公立入試。
受験における最後の最後の入試。
そんな入試まで
あと数えるほどの日数になってきました。
準備はできていますか?
今回は
「公立入試を受験する全中学3年生」に向けて
「公立入試前日までに絶対すべき3つのこと」を
お話していきます。
初めに断言しておきますが、
今回の内容を全て漏れなくすれば
合格率は跳ね上がります。
まずやっている受験生がいないからです。
やっていないので「差」となり、
それが「合格率」となっていきます。
受験は最終的には「自分との戦い」ですが、
いかに周りがしていないことをして、
「差をつけられたか」という戦いでもあります。
今回はそんな3つの方法をこっそりお伝えし、
みなさんには公立入試本番で
最高の力を発揮してもらいます。
1つの漏れもあってはならないので
必ず最後までご覧ください。
みんなで絶対に合格勝ち取りますよ。
いきましょう。
このチャンネルでは、受験生を合格させる動画の他、
みなさんの「成績、偏差値を爆伸びさせる勉強法の動画」を
日々発信しています。
これからも
そういった動画はまだまだ作ってありますので
見逃したくない人は
今のうちにチャンネル登録しておくといいと思います。
一緒に勉強で結果を出し、
周りと圧倒的な差をつけてやりましょう。
目次
◆【高校受験】公立入試前日までに見てください。
はい、ということで1つ目から順番に行きます!
公立入試前日までに絶対すべき3つのこと
①戦略シミュレーション
最重要です。
これは絶対にしてください。
これやってるかどうかで
本当に合格率が変わってきます。
なので集中してお聞きください。
ではいきます。
まず「戦略シミュレーション」って何かというと
前もって「受験本番の戦い方」を
ガチガチに想像し、決めておくこと
を意味します。
僕はこれを生徒と入試前最後の授業でしますが、
これが鮮明に、明確になっているかどうかで
全く受験本番の戦い方が変わってきます。
「戦略シミュレーション」とは
「説明書」みたいなものです。
「説明書」のように
「手順通りにどうやって1から10までやっていくのか?」
ということです。
全く知らない無知なものを
やり方や説明書も何もなしに自力でやっていくのは
相当時間のかかることですし、かなり非効率です。
ましてや「入試本番」でそんな状態であれば
合否に大きく影響します。
つまり、
戦略シミュレーションがない状態
=説明書が何もない状態
です。
これは相当ヤバイです。
何がどうヤバイのかというと
・時間内に問題が解き終わらない
・焦ってミス連発しまくる
・解けるはずの問題が解けない
こうなる可能性があるからヤバイんです。
絶対こうならないためにも
必ず「戦略シミュレーション」を行なってください。
やり方は超シンプルです。
===
受験本番を擬似体験する
===
受験本番を鮮明にイメージしてください。
・朝起きる時間
・起きてから家を出るまでの過ごし方
・受験会場までの行き方
・受験会場についてからの行動
・受験本番の過ごし方
・休憩時間の過ごし方
など経過時間ごとに
朝から受験が終わるまでをイメージします。
僕が生徒とやるときは
言語化してもらい、僕が1から10まで全て聞いています。
言語化することで
より明確に鮮明にイメージできます。
これを
朝起きてから受験が終了するまで、
1〜10までするだけで
受験本番の不安が和らぎます。
冷静に客観的に
受験本番の戦い方を整理することもできます。
当たり前ですが、
特に重要なのは「受験本番」です。
みなさんの公立入試は
何時何分からどの教科から開始しますか?
たとえば、
「国語が9時20分から開始する」とします。
9時20分に国語が始まれば
次の5つの戦略シミュレーションを行い、
受験本番の擬似体験をします。
自問自答してください。
===
①まずどの問題から解く?
②どの順番で解く?
③大問ごとにかける時間は何分?
④大問ごとの目標点数は何点?
⑤一旦飛ばす問題、捨てる問題はどの問題?
