「子どもに幸せになってほしい」
どのご家庭にも共通する「ご両親の願望」だと思います。
「幸せ」というと抽象的ですが、
・お互いがいつも笑顔でいられている
・家族のことを信頼し、言いたいことが言い合えている
・家庭が円満で良好、お互いがやりたいことをしている
このようなご家庭や家族間での関係性が
持続していれば「幸せ」につながるはずです。
ただ、ここで問題なのは
「そんな関係、どう作ればいいんだ?」
「良好な関係を持続させるにはどうすればいい?」
という「どうする?」がわからないことです。
今回ズバッと解決します。
親子の関係性を良好にするためには
「親子間でのコミュニケーション」が最も重要です。
今回はこの
「親子間でのコミュニケーション」に焦点を絞り、
「どうする?」を完全解決していきます。
といってもやることは「たった1つ」。
たった1つを深堀りし、タイトル通り、
子どもが幸せになる母親の「たった1つの特徴」
をお伝えしていきます。
できているようで、ほとんどできていない内容です。
一緒にコミュニケーションの原点に立ち返り、
「幸せな家庭」を築くきっかけにしてください。
中身に入ります。
目次
◆【保護者様向け】子どもが幸せになる母親の「たった1つの特徴」
結論からいきます。
子どもが幸せになる母親の「たった1つの特徴」とは何か?
それは・・・
興味思考
です。
まずとても重要なことをお伝えします。
これは人間心理において非常に重要な考え方であり、
特に「子どもとの接し方」において、威力を発揮する内容です。
それは何かというと
===
人は自分に興味を持ってくれている人のことを好む
===
です。
想像してみてください。
みなさんに全く無関心で
こっちを見向きもしない人、
目も合わせないような人に好意を抱くでしょうか?
たとえば、
「電車に乗っているとき」をイメージしてください。
電車に乗って、座席に座りました。
隣の人に好意を抱くでしょうか?
1ミリも抱かないはずです。
なぜなら、その人のことを1ミリも知らないからです。
そう。
人は、その人のことについて知らなければ
好意を抱くことはありません。
知らないから好意を抱けない。
当然です。
ではどうすればいいのか?
ただその人のことを知るだけです。
そこで必要になるのが
今回のテーマである「興味思考」です。
興味思考はその名の通り、「人に興味を持つ思考」です。
これはマインドであり、考え方です。
今の話と絡めるのであれば
「人のことを知ろうとするマインド」です。
つまり、ここまでをまとめると
人とのコミュニケーションにおいて
重要な流れは次の4ステップです。
===
①人のことを知ろうとするマインドを持つ【興味思考】
↓
②興味思考で人と接する
↓
③その人が「自分に興味を持ってくれている」と感じる
↓
④その人がみなさんに好意を抱く
===
原点は「興味思考」です。
「相手のことを知ろう」というマインドがないと
4ステップは回せません。
関係が良好でないのは
お互いがお互いのことに無関心だからです。
彼氏と彼女が別れるのは
お互いがお互いに冷めたからです。
なぜ冷めたのか?
お互いに対して、興味関心がなくなったからです。
もちろんそれ以外にも理由はありますが、
だいたいが「興味関心の欠如」です。
家庭に当てはまるなら
・親子関係が良好でない
・子どもが言うことを聞かない
・子どもにいつもイライラしている
これらの理由は
「興味思考」で子供と接していないからです。
子どもに無関心で興味がない。
それが子どもに伝わり、話を聞いてくれない。
それに親がイライラする。
この悪循環です。
・親子関係が良好でない
→子どもに興味がなく、子供の話を聞いてあげていない。
・子どもが言うことを聞かない
→親が子どもに興味がないことが伝わり、嫌な面ばかり見えている。
そこばかり注意されるから言ったことを聞きたくない。
そして、反抗している。
・子どもにいつもイライラしている
→「興味」が完全に欠落し、
できていないところばかりが見えているので
親の感情がいつも不安定になっている。
このように「興味思考」が欠落すれば
親子関係に「ヒビ」が入ります。
「興味」と対極の
「無関心」や「指摘」ばかりされると
そりゃ子どもはイヤになります。
よく覚えておいてください。
うまくいかない理由は
うまくいくことの逆をしているからです。
子どもに興味を持つ ↔︎ 子どもに無関心
子どもに興味を持つ ↔︎ 子どもに指摘
(うまくいく) (うまくいかない)
デフォルト(初期設定)をどちらにするかです。
「子どもをどうしても変えたいです。」
こういう親御様はものすごく多いですが、
この前にもっとすべきことがあります。
子どもではなく親が変わる。
子どもの前にまずは自分を変えてください。
そのためにデフォルト(初期設定)を変えるんです。
つまり、興味思考で子どもと接してください。
興味思考で子どもと接していれば
「子どもを知ること」ができます。
知ることで、もっと知りたくなります。
そうするとどんどん興味が湧いてきて、
まず親が上機嫌になります。
子ども側からすれば
親が上機嫌でしかもこちらに興味を示してくれている。
→(子ども)上機嫌になる。親に好意を抱く。
