」です。
一瞬で確認できるようにしましょう。
書き出せれば次です。
②必要な勉強を書き出す
書き出した結果を見てください。
この結果を見て考えることはただ1つ。
===
これどうやって達成する?
===
徹底的に考えてください。
「結果を出すために何をどうすればいいのか?」を考えるんです。
これが「必要なこと」です。
人が不安になる時は総じて、
「何していいかわからない時」です。
何したら結果が出るかがわかれば
あとはそれをすればいいだけなのでその勉強に集中できます。
結果を出すために必要なことを書き出す。
・基礎を固め続けること
・苦手を潰し切ること
・問題集を5周して極めること
・解法パターンを吸収すること
・用語や語句の暗記をすること
・応用問題を大量に解くこと
人によって様々ですが、結果を出すために
今の自分に必要なことを死ぬ気で考え書き出し、
「これやれば結果が出せる」と断言できる勉強を完成させます。
ここからは書き出したことを実践していきます。
③常備して毎日見る
非常に重要なこと。
書き出した紙は常備すること。
結果を出すためには
結果について意識し続けないといけません。
そのためには「見る習慣」が非常に重要です。
だからこその「常備する」です。
①②で書き出した紙を常備して
「見ること」を習慣にしてください。
===
「結果」と「やること」を常に見る
===
これが達成できれば最後です。
④やって消していく
ここまで来ればあとは「やる」だけです。
1つずつやっていき、終われば消していってください。
結果を出すためには
戦略的に勉強を進めていく「進捗管理」がものすごく重要です。
戦略がある状態で勉強していくのとしていかないのとでは
天と地ほどの差があります。
なぜなら、戦略がない状態では
いつまでに何をすればいいのかわからないので
やっていくことが見えず、結果に近づく勉強ができていけないからです。
戦略的に勉強していくためにも「進捗管理」は必須です。
最後の「やって消していく」は進捗管理です。
「やる▶︎消す」を1つずつクリアしていくことで
勉強の進み具合が可視化されます。
そうやって結果の達成に迫れます。
「全てやって消して結果出してやる」。
こう考えて、書き出したことの達成に燃えてください。
以上
===
①達成する結果を書き出す
②必要な勉強を書き出す
③常備して毎日見る
④やって消していく
===
の4ステップにより、結果を出しにかかる。
リザルト勉強法は、結果にこだわった勉強法です。
結果であるゴールを強烈に意識した勉強を
積み重ねていってください。
そうすればみなさんはこれからまだまだ伸びていけます。
ということで今回は
「伸びないわけない最強の勉強法3選」として
①ミニテスト勉強法
②ブロック勉強法
③リザルト勉強法
の3つをお伝えしてきました。
・勉強後の思い出しにより定着度爆上げ「ミニテスト勉強法」
・時間を固定化して1つを極める「ブロック勉強法」
・結果に執着した「リザルト勉強法」
これやって伸びないわけないと断言できます。
1つからでもいいので
今のみなさんにとって必要な勉強法を実践してみてください。
やればどうなるのか?
やって確かめてください。
これからもこのチャンネルでは
みなさんの成績、偏差値をぶち上げる勉強法を
バンバン投稿していきます。
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