ヒラです!
今回は3人のために書きました。
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①合格を手に入れたい人
②受験前に喝入れて欲しい人
③第1志望校を絶対に諦めたくない人
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「落ちたくない」
「絶対に受かりたい」
全受験生こう思っています。
落ちたい受験生なんて誰もいません。
でも現実は
受かる受験生もいれば落ちる受験生もいます。
「入試前に"落ちる"とか
そんな縁起でもないことを言わないでくれ」
おっしゃる通りです。
でも今回僕がお伝えしたいのは
受験直前期を迎えられているみなさんに
どうしてもお伝えしたい受験勉強の現実です。
僕は塾講師なので
これまで非常に多くの受験生と対面で関わってきました。
当然その中で
めでたく「受かった生徒」と
残念ながら「落ちた生徒」がいました。
両者の違いは何なのか?
ひたすら考えてきました。
今回はそんな内容、
「受験直前期」にやりがちな
落ちる人の考え方・勉強法のお話です。
4ついきます。
特に最後4つ目は
本当に聞いていただきたいことです。
入試に向けて
本当に最後のラストスパートです。
いきましょう。
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では本題に入ります。
目次
◆【あなたは落ちます】落ちる人の考え方・勉強法4選
結論からいきます。
落ちる人の勉強法4選とは
===
①問題意識を抱えていない
②思考停止で勉強している
③時間とミスにこだわっていない
④内心諦めている
===
です。
順番にいきます。
①問題意識を抱えていない
みなさんは
「ゆでガエルの話」を知っていますか?
こんな話です。
===
煮えたぎった鍋にカエルを入れようとすると逃げるが、
水が入った鍋であればカエルは大人しく入る。
この鍋を火にかけるとカエルは
自分がゆでられていることに気づかず、
最後には「ゆでガエル」が出来上がる。
===
「落ちる人」は
この「ゆでガエル」のような人です。
つまり、自分が今、実はゆでられている、
問題や弱点があるのにそれに目を向けようとせず、
あるいは気づかず、
最終的に「落ちる」という人です。
そして「落ちた時」に気づきます。
「もっとやっとけばよかった」
落ちる人の典型です。
この際なのではっきり言います。
===
受験生全員が
「鍋にかけられたカエル状態」です。
===
何も問題意識を持たず、放っておいたら
「ゆでガエル」になりかねません。
知らず知らずのうちに
「落ちる現実」を引き寄せます。
だからこそ
問題意識を持たなければいけない。
受験生である限り
「問題」はつきまといます。
問題のない受験生など
誰一人としていません。
受験は不確実なものだからです。
合格するかどうかなんて
誰にもわからない不確実極まりないのが「受験」なんです。
今、みなさんが
「本当にしないといけないこと」は何ですか?
みなさんが放置していることは何ですか?
どんな問題を抱え、しないといけませんか?
本当はやらないといけないのに
目を背けていることは何ですか?
現実に戻ってきてください。
早く気づいてください。
目を覚ましてください。
そうしないと本当に
「ゆでガエル」のようになってしまいます。
現実に戻り、気づき、目を覚ました人だけが
「合格」に一歩ずつ近づいていきます。
何も難しいことではありません。
===
やるべきことを決めて1点集中してやる
===
これだけです。
1つずつじっくり丁寧にやっていってください。
最後にもう一度聞きます。
みなさんの問題は何ですか?
