「1ヶ月で偏差値15上げる方法があります」
こう言われれば、どうでしょうか?
「そんな方法があるなら知りたい!」
「たった1ヵ月でどうやって偏差値を上げられるの?」
「そんなこと本当にできるの?」
こう思う人は多いと思います。
僕は最近たった1ヵ月で、
生徒の偏差値を15上げることに成功しました。
その生徒は、都道府県の模試で
偏差値48から63までの偏差値15アップに成功したわけですが、
ここでやっていた方法を惜しみなく、
みなさんに「2つの勉強法」としてご紹介します。
正直、本当は紹介したくない2つです。
90%以上の中高生がしていないことですし、
これは誰かから強くアドバイスされないと、
まず自分で気づけない特別な勉強法です。
たった10分だけで
「7月の勉強法はこれをしてください」とこの後ズバっと
7月今すぐに使える勉強法を紹介しますので、
「本当に偏差値を上げたい人だけ」最後まで見てください。
断言しておきます。
「7月の偏差値の伸びはこの2つで決まる」。
では1つ目から一緒に見ていきましょう。
目次
◆【夏休み】たった1ヶ月で偏差値が15上がる7月勉強法2選
①パート勉強法
パートとは、「部分」という意味ですが、
ここで非常に重要なことが1つあります。
それは
いかに部分的な勉強ができるか?
ということです。
これ意外なほど多くの中高生ができていない勉強です。
「その部分だけを完璧にすれば良いのに、
やる必要のない余計な勉強に時間を費やしてしまっている」
この現実です。
例えば「数学の偏差値を上げたい」とします。
そのためには
「計算もやりたい。関数もやりたい。
文章題もしないといけないし、図形もしないといけない。」
という発想になるのがふつうです。
これは「部分的な発想」ではなく、「全体的な発想」ですので、
まずこの発想を捨ててください。
偏差値を上げるために必要なのは「部分的な発想」です。
なぜなら、偏差値を上げるためには
「このままいくと取れない」という問題のみに絞り込んで
取るための戦略的な勉強が必要だからです。
計算、関数、文章題、図形。
もちろんすべて必要かもしれませんが、
全てを追い求めすぎて、全てが中途半端になるくらいであれば、
「計算と関数のみ極めて、これら2つを全部取る。
文章題と図形で取れない問題は全て捨てる。」
こっちの方が圧倒的に伸びます。
多くの人はこういう
「思い切った戦略」を取ることができません。
なぜなら
「どうせ勉強するなら全て取りたい」という「欲」が
どうしても働いてしまうからです。
これが偏差値の伸びを阻害する要因となります。
偏差値は「どこに力を入れたかで決まる」と思ってください。
力の入れ所を間違えると、偏差値は途端に伸びなくなります。
全体ではなく、部分。
分散ではなく、部分。
この考え方を常に持ち続けてください。
「テストで今までは取れなかったけど
この単元を極めたから、近い問題が出たら絶対に取れる」
この状態を作るために勉強してると思ってください。
冒頭で紹介した
たった1ヵ月で偏差値15上がった生徒は
徹底的に以上のことをし続けました。
・数学は、計算と関数
・英語は、長文
・国語は、古文
・理科は、天気、磁界
・社会は、中世と近世
に集中して、部分的な勉強法をしてもらいました。
今まで取れなかったところに部分集中して勉強させ、
あとは過去問演習を繰り返してもらい、
じわじわとやったところの点数を取り切り、点数を上げていく。
これが「パート勉強法」です。
パート勉強法の本質は
「どこに部分集中して、そこの点数を上げるか」
のみを追求することにあります。
逆に言うと、それ以外は無視です。
どんなテストでも言えることですが、テストには大きく
(1)絶対に取れる問題
(2)取れそうで取れない問題
(3)全く取れない捨て問題
の3つがあります。
ここまで話してきた内容を踏まえると
お分かりになるかもしれませんが、最も重要なのは
(2)取れそうで取れない問題
です。
「取れそうで取れない問題」は
・前にやったけど、忘れていそうな知識問題
・勉強すれば確実に取れる問題
・逆に勉強していなければ、落としそうな問題
です。
逆に言うと、それ以外の
(1)絶対に取れる問題
(3)全く取れない捨て問題
は「何の対策もせずに無視する」ということです。
でも意外なほど多くの中高生は
(1)絶対に取れる問題
(3)全く取れない捨て問題
の勉強をしてしまっています。
よくあるケースとしては
「そこはすでにできるのになんでやってるの?」
「その問題は、実際に模試で出てもまず取れないのになんでやってるの?」
です。
こんな感じで
「なんでやってるの?」と思ってしまう勉強をしている人が多いです。
(1)絶対に取れる問題
(3)全く取れない捨て問題
は一切せずに、
(2)取れそうで取れない問題
に一点集中して「パート勉強法」をすることです。
ここで必ず出てくるのは
それでも(2)みたいな問題が多すぎて、
どこから手をつけていけばいいかわからないです
という質問です。
この解決策は、シンプルです。
===
一番取りやすい問題をパート勉強法にしてください。
===
例えば、英語なら
「(2)取れそうで取れない問題」として
・リスニング
・並べ替え問題
・選択問題
・会話文
・物語文
・自由英作文
があったとします。
「この中で一番取りやすい問題はどれか?」を考えてください。
「この中なら、会話文が一番取りやすいな」となれば
