合格者には「合格者の特徴」があり、
不合格者には「不合格者の特徴」がある。
10年以上塾講師をしてきて
すごく感じていることです。
ということで今回は
受験直前期に○○しないと落ちます。
というテーマでお話ししていきます。
合格者は「〇〇」をしているから合格し、
不合格者は「〇〇」をしていないから不合格になっている。
それくらい合否を左右するほど
重要な「〇〇」について、深掘りしていきます。
なので今回は
このたった1つの〇〇だけを吸収していただきます。
1つでいいです。1つを徹底的にやってください。
受験直前期だからこそ
必要な内容でお話しするとともに
みなさんの合格率を間違いなく上げる内容です。
受験までもう時間がありません。
時間がないのであれば
本当にやるべきことに絞り込んで
合格に直結する勉強だけをする必要がある。
今回の投稿を最後まで見ることで
・今から合格率を上げる方法がわかる
・本当にすべき勉強が何かがわかる
・受験間近で焦る現状を変えられる
が手に入ります。
受験生のみなさんが最も望むものは
「合格」1択なはずです。
では「合格に直結する勉強」だけを
受験直前期にすべきではないでしょうか?
みなさんには「可能性」があります。
可能性を引き上げるのは「自分」。
可能性を引き下げるのも「自分」。
残りの期間、
可能性を引き上げる自分であってください。
すべては来年、志望校に合格するためです。
合格する自分をイメージしながら
最後までお付き合いください。
中身に入ります。
目次
◆受験直前期に○○しないと落ちます。
結論からいきます。
「受験直前期に○○しないと落ちます」の〇〇とは何か?
それは・・・
リハーサル
です。
受かる人がなぜ受かるのか?
落ちる人がなぜ落ちるのか?
違いは、シンプルです。
準備量の差です。
受かる準備をしたから受かった。
受かる準備をしなかったから受からなかった。
ただそれだけです。
そして、これが本質です。
このことを理解しないと
受かる可能性を引き上げることができません。
なぜなら、多くの人が
・準備量が足りていないから
・準備したと思ったけど実は準備できていないから
です。
そう。
ほとんどの人は、準備量が足りていないか、
準備量が足りていないことにすら気づいていないんです。
なぜこんなことが起こるのでしょうか?
着地点を決めていないからです。
着地点とは
「ここで終わり」というゴール地点です。
「終わるのがいつなのか?」「何をして終わるのか?」
が決まっていないので、
準備量が足りない状態になってしまっています。
結果、準備量が足りないので
最後の最後でバタバタして焦ります。
バタバタして焦ると、勉強の質が格段に落ちるので
何も身につかない勉強をする羽目になり、
勉強しても何の達成感も得られず、
「勉強しても伸びない」結果になります。
すべては「着地点を決めなかったせい」です。
逆に着地点を決めるとどうなるでしょうか?
次の通りです。
===
着地点を決める
↓
準備量が万全
↓
あとはすべてやり切るだけ
↓
すべてやり切った
↓
準備万端で完璧
↓
合格率UP
===
この流れで合格率が引き上がります。
スタートは「着地点」です。
ではここからが今回の本題です。
着地点を決めるためには
何をすればいいのでしょうか?
結論の通り、リハーサルです。
具体的には次の1つをして、着地点を決めます。
===
リハーサルする日付と回数を決める
===
これは合格に直結するほど重要なので
じっくり解説します。
まずそもそも「リハーサル」とは何かというと
「初見問題の演習」です。
受験生のみなさんであれば
「過去問」が初見問題の演習、
つまり、リハーサルに当たります。
これをする日付と回数を決めてください。
受験日から逆算して、
何年度分の過去問をいつ何回するのかを決める
ということです。
例を挙げます。
===
◆志望校Aの過去問
1/12(土)...2022年度
1/13(日)...2023年度
1/19(土)...2024年度
1/20(日)...2022年度(2回目)
1/26(土)...2023年度(2回目)
1/27(日)...2024年度(2回目)
===
こんな感じです。
とにかく
「ここで終わらせる」という着地点を決めるためにも
過去問のスケジュールを必ず決めてください。
着地点を決めると
その中の期間で終わらせないといけないので
覚悟が決まりますし、一回一回丁寧に慎重にできます。
受験直前期にバタバタする受験生は
明確に何も決まっていません。
決まっていないからバタバタして焦る。
だったら早々に
「終わりどころ」を決めるだけです。
ちなみに例では
「土曜日」と「日曜日」に過去問をするスケジュールでした。
例の通り、なるべく
この2曜日に過去問をするのが望ましいです。
なぜなら
土曜日、日曜日は朝の時間が使えるからです。
受験は「朝」にあります。
「朝の時間帯」を使って
本番同様の時間帯で過去問を解くのが
リハーサルでもあるので過去問スケジュールは
土曜日、日曜日で作成したいです。
もちろん、志望校が多く、
どうしても平日に過去問をしないと間に合わない場合は
平日に差し込んでもOKです。
受験までの残り期間から逆算して、
過去問スケジュールを立てれば「着地点」は決まりました。
ここからは「リハーサル」に入ります。
リハーサルですることは次の2つです。
===
①戦略的に解く
②分析→タスク設定をする
===
順番にいきます。
①戦略的に解く
ここでの「戦略的に解く」とは
(1)大問ごとの時間配分を決めて解く
(2)大問ごとの目標点数を決めて解く
の2点を満たした状態を指します。
大問ごとの時間配分と目標点数を決めた上で
リハーサルしてください。
これは必ずです。
たとえば、数学の大問数が「5問」で
目標点が「72点」、制限時間が「50分」なら
次のように戦略的に解きます。
===
【数学】目標点:72点(50分)
大問1:20点(10分)
大問2:15点(8分)
大問3:15点(10分)
大問4:12点(12分)
大問5:10点(10分)
===
「大問1:20点(10分)」なら
「大問1は10分で20点取る」という戦略です。
さらに細分化して、
20点取るためには
どの問題で何点取って、合計20点取るのか?
