※この投稿は高校受験が終了した中学3年生に向けた投稿です。
高校受験、本当にお疲れ様でした。
合否は人によって異なると思いますが、
まず高校受験をやり抜いたみなさんは素晴らしいです。
本当にここまでよく頑張られたと思います。
ただ・・・
勉強が終わったわけではありません。
「何かが終わる」ということは
「何かが始まる」ということ。
今のみなさんであれば
「高校受験が終わる」ということは
「高校生活が始まる」ということです。
高校が決まった人は
すでに高校生になることが確定しているので
あと1ヶ月もすればみなさんは「高校生」になります。
また1段階上の次元に進むことになります。
いきなりびびらせることを言ってすみませんが、
「高校の勉強」は「中学の勉強」とはまるで違います。
誰かから聞いたことがあるかもしれませんが、
高校の勉強は中学の勉強とは比べ物にならないくらい
勉強が難しくなります。
今まで学校の平均点が60点とか70点とかだったのに対し、
高校になると40点とか50点とかザラにあります。
中学ではなかった「赤点」という
「40点未満」の点数がつくかどうかに
ヒヤヒヤする人も少なからず出てきます。
まるで次元が変わると思ってください。
また高校では、中学とは違い
周りの学力レベルがそこまで差のない環境で過ごすことになります。
そのため、少しでもサボったり、
勉強しなければ途端に置いていかれ、
周りにどんどん差をつけられていきます。
「サッカー」で言うと
全員がレギュラー争いをしている状態なので
サボった人から脱落し、補欠に回されるイメージです。
これが高校の現実なので
ぜひ今頭に叩き込んでおいてください。
ではそんな高校生になるにあたり、
今みなさんにしてほしいことは何か?
3つ話します。
今回の3つを高校生になるまでにやっておけば
ものすごくスムーズに、そして、一歩先をリードした状態で
高校生になることができます。
初めからレギュラー入りしている状態になれます。
せっかくこの投稿をご覧いただいているのであれば
高校生になる前から、未来の同級生に周りをつけてやりましょう。
そのための内容です。
さて。
みなさんはもう「高校生」です。
中身に入ります。
目次
◆高校受験が終了した中学3年生がやる勉強法3選
高校受験が終了した中学3年生がやる勉強法3選
①英単語帳を極める
誰でも今すぐできる勉強です。
そして、まず多くの高校生がつまづく勉強です。
それが「英単語」です。
中学とは違い、
高校の英単語は量も難易度も上がります。
今のうちから英単語をがっつりやって
覚えまくっておくことほど良いことはありません。
高校生になる前に必ずやっておいてください。
具体的な内容ですが、
まず次のいずれかの英単語帳を購入してください。
『LEAP』
『システム英単語』
『Stock3000』
『英単語ターゲット1900』
書店に行って手に取り、一番自分に合っていて、
極められそうな英単語帳を1冊選び、購入してください。
すでに高校から与えられている
英単語帳があるのであればそれでもOKです。
英単語帳を手に入れれば早速進めていきますが、
次の戦略を取ります。
===
1日100個〜200個×5周戦略
===
1日100個にするか200個にするかは人によります。
勉強時間がガッツリ確保できる人は「1日200個」、
そうでない人は「1日100個」してください。
これをシンプルに5周回す戦略です。
「1日200個」を選択した人は
大体英単語に1日90分〜120分かかります。
「1日100個」を選択した人は
大体英単語に1日60分〜90分かかります。
この時間配分で決めてください。
次に具体的な戦略ですが、次の通りです。
======
【1日100個を選んだ人】
▶︎合計500個の英単語を暗記する
(1日100個×5日)×5周=25日で完了
【1日200個を選んだ人】
▶︎合計1000個の英単語を暗記する
(1日200個×5日)×5周=25日で完了
======
こんな感じで「5日で1周」回して、
25日で5周して合計500個、あるいは1000個の英単語を完全暗記する戦略です。
今から25日であれば「4月初旬」に終わるので
だいたい高校生になるまでか、
高校生になってちょっとしてからでも終わる戦略にしています。
ただ、3月は「春休み」があるので
この期間をうまく活用すると
もっと短期間で覚えられるかもしれません。
最後に「覚え方」ですが、
必ず「一語一訳」で覚えていってください。
「英単語を見たらその意味が1つ出てくる状態」にしましょう。
英単語によっては色々な意味がありますが、
ひとまず太字や赤字で強調されているような
「メインとなる意味を1つだけ覚える」でOKです。
それを覚えてから、2つ目以降の意味を覚えればいいです。
重要なことは
「英単語を見たら意味がわかる」なので
この暗記をひたすらしていってください。
また、実際に英単語の暗記をするときは
「覚える時間を取る→テストする時間を取る」を1セット
として、回しまくってください。
たとえば、
「英単語100個に60分かける場合」であれば
・覚える時間→30分
・テストする時間→10分
・間違いのみ覚え直して再テストする時間→20分
みたいな感じで、60分を分解して、
それぞれの時間で何をするのかを明確に決めてください。
そうすることで
暗記する集中力も上がりますし、迷いなく暗記できていけます。
時間を計った暗記は間違いなく集中力を上げるので
「決めた時間で暗記すること」をオススメします。
高校受験が終了した中学3年生がやる勉強法3選
②英文法書を極める
英単語の次は「英文法」です。
高校英語では英単語と英文法、どちらも必要ですので
今のうちから英文法の基礎をガチガチに固めていきましょう。
オススメ問題集は次の通りです。
『大岩のいちばんはじめの英文法』
『大学入試肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本』
『高校 英文法をひとつひとつわかりやすく』
