10月になりました。
夏が明け、１ヶ月が経った
今のみなさんはどんな状態でしょうか？
大きく２タイプに分かれます。
＝＝＝
（１）９月安定的に過ごせた人
（２）９月不安定だった人
＝＝＝
両者の違いは
安定していたか、安定していなかったか。
今回のテーマは
「秋に爆伸びするための１０月勉強法」です。
残念ながら「９月不安定だった人」向けではなく、
「９月安定的に過ごせた人」向けです。
「９月安定的に過ごせた人」だけが
「爆伸びする権利」を与えられます。
今回の投稿で１０月爆伸びしていきましょう。
では「９月不安定だった人」はどうすればいいのか？
今回の投稿を最後まで見れば
「ここから巻き返す方法」がわかります。
今回は本来、
「９月安定的に過ごせた人」向けの投稿ではありますが、
「巻き返す方法」をお伝えする投稿でもあります。
ただ、かなりきついです。
９月不安定だったのでここから巻き返すためには
かなりきついことをしていただかないといけません。
なぜなら
「９月不安定だった人」は
今「マイナスの状態」にあるからです。
マイナスをゼロにし、ゼロをプラスに変える。
今回の「爆伸び」とはそういうことです。
このことを念頭に、覚悟を持って、
この後もお付き合いいただければと思います。
今回は１０月勉強法を２つご紹介します。
１つ目は、修行のような勉強法です。
これに耐えて10/31までやれば間違いなく爆伸びします。
２つ目は、やった勉強を完璧にする勉強法です。
この勉強法で勉強すれば、
「やったのに完璧になっていない」ということを防げます。
できているようでほとんどの人ができていない勉強法です。
どちらも爆伸びするために必須の勉強法です。
・１０月覚醒したい
・なんとしてでも今月偏差値上げたい
・２つの勉強法を知って、これから爆伸びしたい
こういう人は最後までご覧ください。
勝負は「これから」です。
これからを変え、ギアを変え、
１０月１日目からフルスロットルでいきましょう。
中身に入ります。
目次
◆秋に爆伸びするための10月勉強法２選
秋に爆伸びするための10月勉強法２選
①多演習勉強法
１０月爆伸びするためには「ある要素」が必要です。
「量」です。
それも「圧倒的な」。
「偏差値を上げるためにはどうすればいいですか？」
「どんな勉強法が成績を伸ばしますか？」
こういうご質問は
コメント欄や公式LINEに毎日送られてきています。
こういった質問に対する答えは簡単です。
量を圧倒的に増やしてください。
これです。
伸びない人は、ただシンプルに量が少ないです。
やっている量が少ないから伸びない。
ただそれだけだったりします。
もちろん「量」以外に
「質が原因で伸びない」ということもありますが、
「質」の話はこのあとしますので、今はおいておきます。
１０月は量を圧倒的にしてください。
「量を増やさないと伸びない」と思ってください。
この理由は「出会う確率」が関係しています。
これはものすごく重要ですのでよく聞いてください。
「出会う確率」とは
テストでこれまでやった問題に近い問題が
どれだけ出るかという割合
です。
想像してみてください。
・数学の問題を１００問解いた人
・数学の問題を１０００問解いた人
どちらが数学のテストで
やった問題に近い問題と出会うか？
当然、後者なはずです。
＝＝＝
解けば解くほどテストで
近い問題に触れる確率が上がる
＝＝＝
「あ、これやった」。
この機会をどれだけテストで増やせるか？
みなさんの勝負はここです。
「あ、これやった」を増やすためには
どうしても今の「演習量」を増やす必要があります。
テストで「当て」に行くためには
シンプルに母数を増やせばいいだけ。
量を増やす。演習量を増やす。母数を増やす。
それが「多演習勉強法」です。
１０月は「演習量」を意図的に増やしてください。
具体的には、次の【公式】でいきましょう、。
＝＝＝
【公式】１０月の勉強量＝９月の勉強量×1.5〜2
＝＝＝
勉強量を1.5〜2倍にしてください。
ここで「はい、無理です」という人は爆伸びできません。
なぜなら
今までと同じ量の勉強をしていて伸びるのであれば
みんな伸びているからです。
みんな伸びていますか？
そんなことないはずです。
伸びている人もいれば伸びていない人もいる。
「その差は量ですよ」ということです。
＝＝＝
【公式】１０月の勉強量＝９月の勉強量×1.5〜2
＝＝＝
これでいきましょう。
例を挙げてさらに詳しくいきます。
「９月、数学の問題集を５０ページやった」とします。
公式に当てはめると、１０月の勉強量は
・５０ページ×1.5＝７５ページ
・５０ページ×２＝１００ページ
です。
つまり、１０月は
「７５ページ〜１００ページ」が
数学の問題集をするノルマになります。
幅を設けているのは
達成できるギリギリラインは人によって違うからです。
「１ヶ月７５ページがギリギリライン」という人もいれば
「１ヶ月１００ページがギリギリライン」という人もいます。
みなさん自身の計画を見ながら
ギリギリラインを決めてください。
ただ、どうしても「量」は確保しなければいけませんので
1.5〜2倍に設定しています。
ここで必ず出てくる質問は次の質問です。
（質問）全部1.5〜2倍にしますか？
回答はこれまで通りです。
（回答）達成できるギリギリラインで
全部するか、全部しないかを決めてください。
この設定をするためには
まず「1.5倍パターン」と「２倍パターン」を作ってみること
です。
・全教科を1.5倍したパターン
・全教科を２倍したパターン
これらを紙に書き出してください。
書き出した後に
「この教科は1.5倍きついな」みたいなことになれば
「少し減らす」か「９月と同じにする」でOKです。
「この教科は2倍のギリギリ達成ラインだな」
ということになれば２倍パターンを採用します。
なので流れは次の通りです。