を考えます。
大問1が7問あって、各4点なら
大問1:20点
→(1)〜(7)の7問中5問取って20点を取る
という感じになります。
つまり、この戦略だと2問落としていいので
「5問確実に解けた」と思った時点で
次の大問にいってもいいわけです。
もちろんこの大問では、
制限時間を「10分」に設定しているので
8分で終わり、2分余れば、残りの問題をやってもいいです。
あるいは、残り2問は無視して
・やった問題の見直し時間に割くか
・余力時間を残して、次の大問にいくか
してもいいです。
とにかく、戦略は「大問1:20点(10分)」なので
10分あがいて、20点を死ぬ気で取りにいきます。
もちろん時間が足りなくても10分きたら
即次の大問に移ってください。
ここで
「まだ解けていないから」「あともう少しで解けるから」
という理由で制限時間を超えるのはNGです。
なぜなら、次の大問以降の戦略がすべて崩れるからです。
これは、合格点が取れない人の典型パターンです。
大問ごとに設定した時間は必ず守りましょう。
②分析→タスク設定をする
リハーサルが終われば
必ず「分析→タスク設定」をしてください。
・分析は、実際の結果を細かく見ていくこと
・タスク設定は、分析から得られた勉強を書き出すこと
です。
まず「分析」ですが、これは超重要です。
分析を怠った受験生は間違いなく合格率を下げます。
なぜなら、分析せずして、
合格点を引き上げることはできないからです。
分析には、膨大な時間を使い、
次の戦略を確定させてください。
では何をするのかというと
リハーサルで行った戦略を細かく見ていきます。
「戦略的に解く」では
実際に過去問を大問ごとに時間設定し、
目標設定して解いていきました。
この結果を振り返ります。
たとえば、「大問3:15点(10分)」であれば
✅時間内に解けたのか?
✅この点数配分は適切だったのか?
✅この時間配分は適切だったのか?
✅どこで得点し、どこで失点したのか?
✅戦略的に解くことができたのか?
これらをチェックリストとして確認していきます。
戦略通り完璧に解けた大問以外は
修正や変更が必要かもしれません。
目標点数や時間配分をいじって
より現実的な戦略にアップデートしてください。
この細かな分析作業は絶対に怠らないことです。
僕は先ほど
「受かる人と受からない人の差は準備量の差」
と言いました。
今ここでしている細かな分析作業はまさに準備量です。
時間をかけて、丁寧にじっくりやってください。
分析が終われば「タスク設定」に移ります。
タスク設定は「分析から得られた勉強」です。
分析したことで
「何を中心に勉強していくのか」を決めてください。
最優先でやるべきなのは
「戦略で立てた目標点数に達していない大問」です。
たとえば、数学の大問4で
【戦略】大問4:12点(12分)
↓
【結果】大問4:8点(12分)
となり、目標点数に達しませんでした。
この場合、4点足りなかったので
4点を取るための勉強を決めなければいけません。
大問4が「平面図形」であるならば、
平面図形に絞った勉強をしていくことになります。
・過去問と似た問題や他の平面図形の問題を
お手持ちの問題集から探して解きまくる。
・平面図形の初見問題を大量に解きまくる。
などが「タスク」になります。
このようにタスク設定し、
次年度、点数を上げるための勉強をしていきます。
以上をまとめると次の通りです。
===
分析する
↓
タスク設定する
↓
タスクをやる
↓
次年度の点数を上げる
===
リハーサル後に、この4ステップを回していきます。
これが「分析→タスク設定をする」です。
以上が「リハーサル」でした。
最後にまとめます。
===
【リハーサル】
過去問スケジュール(いつ何年度を何回解くのか)を立てる
↓
戦略的に解く(大問ごとの目標点数と時間配分を決めて解く)
↓
分析する(結果を細かく見ていく)
↓
タスク設定する(分析から得られた勉強をする)
↓
タスクをすべて潰す
↓
次年度の点数を上げる
===
受験までこのステップを
過去問スケジュールを通りに回していってください。
何サイクル回すかは、人によって変わりまずが、
みなさんはすでに「着地点」を決めているので
着地点までただやり抜くだけです。
ここまでやれば準備万端です。
合格率は、間違いなく上がっています。
受かる受験生は、受かるべくして受かっています。
受かるための準備をすでに完了させているからです。
受験前日そうあってください。
受験までまだ時間はあります。
絶対に後悔を残すことなく、
最高の準備で受験勉強を終了してください。
それでは「合格するために」今日も勉強頑張ってください。
これからもこのチャンネルでは
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