②思考停止で勉強している
「勉強が作業化している」。
直前期に伸びない人、
落ちる人によくありがちな勉強です。
要は、頭を使っていません。
頭を使っていないので
何も身に付かず、何も達成感がありません。
「伸びていない感覚」に襲われます。
そして
次の感情を抱きます。
「勉強しんどい。。。」
勉強に対しての
ネガティブ感情が増大します。
そりゃそうです。
・身についていない
・達成感がない
・勉強が作業化している
こんな状態で
勉強が楽しいわけないですし、
むしろ勉強が辛く、しんどいものとなります。
こういう状態を脱する方法は
2つあります。
===
(1)勉強をやめる
(2)ペースを落とす
===
順番にいきます。
(1)勉強をやめる
思考停止で勉強している大きな原因は
「集中力がプツンと切れているから」です。
電源オフ状態です。
集中力がある状態で
勉強は作業化しにくいですので。
なので
「勉強から離れること」です。
思考停止で勉強しても
勉強に対してのネガティブイメージが増すだけなので
やり続けることにメリットはありません。
であれば、スパッと切ってやめて
休憩を挟んだ方がいいです。
落ちる人は「自滅する人」です。
体調管理、メンタル管理の面での「自滅」です。
ここでの
「思考停止で勉強している」は
無理矢理勉強を続け、メンタルが疲弊し、
「自滅するパターンの人」です。
休むことをせず、「身にならない勉強」を
ただがむしゃらになってし続けた人の末路です。
勉強から離れることも勉強です。
積極的に休むことも勉強です。
勉強中に「頭使ってないわ」という状態になれば
一度立ち止まって、落ち着いて
「じゃあどうするべきか」をよく考えてください。
「その勉強は本当に身になっているのか?」と。
(2)ペースを落とす
勉強をやめるのが難しければ
意図的にペースを落としてください。
ゆっくり勉強するんです。
===
・ゆっくり考える。
・解説をゆっくり読む。
・ゆっくり暗記する。
===
焦る必要は全くないのでペースを落として
「身に付いた状態」を実現してください。
思考停止で勉強している
=頭を使っていない
=考える時間を確保していない
です。
だからこそ
ここで「考える時間」をきちんと確保し、
ペースを落としてでもゆっくり勉強する。
勉強は「緩急」が必要です。
「じっくり理解や解き直しに時間を割く」の「緩」
「時間を計って焦りながら勉強するとき」の「急」
両輪をバランスよく回していくからこそ
勉強はスムーズに進みます。
「意図的にペースを落とす」とは
こういうことです。
ダラダラ勉強して
ペースを落とすのではありません。
「意図的に」です。
「今は解説理解に時間を割こう。
だからじっくりやるぞ」
こういう意図があるのであれば
「ペースを落とすこと」に関して
何の問題もありません。
以上まとめます。
===
「思考停止で勉強している時」は
・勉強から離れ、いったん勉強をやめる
・勉強ペースを落とし、じっくり考えながら勉強する
===
③時間とミスにこだわっていない
「時間」と「ミス」。
合否を分ける超重要ファクターです。
・時間が足りませんでした
・ミスしまくりました
では合格が遠のきます。
でもなぜか受験勉強中に
「時間」と「ミス」にこだわっていない受験生は多いです。
・日々の勉強最中に時間を意識していますか?
・ミスしたタイミングで次の対応策を打てていますか?
合否を分けるほど重要な質問です。
入試本番には「制限時間」があります。
決められた時間の中で
合格点が取れなければ落ちます。
そう。
「合格点を取る」の大前提として
「時間内にね」という条件があります。
これは当たり前のことではありますが、
先ほどもお話しした通り、
この「時間」を意識していない受験生が多すぎるんです。
だから入試が終わって
「ああ、時間足りなかった」という受験生がいるんです。
「時間足りなかった」という受験生は
時間を意識した勉強ができていなかったんです。
「時間の準備」が甘かったんです。
過去問で各大問ごとの時間配分を決めて
その時間通りに解く練習をする。
こういうことを怠ったんです。
「決めた時間通りの自分」になれるように練習を繰り返し、
体にその時間を刷り込ませていかねばなりません。
「時間にこだわる」とはこういうことです。
===
時間を計って勉強する
===
原点にして頂点となる勉強です。
いちいちタイマーをセットし、時間を計り、
自分の時間感覚、自分のペースを覚えるんです。
時間感覚がインプットできれば
「自分はこの問題にはこれくらいの時間がかかるだろうな」
という予測が立てられます。
地味な勉強ですが、
合格に近づく勉強です。
次に「ミス」について。
過去問を通して
「これ取れたのに失点した」
という問題は必ずあるはずです。
これを全教科炙り出します。
「炙り出し」が完了すれば
ここからが非常に重要です。
今からいう単語は
必ず覚えて実践してください。
ミスを減らすキーワードです。
それは何か?
それは・・・
===
共通項
===
ミスした問題の「共通項」は何ですか?
過去問演習していて
本当に解き直しを丁寧にしていれば
「自分がミスした問題の共通項」は見えてくるものです。
・途中式が長くなると「ミスしがち」
・大問最後ほど集中力落ちてきて「ミスしがち」
・時間を意識しすぎると「ミスしがち」
・問題文の読み飛ばしから「ミスしがち」
こんな感じで
「ミスしがち」が「共通項」となります。
みなさんにとっての
「ミスの共通項」は何ですか?
