いきなりですが、質問です。
親であるみなさんは
お子様に対してこう考えていないでしょうか?
「早く自立できるようになってほしい」
「コミュ力の高い子になってほしい」
「人を思いやる優しい子になってほしい」
「自分が望む人生を送り、幸せになってほしい」
自立、コミュ力、優しさ、幸せ。
多くの親は、子供にこうなってほしいと思っているはずです。
ではここで次のような疑問が浮かぶと思います。
「子どもが将来こうなるためには
親はどんな関わり方をすればいい?」
今回のテーマはこれです。
具体的にはタイトル通り
優しくてコミュ力が高い子の親がしている特徴
についてお話していきます。
「特徴」はそんな4つも5つもありません。
たった1つです。
今回ご紹介するたった1つの特徴で
「子どもが優しくなる」ばかりか「コミュ力を上げること」ができます。
たった1つをするだけでこれら2つが同時に手に入る。
コスパが良いことこの上なしです。
ぜひどちらも手に入れてください。
「優しさ」も「コミュ力」も
将来生きていく上でとても重要な要素です。
必ず将来役立ちます。
今手に入れておくことほど価値あることはありません。
手に入れるためにもぜひ最後までお付き合いください。
「たった1つの特徴」を吸収してください。
中身に入ります。
目次
◆優しくてコミュ力が高い子の親は必ず「この特徴」があります。
結論からいきます。
優しくてコミュ力が高い子の親は
必ず「この特徴」があります。
の「この特徴」とは何か?
それは・・・
子どもを主人公にする
です。
どうしても子どもと話していると
親であるみなさんが「主人公」になってしまいます。
「早く宿題しなさい」
「テスト勉強は大丈夫?」
「いつまでゲームしてるの!」
話の主導権がすべて「親」です。
「子どもを主人公にする」の真逆。
「親が主人公になっている」
これはまずいです。
なぜなら、親が主人公だと
親発信→子受信という図式が成立し、
子どもが「受動的」になるからです。
子どもが受動的になれば
自分でものを考えられなくなるので
相手の気持ちがわからなかったり、
相手と適切にコミュニケーションが取れなくなります。
最近、ある生徒から
人の気持ちを理解した発言をするのがものすごく苦手で
何も考えずに発言して
人のことを傷つけてしまうことが多々あります。
どうしたらいいですか?
という相談を受けました。
僕は
「人の話をもっと聞きましょう」
とシンプルなアドバイスをしました。
このアドバイスの意図は次の通りです。
自分が話したいことを話してばかりいるから
人の話を聞いていないし、聞けない。
だから、人のことがよくわからないので
相手の気持ちを理解した発言ができない。
そう。
人の話を聞けないと
話を自分の中で昇華して落とし込むことができず、
結果、相手のことがわからなくなります。
「この人は何を考えているんだろう?」
「この人はなぜ今こう言ったんだろう?」
「この人はどういう人なんだろう?」
人の話を聞いていないと
「人」を見て、「人」を理解することができません。
だから、コミュニケーションにおいてエラーが発生し、
人付き合いがうまくいかなくなります。
さて。
なぜ今僕がこの例を挙げたのか。
この理由は、今回の中で最も重要ですので
ここから力を入れてお話ししていきます。
集中してお聞きください。
ではいきます。
まずはここまでの話をまとめます。
===
人の話が聞けない
→だから、自分でものを考える力が育たない。
なおかつ、相手の気持ちがわからない。
===
もしお子様がこうなっているとしたら
原因は「人の話が聞けないこと」にあります。
こうなってしまう理由はさまざまあれど
僕が「最もヤバイ」と思っている理由があります。
この理由が今回のテーマと繋がります。
それは何かというと
そもそも親が子どもの話を聞いていない
ということです。
親が子どもの話を聞かないから
子どもが言いたいことを言えない。
だから、親ではなく、
先生や友達に話したいことを話しまくる。
結果、親以外の人の話が聞けなくなる。
このヤバイロジックで
子どもは人の話が聞けなくなります。
「聞いて、考える」という工程がすっ飛ばされるので
自分でものを考えられなくなり、相手の気持ちがわからなくなる。
「え?でも親の話を聞いているから
それは聞いて、考えることにならないの?」
と思われるかもしれませんが、多くの場合「なりません」。
なぜなら、先ほどもお伝えしたように
「親送信→子受信」の図式が成立するので
この間に「聞いて、考える」の「考える」が抜けるからです。
親が言った → ただ、聞いてやる、あるいはやらない。
「言われたからやる」。
こうなるのがふつうで、ここに「考える」が存在しません。
だから、子どもの「考える力」が育ちません。
以上から、今回のテーマと絡めると
お伝えしたいことはただ一つ。
===
優しい子、コミュ力が高い子には「考える力」がある。
それは、人の話を聞いているから。
===
お子様の考える力を育て、
お子様に人の話が聞ける人間になってもらうためには
お子様を主人公にする
必要があります。
今回の結論です。
この理由は、「お子様を主人公にすること」で
お子様自身が自分の人生を自分で考えられる、
そのために人の話が聞けるようになるからです。
親が「主人公は子ども」というマインドであれば
・子どもを応援するし、サポートしてあげられる
・子どもの話をじっくり聞いて、アドバイスしてあげられる
・子ども自身に考えさせ、信じて待つことができる
が実現できます。
「RPGのゲームの主人公」を考えてみてください。
彼らは
