公立高校用の問題集は
どの問題集を使ったらいいですか?
公立向けのオススメ問題集を教えてください。
どの問題集を使えば公立高校に合格できますか?
非常に多い質問です。
今回全解決します。
今回は、
「公立高校向けのオススメ問題集」
を4冊ご紹介します。
もちろん全て僕が
「これまで生徒に使わせてきた問題集」ですし、
第1志望校に受からせてきた問題集になります。
なんなら今、現在進行形で
中学3年生の受験生に使わせ、極めてもらってもいます。
「これやっとけば公立高校入試は大丈夫」と
自信をもって言える問題集なのでぜひ安心してお使いください。
また今回は、「問題集の紹介」だけではなく、
・問題集の使い方
・到達偏差値の目安
・極めるべき期間
・次の問題集
の4つも詳しくお話ししていきます。
公立高校を志望する人にとっての助けとなるような動画にしますので
「何としてでも第1志望の公立高校に合格したい」という人は
必ず最後まで見ていってください。
受験は
問題集を極めることで合格に近づいていきます。
「問題集を極めること」に集中し、
第1志望校合格をもぎ取る勉強をしていきましょう。
すべては来年の春、第1志望校の門を潜るために。
いきましょう。
目次
◆【高校受験】公立高校向けのオススメ問題集4選
【高校受験】公立高校向けのオススメ問題集4選
①きちんとこれだけ公立高校入試対策
【到達偏差値の目安】偏差値60
【ページ数】全教科128ページ
【問題】約60ページ
です。
「2ページの解説→2ページが問題」
という構成になっています。
解説部分が単元ごとにカラーで見やすくまとまっており、
本当に必要な暗記事項が効率よくインプとできます。
中学全範囲が一通り学習できた後の
公立高校対策用問題集の1冊目としては非常にオススメです。
「公立志望で問題集選びに迷えば、
まずはこの1冊をしておいてください」
という問題集です。
問題部分は、
基礎〜標準問題が満遍なく網羅されているので
「基礎の確認をしたい、もう一歩踏み込んだ問題ができるようになりたい」
という受験生にとっては良書です。
問題集の冒頭では
「標準レベルの問題の対策が最優先!」と書かれている通り
標準問題にこだわっているようです。
僕の生徒、視聴者の方含め、
「使いやすい」、「きちこれ使っています」
「サクサク進めていけます」いうお声をいただいていますので
この問題集を使っておけば問題ないかなと思います。
もう少し「問題集の中身」をご紹介すると
解説の後に「練習問題」が2ページ載っていますが、
全ページに「目標時間」がついています。
意外とこれが重要です。
なぜなら、
目安となる制限時間が設けられている問題集は
比較的少ないからです。
「目標時間」で解くことで
「このくらいの時間で完了させればいいんだ」
という時間感覚が掴めるのでその点でも
きちこれは良い問題集です。
以上の点から
本当にコンパクトに必要事項がまとまっている問題集です。
・ただ基礎がまだ固まっていない
・中学範囲が完了していない
という受験生にとっては少しやりにくい側面もあります。
それは「解説部分の使い方」に関わってくるからです。
基礎が固まっているからこそ
「解説部分」が再度復習となります。
また全範囲が一通り完了しているからこそ
解説部分効率よくインプットでき、抜けている部分の確認ができます。
なので解説部分は
・復習用
・抜けている所をあぶり出す用
としてお使いください。
解説部分はスルーせず、一言一句読み、
ここでインプットしてください。
インプットとは、理解暗記することです。
「知らなかったな」
「これ理解し直さないとな」
「暗記できていなかったな」
というところの理解と暗記を固め、
解説部分の2ページを仕上げておいてください。
線を引いたり、必要部分を
ノートやルーズリーフに書き出したりして、
インプットしてもいいです。
なので
解説部分でインプット▶︎問題部分をでアウトプット
という使い方が基本です。
次に「問題部分の使い方」ですが、
インプットできれば何も見ずに問題を解きます。
全て都道府県名が書かれた
「実際の公立入試で出題された問題」です。
本番を想定しながら目標時間をはかり、
緊張感を持って解いていってください。