ミスの共通項を炙り出すからこそ
ミスの対策が練れます。
途中式が長いときミスするなら
ペースを落として式ごとにあっているかを
確かめながら計算を進める。
問題文の読み飛ばしからミスがあるなら
問題文の重要キーワードに線を引く。
このように対策できます。
===
ミスの共通項を見つける
▶︎そこに絞って対策し潰す
===
ミスは減らせます。
ミスを減らせば点数は上がります。
つまり、合格に近づきます。
④内心諦めている
最後は本質的な話をします。
落ちる人は
「受験を諦めています」。
熱が冷めているんです。
「受かったらいいな」という
理想論で受験を考えています。
ここから先は
ズバズバ言いまくりますので閲覧注意です。
心臓の弱い方は
ここで見るのをやめてください。
ではいきます。
厳しく言ってしまいすみませんが、
せっかくここまで見てくださっているので
この際ストレートに言わさせていただきます。
===
「受かったらいいな」で受かるほど
受験は甘くありませんよ。
===
この裏側の意味は
===
「受かったらいいな」
という考え方では落ちますよ。
===
です。
「受かったらいいな」は「諦め」です。
本気で合格狙いにいってください。
受かるかどうかなんて誰にもわかりません。
だからと言って
手を抜いていいわけないですし、
受験を諦めていいわけないです。
内心諦め状態で
受験するほど失礼なことはありません。
誰にか?
「親、先生、受験校の先生に」です。
「まあ内心諦めてるんですけど
ワンチャン狙って受けます。」
失礼極まりないです。
言葉悪いですが、
「舐めてんの?」って感じです。
そして、誰に最も失礼なのか?
「自分に」です。
「諦め」は
「自分に対する諦め」です。
「これまで頑張ってきた自分」
に対して失礼ということです。
自分を裏切る考え方です。
まだ受験を受けていないみなさんは
まだまだもがけます。
諦めている場合ではありません。
もし「諦めの気持ちで受験に挑もう」
という浅はかな考えが1ミリでも
あれば今すぐに捨ててください。
そんな考え方で
みなさんの周りの人たちに顔向けできません。
学校にもよりますが、受験するだけでも
決して安くないお金がかかります。
そんなお金をドブに捨てるんですか?
誰がそのお金を出すんですか?
「まあ内心諦めてるんですよね」
という気持ちがあるなら受験しないほうがいいです。
「諦め状態」で合格などできないからです。
受けるのであればすべての対策を済ませ、
できうる最高の準備をし、「絶対に受かってやる!」
と強い気持ちがないといけません。
少し偏った考え方で
話していることは重々承知です。
でも僕は「受験」というものに対して
本気で向き合いたいですし、
みなさんにも本気で向き合っていただきたいんです。
受験で人生が決まるからです。
行く学校次第で
環境と人間関係がまったく変わるからです。
これら2つの要素は
人生を大きく左右するほどのパワーがあります。
ここまでお話しして
まだ受験に諦めの気持ちがあるなら
それはそれで構いません。
ただ最後に1つだけ言っておきたいのは
「自分を救うのは自分」ということです。
受験を通して
学べることは計り知れません。
学ぶのか?
学ばないのか?
すべては自分次第です。
受験に真摯に向き合い、
本気で合格をもぎ取りに行こうとした行動力は
将来、必ず自分を救います。
必ずです。
受験はまだ終わっていません。
将来の自分のためにも
今を本気で生きてください。
◆まとめ
今回は
【あなたは落ちます】
落ちる人の考え方・勉強法4選
というテーマでお話ししてきました。
===
①問題意識を抱えていない
②思考停止で勉強している
③時間とミスにこだわっていない
④内心諦めている
===
落ちる人の考え方や勉強法は似通います。
今回はそんな4つでした。
今回の4つから
何を行動に変えていくかです。
みなさんは
「受験の終焉」をどんな形で迎えたいですか?
受験が終了したとき
どんな自分になっていたいですか?
未来の自分を変えるのは今の自分です。
今の自分はどうですか?
みなさんはまだ終わっていません。
ということは
まだまだ走り続けられるということです。
最後まで走り切って
すべてやり抜いてください。
「合格」という2文字を
本当に掴み取りたいならきっとできます。
自分を強く持ってください。
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