だから、子どもは頑張れます。
「親がイライラして、子どもに強く当たる」
のではありません。
「親が子どもに無関心で、子どもの話を何も聞かない」
ではありません。
逆のことをしてください。
興味思考を持って子どもと接する
ということです。
お子様はお子様なりに頑張っています。
「もっと自分のことを認めてほしい」
「お母さん、お父さんに褒めてほしい」
「自分の話をもっと聞いてほしい」
と思っています。
子どもは承認欲求が強いです。
認めてほしい、褒めてほしい、聞いてほしい。
「ほしい」を求めています。
であれば、親はそれに応えなければいけません。
認めてあげる、褒めてあげる、話を聞いてあげる。
そのために
「興味思考で子どもと接してください」
とここまでじっくりお話ししてきました。
最も重要な全体像をお伝えしましたので
ここからは具体的な内容に入ります。
◆具体的なやり方
興味思考は「ただ発動させればいい」というものではありません。
「発動方法」がものすごく重要です。
なぜなら、意外なほど
誤ったタイミングや方法で「興味思考」を発動させて
子どもと接してしまっている親御様が多いからです。
たとえば、子どもが部活で疲れているのに
「で、宿題はいつするの?」と
「興味思考」を発動させて聞いてしまうときです。
子どもからしたら
「今疲れてるんだからあとにしてよ」と思います。
ここでの「興味思考」を発動させた接し方は
「部活大変そうやったね」
「今日の部活きつかった?」
「今日も部活お疲れ様」
という声かけをすることです。
この興味思考で子どもに「安心」を与えてください。
あるいは「興味思考」を発動させず、
「部活で疲れていて一人にしてほしそうだからそっとしておく」
のも大切です。
親子関係が良好であれば
「今日部活しんどかったわ〜」みたいに話しかけてきます。
そこで興味思考を発動させて、
「へ〜何が大変やったの?」と聞いてあげればいいです。
じっくり子供を観察しないと
正しい興味思考は発動できません。
何も考えず、親が言いたいことを言って
ズカズカと子どものパーソナルスペースに入るのではありません。
真逆です。
子どもを観察して、よく考えて、
じっくり、ゆっくり子どもに寄り添って話をする。
時と場合によっては、子どもと距離を置く。
子ども目線に立って
「今この子が求めているのは
どんな言葉だろうか?」
こう考えて「興味思考」を発動させてください。
こういうと必ず
「難しいです」という方がおられますが、なんてことありません。
子どものアクションを見て、
それに応じた声かけをするだけです。
そのためには
「ゼロ」「プラス」「マイナス」の3軸に分けて考える
と良いです。
子どものアクションが
「ゼロ」...いつも通りふつうの状態
「プラス」...機嫌や気分が良い状態
「マイナス」...落ち込んでいたり、疲れている状態
どの状態なのかをよく観察した上で
興味思考を発動させてください。
「ゼロ」(いつも通りふつうの状態)
→いつも通り、ナチュラルに話を聞く。
ここで「プラス」になるような話し方や声かけをする。
「プラス」(機嫌や気分が良い状態)
→認めてあげる。褒めてあげる。テンションを上げてあげる。
より「プラス」に持っていく話し方や声かけをする。
「マイナス」(落ち込んでいたり、疲れている状態)
→共感してあげる。一緒に寄り添って話を聞いてあげる。
まずは「ゼロ」のいつも通りの状態に戻す。
可能なら「プラス」状態に持っていく話し方や声かけをする。
とにかく話すときは
プラス
↑
ゼロ
↑
マイナス
と、より上の段階に持っていく接し方をします。
それぞれの段階で必要なのが「興味思考」です。
つまり、
プラス
↑ ←興味思考
ゼロ
↑ ←興味思考
マイナス
ということです。
どんな状況下でも「興味思考」で子どもと接する。
「それ面白いね。で、そのあとはどうなったん?」
「めちゃくちゃすごいね。それどうやったの?」
「へ〜お母さんも知らなかったわ。詳しく教えて」
子どものアクションや状態を見て、
それに応じて、質問し、共感し、話を聞いてあげる。
これをデフォルトにする。
ここまでやって
親子関係が良好にならないはずがありません。
みなさんの大切なお子様です。
興味がないですか?
「興味がない」という悲しいことを言うのではなく、
もっと子どもに興味を持ってあげてください。
・子どもがその日にしたことは?
・子どもが考えていることは?
・子どもの好きなことは何か?
・子どもの得意なことは?
・その日嬉しかったことは?
・その日悲しかったことは?
・できたことは?
・できなかったことは?
・面白かったこおtは?
・きつかったことは?
・その日成長したことは?
・これからすることは?
本当に子どものことを想っていれば
「興味」は無限に出てきます。
思考を止めるのではなく、
常に思考を稼働させてください。
===
人は自分に興味を持ってくれている人のことを好む
===
忘れないでください。
お子様は、みなさんの興味を欲しています。
であれば、それに応えて満たしてあげてください。
興味の蓄積が「幸せ」です。
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