ヒラです!
今回は3人のために書きました。
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①バランスよく各教科の点数を安定させたい人
②伸び悩みの原因を知りたい人
③国語力がないと実感している人
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「国語力」。
このワード聞いただけで
いや〜な顔する人はウジャウジャいます。
僕は海外で塾講師をしていますが、
日本語に触れる機会が下がっている生徒の
ほとんどが国語苦手です。
英語ができて国語が苦手。
こういう生徒です。
でもはっきり言いますが、
国語力がないとまず伸び悩みます。
「国語力」だけは
全ての教科で必須項目となります。
国語力のない人で
全教科バランスよく高得点をとっている。
こんな人見たことありません。
これはすべて
「国語力を知る」ことで解決できます。
国語力について知り、
国語力を高めていく方法を
シンプルにズバッと解決します。
全学生が絶対に取り入れるべきなのが
「国語力」なのでぜひ最後までご覧ください。
ではいきます。
目次
◆【全学生必見】〇〇力ない人は全教科伸び悩みます。
まずは
「国語力」についてお話しします。
国語力とは何か?
それは・・・
正しく問題を読み取る力
です。
これは絶対に覚えておいてください。
国語力は
問題を正確に読み取る力です。
この力がないと
問題文が何を言っているかわからず、
まず問題自体が解けません。
極端な例を出します。
===
ヤン-ミルズ方程式と質量ギャップ問題
任意のコンパクトで単純なゲージ群 G に対して
R 4 上の自明でないヤン-ミルズ場の量子論が存在し、
質量ギャップが存在することを示せるか?
===
はあああ????
何言ってっか
訳わかんないですよねw
これは数学の未解決問題の1つですが、
まず問題文がそもそも意味不明です。
・任意のコンパクト?
・ゲージ群?
・ヤンミルズ場?
言葉がまずわけわかりませんし。
これでは問題が解けません。
でも、この極端な例ですべて
国語力の説明がつきます。
すべての教科において
問題文は存在します。
この問題文の意味を
正確に読み取ることができれば
正解に一直線で近づきます。
でも問題文の意味がわからければ
手が止まり、問題がまず進みません。
それほど
全教科の問題が解けるか否かを
大きく左右するのが「国語力」です。
ここで
「問題文の意味がわかるけど問題が解けない」
という人がいますが、これはいくつか理由があります。
・読めた気になっている
・解き方がわからない
・暗記していない
下2つは
今回のテーマとはそれるので割愛します。
ここでは
1つ目の「読めた気になっている」
問題を解決します。
これは
3つの中で一番恐ろしいです。
「読めた気になる」というのは
ある意味、「思い込み」です。
自分は「読めた」と思っている。
でも実際は読めていなかった。
・問題文を勘違いしていた。
・間違って捉えていた。
・そもそも問題文に適して
答えられていなかった。
こういう経験って
多くの人にあると思います。
国語の問題で
「〇〇字以内で書き抜け」と言われているのに
字数以内で書き抜けていなかった。
「足りない語句を補って並べ替えろ」
と言われているのに補わなかった。
「日本語が過去なのに現在で書いた」
すべて
「読めた気」になっているがために
起こる思い込みです。
これでは
いつまで経っても間違いが減りません。
イコール伸び悩みます。
そしてこれが
「国語力がない人は全教科伸び悩みます。」
という意味です。
これを解決するためには
まず「自分は読めていない」
ということを認識する必要があります。
「気づき」を得るんです。
気づいて反省しないと
改善のしようがありませんので。
確認方法は簡単です。
答案を分析してください。
問題を解いて丸付けしたり、
テストの答案を見て、
「うわこれ問題文、正確に読めてなかったな・・・」
という問題があるかないかです。
1問でもあれば
「読めた気になっている」と思ってください。
ここはシビアにいってください。
「読めた気」というのは悪習慣です。
もう癖になっているんです。
ささーっと問題を読んで
終わっているんです。
問題を解く上で
最も重要なことは何だと思いますか?