・自分の人生を自分で切り拓く
・人にどんどん話を聞いて情報を得る
・自分でものを考え、行動する
が自然とできていますよね。
こういうサポートをするのが
「親の役割の一つ」だと僕は思います。
さらにいうと
親は「ゲーム内の村人」的な立ち位置です。
彼らは決して「答え」を言いません。
答えに近いことやヒントを言うだけで
答えをダイレクトには伝えません。
これが主人公をサポートする親の役割ともつながります。
「子どもを主人公にする」は、言い換えると
ゲーム内の村人のような「村人マインドを持つ」とも言えます。
村人マインドでいきましょう。
村人は決して、主人公の人生に入り込むことも
主人公をコントロールすることもありません。
ただ、サポートするだけです。
これが重要です。
主人公の人生は、村人のものではありません。
主人公の人生は、主人公の人生です。
でも親子関係になると
主人公の人生が村人のに人生になります。
だからエラーが発生し、おかしなことになります。
つまり、「子どもの人生が親の人生になる」ということです。
子どもの人生は親のものではありません。
「子どものもの」です。
マインドを変えてください。
子どもの人生は子どものもの。
そのためのサポートを親がする。
この村人マインドです。
「子どもを変えたいです。どうすればいいですか?」
日々多くの親御様から
こういったニュアンスの相談を受けますが、
答えはシンプルです。
子どもを変えるのではなく
まず親であるみなさんが変わってください。
子育ての本質なのでもう一度言います。
子ども変える前に
まずみなさんが変わってください。
主人公が「親」だと
「子ども」をコントロールしようとします。
これだと子どもは話せないし、動かないし、考えられない。
話せない、動かない、考えられない主人公は
本来の主人公ではないし、こんな主人公はいません。
主人公は、自ら話し、動き、考えられる人間です。
子どもを主人公にしてください。
これが、親であるみなさんがなすべきことだと僕は思います。
ではそのために必要な3つの力を提示します。
これは子どもを主人公にするために
絶対必要な3つの力です。
これから磨いていってください。
次の通りです。
①質問力
②提案力
③共感力
順番にいきます。
①質問力
「なぜ〜したの?」
「どうやって〜する?」
「どう思ったの?」
こういった質問型で会話することです。
親→子の会話の基本は
「〜しなさい」の命令文でなく「疑問文」です。
疑問文で接することで
子どもに考えさせることができます。
そうすると
自分で気づきや発見を経て、自ら行動できる人間になります。
なぜなら、人は「自分で気づいたこと」が
一番行動する動機にになるものだからです。
子どもに「気づき」を与えるために
質問してあげてください。
②提案力
質問ばかりしていても
子どもには限界がある問題もあります。
「これはどうしたらいいんだ?」と
行き詰まったときのサポートが必要です。
行き詰まったときは「提案文」で行きましょう。
ここでも「〜しなさい」はNGです。
命令文ではなく、「疑問文」や「提案文」を徹底してください。
提案文は「〜と思う」です。
「お父さんは〜だと思う」
「お母さんは〜だと思う」
あくまでお父様、お母様の感想を述べるだけです。
「〜しなさい」と命令する必要はありません。
もちろん本当にまずいことをした場合は
「それは絶対にしてはいけない」と強く言って、
教育しないといけない場面もありますが、
そこまで頻度としては少ないので
基本は疑問文や提案文でお子様をサポートしましょう。
また、
「〜するのはどう?」「一緒に〜しよう」も
「提案文」になるので覚えておいてください。
使えるときに使っていきましょう。
③共感力
最後は「共感力」です。
最後だけあって超重要です。
正直これができていて
子どもとの関係が悪くなることはまずありません。
最強の力が「共感力」です。
ぜひ磨いてください。
まずみなさんにお伝えしたいことがあります。
人は、共感してくれる人を好む。
これはものすごく重要なのでぜひ覚えておいてください。
人が好むのは「共感してくれる人」です。
共感力がある人のセリフの例を言語化します。
「そんなことがあったんだね。すごく辛かったね」
「おお!めちゃくちゃすごいやん!」
「で、どうなったの!?続きが気になる!」
この例から、お気づきでしょうか?
共感力がある人には次の2つの特徴があります。
(1)人に興味がある
(2)人の話が聞ける
これら2つが共感力を磨くために必要なアクションです。
順番は、そのまま
(1)人に興味がある
↓
(2)人の話が聞ける
です。
まず「人に興味を示すこと」。その後に「人の話を聞くこと」。
人に興味がなければ、人の話は聞けません。
これからは今まで以上に
お子様に興味を持ってください。
「この子は何を考えているんだろう?」
「この子が好きなことは何だろう?」
「この子はなぜ今この行動をしたんだろう?」
子どもに興味を持つことです。
そうすれば子どもに関心が持てるので
よく観察でき、子どもの気持ちがわかったり、
質問したくなったり、寄り添いたくなります。
だから、子どもをサポートすることができます。
・興味を持ってくれる
・よく話を聞いてくれる
・共感してくれる
・寄り添ってくれる
子どもが好きになる親の特徴です。
ぜひみなさんは、お子様にとって
世界一の応援者であってください。
お子様は、みなさんの応援を求めています。
支えてあげてください。
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