ここで「テスト」するイメージです。
たまに「チャレンジしてみよう!」という問題も出てきます。
難易度高めの問題なので
これが解けると「偏差値65〜70くらい行くかな」と思います。
「極めるべき期間」ですが、「2ヶ月」です。
周回数は、3〜4周です。
なので2ヶ月で3〜4周して極めてください。
きちこれが終われば
「次の問題集」が2つ目です。
【高校受験】公立高校向けのオススメ問題集4選
②超効率問題集
【到達偏差値の目安】偏差値60〜65
【ページ数】150〜160ページ
【問題】約120ページ
です。
きちこれの倍の量の問題が記載されているので
問題量はきちこれと比べて豊富です。
構成は
・出るとこチェック「2ページ」
・解説ページ「1ページ」
・問題ページ「2〜5ページ」
なのでやはり問題量が多い問題集となっています。
超効率問題集も全範囲が完了していて、
基礎が固まっている受験生がすべき問題集です。
きちこれよりも問題量が多く、やり抜くの難易度が高いので
きちこれの次の問題集にしています。
超効率問題集は
「出るとこチェック」から始まりますが、
この問題を解くことで基礎の抜けや復習になります。
きちこれと違うのは、「まず問題から始まるところ」です。
その後に1ページの解説が待っていますので
「出るとこチェック」で抜けが発見でき次第、
解説ページでインプットを固めるイメージです。
なので
出るとこチェック(アウトプット)
▶︎解説部分(インプット)
▶︎問題部分(アウトプット)
というアウトプット2倍の構成になっています。
必然的にアウトプットが増え、
一気に定着へと向かうのでこれはすごく良い構成です。
問題演習型の問題集なのでガンガン問題を解きまくり、
「できた問題」と「できなかった問題」を仕分けてください。
2周目以降でできなかった問題を潰していけばOKです。
超効率問題集の大きな特徴は
・出題率
・正答率
が数値化されているところです。
「何が出ているのか?」「正答率はどれくらいか?」
のリアルな数値がわかるので
・何に集中して勉強すればいいのか?
・どういった問題を取り、どういった問題を落としてもいいのか?
がわかります。
これは合否を分けるほど重要です。
なぜなら
入試は合格点を取る試験だからです。
入試で「合格点」を取るためには
・何が出るのかを把握していること
・合格点に必要な問題の練習をすること
・捨てる問題を決めること
の3点が必要です。
出題率と正答率を知ることでこれら3点がわかります。
こういった数値を捉え、
日々の勉強に反映した勉強をすることで
合格率は上げられます。
最後には「模擬テスト」がついています。
全ての問題が自力で解ける状態になれば
最後のラスボスとして挑んでください。
制限時間も書いていますので
時間を計って取り組み、これまでの成果を確認しましょう。
超効率問題集を極める期間は「2〜3ヶ月」です。
・偏差値60台が志望校の人は「3ヶ月」
・偏差値70台が志望校の人は「2ヶ月」
で極めてください。
偏差値70台が志望校の人は
最後、「次の問題集」が待っているので短めの2ヶ月で設定しています。
【高校受験】公立高校向けのオススメ問題集4選
③解き方が身につく問題集
【到達偏差値の目安】偏差値65〜70
【ページ数】全教科128ページ
【問題】約120ページ
『超効率問題集』と同じくらいの問題数、分量ですが、
問題難易度が高いです。
正答率が数%しかない問題も記載されています。
とにかく解き方が身につく問題集の問題は
質が高いです。
特に「数学」と「理科」は
一筋縄では行かない問題が多いです。
僕の生徒からも「数学と理科が難しい」という声が多いです。
ただ問題難易度と質が高いので
100%理解し、解法パターンを習得すれば
応用問題に対応できる力が養えます。
それほど良問揃いなのが
『解き方が身につく問題集』です。
グッと偏差値を伸ばしたい、
偏差値70を超えるトップ校を志望している受験生に
オススメです。
解き方が身につく問題集は
例題解説▶︎実践問題
という構成になっています。
例題解説が秀逸で
具体的に手順ごとに解き方が示されています。
「どういう順番でどう考えて解けばいいのか?」が掴めるので
・まず何から手をつければいいの?