「問題文で問われていること」です。
「そんなの当たり前やん!」と思うかもしれませんが、
この当たり前ができないんです。
「当たり前」と思っていることほど
「落とし穴」です。
油断していると
足元救われて「不正解」という
谷に落とされます。
よく問題を読んでください。
1番慎重になるのが
「問題文を読むこと」です。
そして
何が問われているのかを
きちんと理解してください。
といってもできません。
なかなか難しいんです。
「問題文をきちんと読もう!」
これまで
何万回と言われてきた
この飽き飽きする言葉。
これでは
いつまで経っても
問題文をきちんと読めません。
漠然としているからです。
何していいかわかりません。
意識しよう!とか
きちんと!とか
言われてもぼんやりしているので
まず誰もする気になれないんです。
だいたい
「問題文をきちんと読もう!」と言われて
できていたら誰も苦労しません。
考え方を変えてください。
勉強は考え方がすべてですので。
「問題をきちんと読む」のではなく
問題文に線を引いてください。
問われていること、
重要部分に線を引いてください。
線でなくても四角で囲んだり、
グリングリンに丸をつけるでもいいです。
とにかく
問題文を目立たせてください。
こうやって
問題文自体を強調させることで
問題文を読もうとします。
問題文に意識が向き、
問われていることが明確になります。
「〜字以内」「書き抜き」「2つ選びなさい」
「補充しなさい」「当てはまらないもの」
などの問われていることを強調しておきます。
国語の文章題や
英語の長文であれば本文にも
マークしておいてもいいです。
感情表現、接続詞、
筆者の主張などですね。
これだけでも
読み取る力は増します。
====
自分が読めた気になっていることを自覚する
▶︎問題文に線を引いて強調する
====
この流れです。
ちなみに
僕は英語を教えていますが、
特に間違いの多い時制、三人称単数は
必ずマークさせます。
時制には「〜しました」の「た」に丸を付けさせて、
三人称単数は必ず主語に丸をして
動詞にsがつくかつかないかを判断させています。
こうやって
問題文への意識を意図的につくらせて
間違いを減らしてもらっています。
次に
国語力をつける上で
身につけてほしい「2つの力」いきます。
それは
①語彙力
②要約力
です。
順番にいきます。
①語彙力
先ほどのわけわかめな
問題を再掲します。
はい、どーん。
===
ヤン-ミルズ方程式と質量ギャップ問題
任意のコンパクトで単純なゲージ群 G に対して
R 4 上の自明でないヤン-ミルズ場の量子論が存在し、
質量ギャップが存在することを示せるか?
===
何がわからないって
使われている「言葉」です。
これが「語彙力」です。
語彙力がないので
解けないわけです。
これが
「国語力」へとつながります。
他教科でもそうですが、
言葉を知らないと問題は解けません。
今回の
「ヤン-ミルズ方程式と質量ギャップ問題」のように
そもそもの問題文で使われている言葉がわからないので
問題が解けないんです。
なので
語彙力を伸ばしていくためにも
暗記してください。
とにかく触れた問題の中で
「知らんかった」という言葉は
線でも引くなりして確実に目立たせておきます。
他教科の用語や単語、
熟語についても同様です。
そして
ノートや単語カードに落とし込んで
「覚える」という行動をしていかないといけません。
知らなければ知るだけです。
これも勉強であり、
国語力を伸ばしていくために必要なことです。
あるいは
本やニュース、新聞など
とにかく「文字」に触れるんです。
これは
いかに触れる機会が多いかです。
僕はこれまで
500冊以上本を読んできましたが、
やはり文字に触れる機会が少ないと
どうしたって語彙力を増やしていくのには
限界があります。
なるべく
「文字」に触れる機会を増やされてください。
②要約力
問題を読んだら
「要は・・・やな」
と要約することを癖づけてみてください。
頭の中でも、声に出すでも
紙に文字や図として書くでもいいです。
とにかく
「問題を読む」というインプットをした後は
「要約する」というアウトプットをするんです。
インプットで終わるのではなく、
アウトプットまでセットで同時にするんです。
これだけで
勉強効率、勉強の質はバク上がりします。
めちゃくちゃシンプルに、
そしてめちゃくちゃ大事なことを言います。
頭使うんです。
頭使って
問題文を読むんです。
「これは何を問うてるんだ?」
「この問題のポイントは何だ?」
「問題作成者は何を求めているんだ?」
とにかく頭使って
考えながら読むんです。
「国語力」はそうやって磨かれます。
そして
磨きに磨いていけば
他教科も磨かれ、全教科が底上げされます。
国語力は、すべての教科で必要な
オールステータスです。
要約は
はじめはゆっくりでいいです。
問題文を
よくよく読む。
国語や英語であれば
じっくり本文を読み込む。
じっくりゆっくり時間をかけて
問題文理解に努めてください。
その上で
「要は・・・やな」
と要約すればいいです。
これは「精読」と呼ばれますが、
国語力を鍛える上でも精読は
とても重要な読み方です。
ゆっくり正確に読み取る練習を
ぜひされてください。
◆まとめ
今回は
【全学生必見】
国語力がない人は全教科伸び悩みます。
というテーマでお話ししてきました。
「国語力」を伸ばしていくには
時間がかかります。
そんな短期間で伸ばせるほど
「国語力」は甘くありません。
===
・読めているか認識する
・問題文に線を引く
・言葉を覚える
・要約する練習をする
====
じっくり時間をかけて
コツコツ国語力を磨いていってください。
国語力は
すべてに通じるくらい万能です。
身に付けることができれば
成績・偏差値は飛躍します。
国語力をぶち上げる勉強を
早速していきましょう。
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