＝＝＝
「全教科を1.5倍したパターン」と「全教科を２倍したパターン」を作る
↓
全体を見て、調整をかけていく
↓
達成できるギリギリラインの計画を作る
＝＝＝
これで１０月やる勉強量の最大値が炙り出されました。
最大値を決めればあとはやっていくだけですが、
最後に「とても大切なこと」があります。
それは「やり方」です。
多演習勉強法は、量を1.5〜2倍にしたので
必然的に量や時間が増えます。
そうなると「やり方」を考えなければいけません。
なぜなら、かなり量が増えたので
今までと同じやり方でやっていると
間に合わない、できない可能性があるからです。
最大限効率化して、
増やした量にテンポよく触れていく必要があります。
ではどうすればいいのか？
どんなやり方がいいのか？
まずテストする。
これです。
勉強するときは「テスト」から入ってください。
テストはなるべく「口頭」でいきましょう。
書いていたら時間がかかってしまいますので。
どうしても書かないといけない
「数学の途中式」や「漢字」「スペル」以外は
書かない勉強で勉強を効率化してください。
まず口頭でテストから入り、
⭕️、❌を高速で仕分けていけばいいです。
以上、多演習勉強法は
「９月の勉強量×1.5〜2倍」の量を高速でテストする勉強法
です。
もちろん学習していない内容はできないので
これまでやった勉強を高速でテストしまくっていってください。
「先取り」や「予習」として多演習勉強法を使いたい人は
「１０月達成できるギリギリの量を決めて、高速でやっていく」
でいけばOKです。
あとは学習した後に、
テストしまくれば多演習勉強法はできます。
１０月はぜひ量を爆発的に増やし、
圧倒的な量をテストし、演習しまくっていってください。
そうすれば、みなさんはテストで
やった問題と近い問題に触れる「出会いの確率」を
上げることができます。
秋に爆伸びするための10月勉強法２選
②逆三角形勉強法
１つ目の勉強法では
「多演習勉強法」について話しました。
２つ目の勉強法は、この続きです。
実は、多演習勉強法には「穴」があります。
おそらく１つ目の話をする中で
この「穴」に気づいていた人がいるかもしれません。
多演習勉強法は
量を増やしてテストしまくる勉強法です。
当然かなりの量するので
これするだけで一気に爆伸びする人はいます。
ただ中にはこれをやっても全く伸びない人がいます。
多演習勉強法をやって
伸びる人もいれば伸びない人もいる。
両者の違いは何か？
完成度です。
つまり
・大量にテストして、完成させない人
・大量にテストして、完成させる人
この違いです。
当然みなさんは後者の
「大量にテストして、完成させる人」になってください。
多演習勉強法をして、完成させるための勉強が
「逆三角形勉強法」です。
次の図を見てください。
この図が「逆三角形勉強法のすべて」です。
「100%状態→0%」にする勉強法が、逆三角形勉強法です。
はじめは広く、どんどん狭くなっていき、
最後は「点」に集約させるイメージで勉強してください。
多演習勉強法では、まずテストから入りました。
これは図の「100%」の状態です。
当然テストすれば
「できた問題」も「できなかった問題」もあります。
仮に「１００問やって７０問できなかった」とします。
この状態が図の「70%」です。
「できなかった70%」です。
この70%に集中して、勉強する。
一通り終われば、70%テストする。
３０問正解した。
「残り40%」です。
この状態が図の「40%」です。
「できなかった40%」です。
この40%に集中して、勉強する。
一通り終われば、40%テストする。
すべて正解した。
「残り0%」です。
これでできなかった問題が
100%→0%になり、完成度100%になりました。
以上「逆三角形勉強法の仕組み」まとめます。
＝＝＝
【逆三角形勉強法の仕組み】
すべてテストする（多演習勉強法）
↓
できなかった問題を炙り出す
↓
できなかった問題のみを勉強する
↓
できなかった問題のみをテストする
↓
できなかった問題がすべてできるようになるまで繰り返す
＝＝＝
最大のポイントは
「できなかった問題を追いかけること」です。
ほとんどの人は
できなかった問題を追いかけません。
この図のように
「逆三角形勉強法の途中」で止まっています。
できなかった問題を少しやって終わっている人です。
こういう人は、この図のように
途中で終了する「台形勉強法」をしています。
これが「伸びる人」と「伸びない人」の差です。
つまり、
・伸びる人...逆三角形勉強法
・伸びない人...台形勉強法
ということです。
どちらの図形で勉強するかで、伸びはまったく違ってきます。
さらにいうと「爆伸びする人」は
＝＝＝
多演習勉強法（テストしまくる）
↓
逆三角形勉強法（できなかった問題をゼロにする）
＝＝＝
の仕組みを必ず守っています。
この普遍的で本質的な勉強をするからこそ
絶対的な伸びを手にしています。
勉強しまくっても伸びない人、
テストしまくっても伸びない人は
総じて「できなかった問題」を追いかけていません。
もっとできなかった問題を追いかけてください。
そのためにも、まず大量にテストしてください。
そこから炙り出された間違いを
１０月徹底的に追いかけ、潰していくんです。
＝＝＝
大量にテストした→全部できるように変えた
＝＝＝
そうすればみなさんは１０月爆伸びしています。
勉強の本当の勝負は「間違えたとき」です。
逆にいうと
間違えたときがみなさんが爆伸びするチャンスです。
１０月、この経験を味わい尽くしてください。
最後にもう一度言います。
間違えたときが本当の勝負ですよ。
１０月スタートです。
これからもこのチャンネルでは
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