先日、公式LINEに視聴者の方から
次のようなメッセージをいただきました。
何がすごいかって、
もちろん「英検2級に合格したこと」ですが、
もっとすごいのはこの方が
「中学2年生であるということ」です。
===
中学2年生で英検2級に合格した
===
どうやって??
ということで今回は、英検のお話です。
小学生、中学生、高校生、社会人の方々の中で
「英検取得」を目指されている方は多いと思います。
実際、僕の生徒や視聴者の方でも
英検の勉強をされている方は多いです。
英語熱が強い方は多いですし、
英検を勉強しておくことが
そのまま高校受験や大学受験につながることは
めちゃくちゃあります。
受験に有利に働くし、英語の勉強もできる。
やらない手がないのが「英検」です。
今回はそんな英検について
「英検合格」に向けたお話をしていきます。
中学2年生で
英検に合格された視聴者の方からお聞きした
以下のラインナップでお話ししていきます。
===
①使っていた参考書や問題集、単語帳とそれぞれの特徴
②①の問題集をそれぞれどれくらいの期間使ったか?
③英検対策で実際にしていた勉強法
④英検2級に合格するために気をつけるべきことや意識すべきこと
===
英検合格に必要なことを全て教えていただきました。
とても本質的、かつシンプルな言葉でまとめましたので
英検合格に向けて勉強されている方々の参考になるはずです。
「次の英検、絶対に合格したい!」
という人はぜひ最後までお付き合いください。
早速、英検合格に向けた対策に入っていきましょう。
中身に入ります。
目次
◆【英検】中2で英検2級に合格した最強の勉強法
①使っていた参考書や問題集、単語帳とそれぞれの特徴
まずは使っていた単語帳や問題集です。
===
・『出る順パス単』
・『過去問』
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単語帳と過去問の2冊で合格されています。
究極、これら2冊で合格できるのが英検です。
英検は「単語ゲー」なので
「どこまで単語が完璧か」で大きく合否に影響します。
単語帳をどれでしようかと迷った場合は
『パス単』で十分なのでこれ1冊を極めてください。
「過去問」もなんでもいいですが、
この方も書かれてりる通り、
「詳しくて日本語訳がきちんとついているもの」がいいです。
そういった意味では、
こちらもオススメですね。
解説が詳しくて進めやすいです。
あと補足としては
「基本をしっかりやりたい」という人に向けては
がオススメです。
「時間があまりない人」に向けては
がオススメです。
「英作文や面接が不安」
「ライティング、リスニングが不安」
で集中的に強化したい人に向けては
がオススメです。
問題集が多いので
自分に必要な問題集を選定した上で対策していきましょう。
自分に必要な問題集を絞り込み、
その問題集を極める勉強をしていってください。
どんな勉強でもそうですが、
「何を使うか」よりも「どう使うか」が本質です。
②①の問題集をそれぞれどれくらいの期間使ったか?
スケジュールはものすごく重要です。
なぜなら
「どれくらいの期間でその問題集を極めるのか?」
を決めておくことが最速最短で合格に近づくからです。
その問題集を終わらせる期間を決めないと
ダラダラ勉強しますし、
何より間に合わないかもしれません。
多少のスケジュールのズレはあれど
「〇〇までに終わらせる」という締め切りは絶対に決めたいです。
この方は
===
・単語帳→1ヶ月
・過去問→2週間
===
という「期間」で問題集を回し、合格されています。
単語帳と過去問は大体こんなものかと思います。
少し不安であれば
あと1週間〜2週間延ばしてもいいですね。
つまり
===
・単語帳→1ヶ月1週間〜1ヶ月2週間
・過去問→3週間〜1ヶ月
===
という期間です。
もちろん英検準1級や英検1級など英検の級が上がってくれば
もっと期間は必要になりますが
英検2級であれば1ヶ月〜2ヶ月くらいで対策は完了させたいです。
英検対策を
・1から、基本から始める人
・問題集が3冊〜5冊になる人
でも3ヶ月〜4ヶ月くらいで完了させたいですね。
先ほど「オススメ問題集」を
たくさん紹介させていただきましたので
問題集が多くなる人は期間を延ばす必要がありますからね。
以上
①どの問題集を使うか?
②極める期間は?