『大学入試問題集 関正生の英文法ポラリス[1 標準レベル] 』
英文法書はいろいろありますが、
解説がわかりやすくて、詳しく
基礎がしっかり固められるものが良いので
これを満たしている4冊を選びました。
これらも書店で手に取って、
自分が極められそうな問題集を1冊選んで購入してください。
英文法書の進め方ですが、
高校生になるまでに全部やるのが難しい場合があります。
たとえば、ご紹介した
ポラリスやゼロからはどちらも300ページを超えます。
300ページを1ヶ月弱で極めるのはさすがに厳しいですので
ページを限定する必要があります。
たとえば、
・時制
・文型
・受動態
・比較
・不定詞
・動名詞
の高校1年生のはじめにするような単元のみをピックアップして
「そこだけをやって極める」という感じです。
他にも「大岩+ポラリス」みたいな感じで
比較的薄い問題集の大岩をした後に
ポラリスに移行する方法もアリです。
問題集のページ数や
「どれだけ時間を割けるか」によって変えてください。
最後に英文書の極め方ですが、次の3ステップを回します。
(1)解説を理解して暗記する
↓
(2)問題を解いて、丸つけする
↓
(3)間違いは極まるまで繰り返す
基本的にはどの問題集も
まず導入部分の解説から入るのでじっくり読みます。
ここでは線を引いたり、自分で書いてまとめたりしながら
確実に理解して、暗記していきます。
書かれていることを「授業」だと思って、
納得して読み進め、1〜2ページ読み終われば
一旦暗記する時間を取るといいです。
一通り暗記できれば問題を解きます。
間違いが出れば解説を読んだり、
再度戻って解説を読んで解き直しをして、
自力でできるようにします。
あとは忘れないように
1週間に3回程度復習をすると完璧です。
1日の計画としては
夕方にその日の決めたページをする
→夜に復習して自力でできるようにする
→週末の土日で2回繰り返して極める
というのがオススメです。
とにかく新しいことを学習するので
繰り返す仕組みを作って回していきましょう。
この一連の流れを高校生になるまで回し続け、
決めた英文法書のページを極めてください。
高校生になれば
授業が復習になるのでそこでまた繰り返され、
より極まっていきます。
当然、周りよりもみなさんは一歩先に進んでいます。
今苦労し、あとでラクをしましょう。
高校受験が終了した中学3年生がやる勉強法3選
③数学の問題集を極める
最後に「数学」です。
高校になれば
「つまづくランキング第1位」と言ってもいいくらい
つまづく高校生が続出する教科です。
わからなくなると途端に
数学が苦手教科と化しますので
今のうちからじっくり基礎を固めておきたいです。
オススメ問題集は次の通りです。
『やさしい高校数学』
『問題精講シリーズ』
『初めから始める数学』
『チャートシリーズ』
『問題精講シリーズ』『チャートシリーズ』
の2つのシリーズですが、
・入門問題精講
・基礎問題精講
・白チャート
・黄チャート
・青チャート
のいずれかでOKです。
数学が苦手な人は
・入門問題精講
・白チャート
数学が普通か得意な人は
・基礎問題精講
・黄色チャート
・青チャート
でいいと思います。
ただ、これも
これまでと同じように書店に行って自分の目で見て
自分に合っていて、極められそうな問題集を1冊選んでください。
ちなみに数学は
「Ⅰ」や「A」、「Ⅰ・A」と表記された問題集を選んください。
では「進め方」ですが、これも英文法書同様、
数学の問題集はかなり量が多いので絞りましょう。
・数学Ⅰは「数と式」
・数学Aは「場合の数」(可能なら「確率」まで)
の2単元、あるいは3単元を極めればOKです。
購入した問題集を見ながら
これらの単元を極めていく計画を立てて、
進めていきましょう。
解説をまずは読むところから始めるので
まずはじっくり書かれていることを理解していってください。
問題集によっては動画がついているので
それを見るでもいいです。
あるいは、どうしても文字だけだとわからなければYouTubeで
「数学Ⅰ 数と式」「数学A 場合の数」などと検索すれば
動画がたくさん出てきます。
文字だけだと理解しにくい場合は
「文字と動画で確実に理解していく」スタイルで
勉強していってください。
巣学は理解できていなければ
その後の問題演習が進まず、解けないので
必ず理解を強固にした上で進めていきましょう。
理解できればすぐに問題を解きます。
これは「すぐに」解いてください。
数学は実際に手を動かして
練習しないとできるようはなりません。
「解説だけ読んで理解して終わり」は絶対にやめましょう。
解説を読んで理解する→すぐに問題を解く
この2ステップは必ず守ってください。
問題を解けば丸つけして、間違えた問題を解き直します。
間違えた問題は、解説を読むのはもちろんですが、
・前に戻ってどこができていなかったのか?
・どこの理解が不足していたのか?
・どんなポイントが抜けていたのか?
といった「不足」を炙り出しましょう。
不足さえ見つければあとは戻って、もう一度理解し直し、
ポイントや解法を覚えれば終わりです。
とにかく数学は
間違えた問題を徹底的に追い続けてください。
そのためにも
間違えた理由を明確にすることです。
なんなら、解いたノートに
「間違えた理由は〜」と実際に書いてもいいです。
間違えた理由が不明確だと
必ずまた同じような間違いを繰り返すのが「数学」です。
間違えた理由を言語化→記録して書き残し、
確実に次の同じ間違いを防いでください。
あとは「間違えた理由」を繰り返さないように
完璧に正解できるまで練習するだけです。
ぜひ高校生になるまでに
「数学Ⅰ 数と式」「数学A 場合の数(可能なら確率まで)」
を購入した問題集で極めてください。
本当に極めた人だけが気づきます。
「マジで3月やっといて良かった」
どこかでそんなみなさんからの
嬉しいコメントが聞けることを楽しみにしています。
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