「会話文」の勉強のみに集中します。
問題集にある「会話文の問題」を選定して、
片っ端から解きまくり、すべての問題を極めます。
過去問があれば実際に解いてみて、
会話文の点数を全て取りに行きます。
クリアできれば、同じようにして
「この中で一番取りやすい問題はどれか?」を考え、
「次は選択問題が一番取りやすいな」となれば
「選択問題」の勉強のみに集中します。
問題集にある「選択問題」を選定して、
片っ端から解きまくり、すべての問題を極めます。
あとはこの繰り返しです。
もちろん、この中で
「とは言っても、会話文と選択問題の両方くらいならできますよ」
というのであればそれでも構いません。
ただ、あまりに増やしすぎると、部分的な勉強にならず、
どんどん全体的な勉強になっていきますので、
そこだけ注意してください。
繰り返しますが、パート勉強法の本質は
「どこに部分集中して、そこの点数を上げるか」
です。
徹底的に絞り込んだパートのみ集中しましょう。
7月は夏休みも始まりますので、
「パート勉強法」で勉強し続け、
本当にすべき勉強のみに集中して勉強していってください。
【夏休み】たった1ヶ月で偏差値が15上がる7月勉強法2選
②ロック勉強法
ロックとは、
Lock「固定する、動かなくする、鍵をかける」
などの意味がありますが、これを勉強に応用します。
ズバッと言うと
「閉鎖空間で勉強する」のが「ロック勉強法」です。
こう言うと、多くの人は
「ああ、図書館みたいな閉鎖空間にこもって勉強することね」
「塾の自習室にずっと入って勉強するみたいな感じやね」
みたいに思われると思います。
もちろんそういった意味もありますが、それだけではありません。
ここでの「閉鎖空間」とは
・環境を固定化する
・全タスクが終わるまで出られない
の意味を含んでいます。
「環境を固定化する」は
「閉鎖空間を固定化し、ずっとその環境下で勉強し続けてください」
ということです。
「土日は、図書館に行って勉強しよう」ではなく、
「毎日、図書館に行って勉強しよう」です。
ベースとなる勉強環境を決めて、
そこにずっと身を置いて勉強するということです。
それぐらい完全にロックしてください。
なぜなら、7月は夏休みも始まるので、
「夏休み前、夏休み中にこの環境下でずっと勉強し続ける」
という閉鎖空間を決めれば、閉鎖空間で勉強することが当たり前になり、
勉強時間が爆増するからです。
多くの人は、曜日で閉鎖空間を変えたりしますが、
それだと勉強習慣や勉強時間が安定しない可能性があります。
というのも
「家で勉強しているから、誘惑に負けて勉強時間が減った」
みたいなことになるからです。
閉鎖空間は、コロコロ変えるより固定化した方が
勉強習慣も勉強時間も安定します。
なので、なるべく閉鎖空間は固定してください。
次に「全タスクが終わるまで出られない」ですが、これは超重要です。
なので、最後に持ってきました。
===
自分が決まった全タスクが終わらなければ
閉鎖空間から出てはいけない
===
これがルールです。
例えば、「図書館」を閉鎖空間にし、
その日の勉強タスクが全部で5つあったとします。
この場合
===
5つのタスクが全て終わらなければ、
図書館から出てはいけない
===
となります。
さらにこのルールに追加して
===
5つのタスクをしている最中は、
水を飲むか、お手洗いに行く以外は一切休憩を取らない
===
とかにすると、めちゃくちゃいいですね。
これで余計なことは一切せず、5つのタスクのみに集中できます。
ここでタスク内に
1つ目の「パート勉強法」も取り入れれば、さらに効果的です。
「タスク自体を部分的にしてそれのみをやり続ける」ということです。
つまり、以上を踏まえた内容を例に挙げると
===
図書館で12時間勉強(全タスク数:5)
【タスク①】国語...小説文(3時間)
【タスク②】数学...関数(2時間)
【タスク③】英語...和文英訳(2時間)
【タスク⑥】社会...世界地理(3時間)
【タスク⑤】理科...人体(2時間)
===
となります。
これを図書館で12時間し続け、
すべてのタスクが終わるまでは一切休憩を取らない。
さすがにここまでやると伸びると思いませんか?
7月は夏休みが始まる関係で勉強時間が比較的取りやすいです。
がっつり勉強時間を取るのは大切ですが、
そのためにはどうしてもロック勉強法を使った
「環境を固定化した勉強」が必要になります。
ぜひみなさんに合う環境を見つけ、
そこに身を置き続けて勉強してください。
①パート勉強法
②ロック勉強法
これら2つの勉強法で偏差値を15上げにいきましょう。
【パート勉強法】
「取れそうで取れない問題」に一点集中し、
点数が上がる単元や問題にのみ絞り込んだ勉強法
【ロック勉強法】
固定化した閉鎖空間で勉強し、
全タスクが終わるまで出られない勉強法
すでに僕の生徒が実績を作っていますので、
どちらも自信を持ってオススメできる勉強法です。
夏休みは、長いようで短いです。
ダラダラ過ごすと、一瞬で終わってしまうのが夏休みです。
1日1日を充実した勉強にするために
2つの勉強法で、偏差値を爆発的に上げていってください。
そして、7月を勉強に革命を起こす月にしていきましょう。
7月スタートです。
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