の2点を確定させた上で英検対策を開始していきましょう。
続いて「英検の勉強法」です。
③英検対策で実際にしていた勉強法
(1)英単語
(2)過去問
(3)ライティング
(4)二次試験
の4つをシンプルにお伝えいただいています。
それぞれ順番に見ていきます。
(1)英単語
「英単語は毎日やりました」。
ある意味、これが最も重要です。
英単語はどんどん忘れていくので
「毎日」やらないといけません。
2日に1回とか3日に1回とかではなく、
必ず「毎日」やってください。
暗記方法もとてもいいですね。
===
「暗記→テスト」を繰り返す。
テストまで何周やったかわからないくらいやる。
===
英単語は
英語の意味さえ覚えればいいので
まず「覚える時間をとって、テストする」
の順番で「覚えるまで」回すだけです。
九九レベルで即答できるまで
「暗記→テスト」のセット数を回しまくってください。
たとえば、パス単であれば
「約1,700語」の単語が収録されているので
まずは、この1,700語を覚える計画を作成します。
この計画は
・極める期間
・周回数
の2つで決まります。
たとえば、
「1,700語を2ヶ月(60日)で6周する」
としたとすると、
===
1,700語×6周÷60日=170語/日
===
と計算され、
「1日170語」を毎日覚える
→10日で1周完了させる
→60日で6周する
→極める
という計画になります。
「1日170語を覚えるのに1時間半かかる」
のであれば「毎日1時間半、英単語を覚える時間」を取ります。
===
「毎日1時間半」の中で「170語」に対して、
「暗記→テスト」を何回も何回も回し、覚えていく。
===
これで英単語の計画は完成です。
(2)過去問
次に過去問です。
この方は
===
過去問3回分→時間を計って2回
分野ごとで残り1回
▶︎合計:過去問3回分を3回
===
で対策されています。
とても良い数字ですね。
ゴールは、「過去問を3回」は回したいです。
時間のあるなしにはよりますが、個人的には
「過去問5回分を3回回す」が
最もかたく合格するために必要な戦略だと思います。
その中で出てきた知らなかった単語は
ノートにメモしてまとめる
→覚える
単語帳で単語は入れていますが、
普段使う問題集や過去問でも
単語はストイックに覚えていきたいです。
語彙力はいくら増やしても
得しかありませんからね。
なのでゴールは次の通りです。
===
英検まで使う
単語帳、問題集、過去問で出てきた英単語は
全て覚えている。
===
(3)ライティング
次にライティングです。
===
何度も書く
→答えが思いつくまでやる
===
という勉強をされています。
過去問やライティング用の問題集で重要なことは
「まず書くこと」です。
実際に自分で書いてみて、
・どこが間違っているのか?
・何が不足しているのか?
を突き止めないといけません。
これは自分ではわからないので
「先生」に添削をお願いしたほうがいいです。
そうやって、この方のように何度も書いて書いて書きまくり、
「書くごとに減点対象が減っている」を実現しなければいけません。
最終的には
「ほとんど減点がない英文」を目指してください。
ライティングを書く
→添削を受ける
→覚える
→覚えたことを意識してライティングを書く
このサイクルを英検まで回していきましょう。
あとは
過去問の模範解答や問題集内に書かれている
英作文特有のテンプレートは覚えておきましょう。
そのテンプレート通りに書けば
語数も稼げますし、減点も減らせます。
(4)二次試験
「過去問の音声を使って話す練習をしました」
というのがとても良いですね。
===
実際に出された音声を聞く
→その答えを考えて話す練習をする
===
これにより、二次試験の対策は十分できます。
二次試験の対策に迷う人は多いと思いますので
この勉強法はとても参考になるはずです。
その後に
===
やり終わったら、解説を読んで
色々な意見を頭を中に入れました。
===
完璧です。
過去問の解説をしっかり読むことで、
それが十分、英検対策になりますね。
解説を頭に入れておくことで、
その解説を完コピして自分なりに使うことができれば
完璧な英文を書くことができます。
当然完璧な表現なので、それを使い回すことで
「減点されない英作文」の完成です。
なので「解説読み」は必須ですね。
解説に書かれている英文を
「公式」として丸暗記しておき、
自分なりに英単語を変えるだけで
100点満点の英文になりますからね。
もちろん同じ問題は出ないので
あくまで「公式」として使ってください。
これは
解説の表現を「公式」として頭に入れておき、
その公式と似た形で英文を書く
ということです。
④英検2級に合格するために気をつけるべきことや意識すべきこと
最後に
「英検2級に合格するための方法」
をお聞きしましたのでお伝えします。
お伝えいただいたことは2点です。
===
(1)「スキマ時間」にでも毎日英語に触れること
(2)二次試験では「伝える姿勢」を見せること
===
どちらも非常に本質的な内容です。
英語力を上げたければ
毎日英語に触れなければいけません。
この方はとても忙しい中でも
スキマ時間を見つけて英語に触れられています。
英単語や英熟語、表現などの暗記事項であれば
スキマ時間で毎日触れ続けられます。
「少しでもいいから毎日英語に触れる」。
身も蓋もない当たり前の話ですが、
これが合格するために必要なことです。
部活や習い事、宿題や課題、5教科の勉強など。
色々やらないといけない中でも
勉強していくのが「英検」です。
普段から英単語帳を密着させ、
ここぞというタイミングで
英単語の暗記に努めてください。
英検のラストは「二次試験」です。
過去問や面接対策で
練習してきた表現や暗記事項を使って
いかに自信を持って面接官に英語で伝えられるかです。
この方は
二次試験では「伝える姿勢」を見せること
と書かれています。
「伝える姿勢」を見せるためには
それ相応の準備が必要です。
「これだけやったんだから大丈夫」という自信が
「伝える姿勢」に繋がりますからね。
英検まで
できる準備をガチガチに固めていきましょう。
まだできることはあります。
以上が
中2で英検2級に合格した最強の勉強法
でした。
今回の勉強法をご提供いただいた方、
本当にありがとうございます!
まだ中学2年生なのに
英検2級を取得されたことはもちろんのこと、
本質的で誰にでも当てはまる内容で
お伝えいただいているのが本当に素晴らしいです。
多くの方の参考になりまくったと思います。
感謝申し上げます。
ぜひ次の
「英検準1級取得」、「高校受験合格」目指して
頑張っていただければと思います。
今後のご活躍を心から楽しみにしています!
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楽しみにお待ちしています。
では次の「成功事例共有回」でお会いしましょう。
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