・ここからどうやって考えればいいの?
となりやすい人にとって救われる問題集です。
===
例題で解き方をインプットする
▶︎実戦問題でインプットした解き方を使う
===
この流れで
「できる問題」を増やしていきましょう。
特にできなかった問題は
「どこでつまづいたのか?」を明確にして、
つまづいた箇所を解説で確認してください。
例題解説と同じ解き方の手順が書かれていますので
つまづき箇所が明確にわかります。
どの解き方でつまづいたのかを明確にして解決し、
問題を極め続け、問題集を極める
解き方が身につく問題集の使い方の本質です。
解き方が身につく問題集で偏差値が10上がった生徒は
「模試で解き方が身につく問題集の解き方が使えたので解けました」
と言っていました。
これが偏差値を上げる人です。
こう言えることをゴールに問題集を使っていってください。
極める期間は「3ヶ月」です。
僕の生徒を見ていると極まった周回数は
5周くらいなのでまずは5周回すことをゴールに
周回していきましょう。
では最後の問題集です。
【高校受験】公立高校向けのオススメ問題集4選
④全国高校入試問題正解
【到達偏差値の目安】偏差値70
【問題】計110の全国の過去問
・公立高校と独自問題:約50
・私立高校:約50
・国立高校、高専:約10
高校受験、最後のラスボス的問題集です。
その名の通り、
全国各地の入試問題が110くらい載っています。
特にこの問題集の最大の強みは
・47都道府県の公立入試の問題が載っている
・全て生の入試問題が載っている
という点です。
これまでご紹介してきた3冊の問題集は
単元ごと、分野ごとの問題集でしたが、
『全国高校入試問題正解』は全てがまとまっていて、
1つの入試問題しか載っていません。
なので本番さながらの練習ができます。
本番さながらの練習ができればどうなるのか・・・?
ここまでの勉強の成果が一撃で炙り出されます。
・何ができて何ができなかったのか?
・得意、不得意単元はどこか?
・時間配分や点数配分は適切だったのか?
1つのテストや模試を受けるイメージなので
こういったことがわかります。
とんでもない量の問題が載っているので
これ一冊を入試まで使っていけばOKです。
私立高校が第1志望の人で偏差値70を目指す人は、
私立高校50校の過去問を解いていってください。
志望校の偏差値と同じくらいかちょっと上の高校を解きたいので
実際はもう少し減るかと思います。
私立入試が1〜2月にあることを考えると
10月から全国高校入試問題正解に着手し、
12月から志望校の過去問演習に入りたいです。
公立が第1志望の人で偏差値70を目指す人は、
47都道府県を全制覇してください。
都道府県の難易度によりますが、
正答率目標は8割〜9割を目指します。
公立高校は「落とせない問題」が多いので
ミスなく正確に取っていく力が求められます。
47都道府県でその練習をしていってください。
公立入試が2〜3月にあることを考えると
11月から全国高校入試問題正解に着手し、
1月から志望校の過去問演習に入りたいです。
遅くとも12月から入りたいです。
最後に全国高校入試問題正解の使い方ですが、
次の4ステップをしていってください。
===
①時間を計って問題を解く
②丸つけし、点数や正答率を出す
③必要な問題を極める
④「③」の類題演習をする
===
制限時間が書いていますので時間を計って問題を解きます。
その後、丸つけをし、点数や正答率を出してください。
47都道府県の公立入試には
各都道府県、各問題ごとに配点が書かれていますので
算出しやすいです。
算出することで
8〜9割くらい取れているのかを確認してください。
次に間違えた問題を極めます。
解説をじっくり読んで
理解暗記していってください。
中にはどうしても難しい問題、
解説が理解しにくい問題もあります。
そういった問題に出くわしたときは
・誰かに質問する
・合格点に不要な捨て問と考え、スルーする
の対応を取ります。
入試で満点はまずないですし、
入試は合格点獲得ゲームなので
時にはスルーして飛ばすこと問題も必要です。
なので「③必要な問題を極める」と書きました。
3ステップ目で「必要な問題のみ」を極め、
最後に「③」の類題演習をしてください。
「必要な問題」を落としたから
それと似た問題の演習を積み、極める。
この継続により、じわりじわりと
全国高校入試問題正解で出される問題ができるようになていきます。
なぜなら詰まるところ、
入試問題は似たような問題の使い回しただから
です。
これは本当に大量に演習を積んだ人だけ気づいています。
よほど特殊な学校や超難関校でない限り
同じような構成、同じような問題が出されるのが高校受験です。
4ステップに沿って
全国高校入試問題正解を回していけばこのことに気づけます。
ちなみに4ステップ目の類題演習は
これまで使ってきた
・きちんとこれだけ公立高校入試対策
・超効率問題集
・解き方が身につく問題集
から必要な問題を探して、演習すればOKです。
近しい問題は必ずあるはずなので
戻って演習し、極めてください。
以上が
【高校受験】公立高校向けのオススメ問題集4選
でした。
今回は公立高校向けの問題集をご紹介してきましたが、
最後の最後は
いかに問題集を計画的に極め、テストで点数が取れるか
です。
問題集でやった問題と近い問題をテストで取る。
だから点数、順位、偏差値が上がります。
このゴール達成のために
問題集を回していってください。
公立入試は
同レベルの受験生同士の戦いになります。
いかにやった問題を正確に取れるかが勝敗を分けます。
このことを絶対に忘れず
これから受験まで死ぬ気で問題集を回していってください。
今回の投稿で
1人でも多くの公立高校を第1志望校にしている受験生が
合格することを祈っています。
これからもこのチャンネルでは
みなさんの成績、偏差値をぶち上げる勉強法を
バンバン投稿していきます。
そういった記事を見逃したくない人、
マジでこれから勉強で人生変えたいという人は
読者登録しておいてもらえればと思います。
YouTubeチャンネル「塾講師ヒラ」、
YouTubeチャンネル「ヒラクラス」、Twitter、Voicyでも
勉強法の発信や勉強相談にたくさん回答していたり、
YouTubeで未公開の内容も投稿していますので
もし興味がある人はフォローお願いします!
ということで今回もありがとうございました!
また次回お会いしましょう!
これからもこのチャンネルでは
みなさんの成績、偏差値をぶち上げる勉強法を
バンバン投稿していきます。
そういった記事を見逃したくない人、
マジでこれから勉強で人生変えたいという人は
読者登録しておいてもらえればと思います。
YouTubeチャンネル「塾講師ヒラ」、
YouTubeチャンネル「ヒラクラス」、Twitter、Voicy、でも
勉強法の発信や勉強相談にたくさん回答していたり、
YouTubeで未公開の内容も投稿していますので
もし興味がある人はフォローお願いします!
ということで
今回もありがとうございました!
また次回お会いしましょう!
◼️書籍
◎『勉強嫌いでもドハマりする勉強麻薬』
https://x.gd/Vf5FT
◎『勉強は考え方がすべて』
https://amzn.to/3bH9gYZ
これら2冊でみなさんの勉強人生をひっくり返します。
◼️YouTube「塾講師ヒラ」
https://www.youtube.com/channel/UCpxpcJZSb5EXrSFZE6n-BkQ
▶️勉強人生をひっくり返すチャンネルです!
◼️YouTube「ヒラクラス」
https://youtube.com/channel/UCocRaNwufRjpuS79u9OT4sA
▶️みなさんからの質問に答えるチャンネルです!
◼️Twitter
https://twitter.com/hirastudy
▶️「受験の極意」を発信しています!
◼️TikTok
http://www.tiktok.com/@hirastudywithme
▶︎YouTubeショートの先行配信をしています!
◼️Voicy
https://voicy.jp/channel/2554
▶️「勉強人生を変えるラジオ」を配信しています!
◼️ LINE@
▶️成果のご報告や勉強記録などで
みなさんとコミュニケーションをとっております。
個別でのご質問やご相談は
有料でのみひっそり受け付けております。
ID検索▶️@179aadun