===
これら5つの質問に対して
順番に答えていけば、それだけでかなり鮮明に
受験本番のイメージが固まります。
これが「戦略シミュレーション」です。
全教科
戦略シミュレーションを行い、
受験本番の擬似体験を積んでおいてください。
都道府県によっては
受験が「3月」にある方も多いと思います。
そういった方はまだ時間があるので
毎日毎日、戦略シミュレーションを行い、
疑似体験を積みまくって
「受験本番の戦い方」を
自分の中に刷り込んでいってください。
あと1つ、できれば「戦略シミュレーション」の中に
組み込んで欲しいことがあります。
「想定外が起こった時どうする?」
受験本番は何が起こるか本当にわかりません。
先回りして想定外を想定しておいてください。
・頭が真っ白になるかもしれません。
・隣の人のペン音がうるさいかもしれません。
・途中でお腹が痛くなるかもしれません。
・テンパって解く順番を間違えるかもしれません。
・計算がスムーズに進まないかもしれません。
・ド忘れして暗記事項が出てこないかもしれません。
想定外は起こる前提でいてください。
あらゆる想定外をシミュレーションして
それに対する対応策をできる限り多く持っておくんです。
全てを想定することはできませんが、
数多くの想定をしておけば
想定外が想定内で対応できます。
以上で戦略シミュレーションは完成です。
公立入試前日までに絶対すべき3つのこと
②絞り込み演習
ここからは
「公立入試までの具体的な勉強法」
をお話していきます。
まずは「公立入試の過去問」から
次の2つの手順で炙り出します。
===
毎年よく出ている問題
▶︎自分がよく失点する問題
===
これらの手順で絞り込んで対策し、
演習を積むのが「絞り込み演習」です。
まず
みなさんが受ける都道府県の公立過去問の中で
「毎年よく出ている問題」は何でしょうか?
各教科ごとに炙り出してみてください。
・国語なら「古文」
・数学なら「関数」
・英語なら「並べ替え」
・理科なら「化学」
・社会なら「歴史」
みたいな感じです。
できれば、古文なら「主語を問う問題」のように
さらに絞り込んでください。
絞り込めば絞り込むほど
自分に必要な問題が見ええてきます。
次にやることは
その絞り込んだ問題の中で
自分がよく失点する問題は何か?
を考え、炙り出すことです。
たとえば、
先程の古文の「主語を問う問題」について
よく失点している問題であれば
「それは入試までに絶対潰して、
極めておかないといけない勉強内容」
です。
以上2手順で
絞り込み演習をしていく問題を炙り出します。
あとは
絞り込んだ問題と似た問題をお手持ちの問題集から探して
徹底的に類題演習をして、潰し、極めていくだけです。
これが「基本の絞り込み演習」ですが、
あと1つ挙げるなら
「失点問題の中で取れた問題の絞り込み演習」です。
みなさんがこれまで解いてきた過去問の中には
当然失点問題があるはずです。
その失点問題の中で
「ああ、これ取れたわ」という問題ってありますよね。
そういう問題と似た問題の演習を積むんです。
「ああ、これ取れたわ」=「取るべき問題」ですし、
次出てきた時に取れればそれだけで合格に近づきますからね。
ただ1つ注意したいのは
たとえば、そういった問題が
「過去5年の中で1回しか出ていない」
というような「稀に出ている問題の場合」です。
この場合は特にする必要がないので
スルーしてください。
過去問を遡った時に
50%を超える確率で出ているならそれはしてください。
何に集中するかは非常に重要なので
よくよくすべき問題を考えた上で
絞り込み演習をしていきましょう。
逆にいうと
「失点問題の中で取れない問題」は
絞り込み演習をしないということです。
潔く捨てて、取れる問題にのみ集中することです。
・取るべき問題
・絞り込み演習をすれば取れる問題
の合計をかき集め、合格点を取るのが
「受かる受験生の受験勉強」です。
入試までごく僅かしかない受験生は
「選択と集中」により
徹底的に絞って演習を積んでください。
そうやって1点でももぎ取るんです。
公立入試は1点との戦いですので。
最後はそんなお話です。
公立入試前日までに絶対すべき3つのこと
③ミス改善
さて、最後です。
最後は公立入試の真実についてお話しします。
まずはズバッと結論から。
===
公立入試は
同レベルの受験生との戦い
===
公立入試は
特に同じ学校を受ける受験生はのレベルは
ほとんど同じです。
なぜなら「内申点」が関わるからです。
たとえば、
内申点が35必要な学校があったとします。
この場合、
内申点が20の受験生や25のような受験生は受ける前から
そもそもその学校が選択肢にありません。
つまり、
内申点が足りないので志望校にならないわけです。
ではどういう受験生が志望校になるのか?
当然、内申点が35程度の受験生です。
お気づきですか?
この時点で
「内申点35の受験生が集まる」ということです。
同じくらいのレベルですよね。
もちろん厳密に言うと多少の誤差はありますが、
そんな「めちゃくちゃ差がある受験生が集まる」ということは
基本的には公立入試では起こりづらいです。
志望校選択をする時にも
レベル相応の志望校を掲げる受験生がほとんどですし、
何より、志望校選択の際には内申点の他、
前もって、模試や実力テストの結果、
先生との面談もあるからです。
以上より、公立入試には
「同レベルの受験生が集まる」と言えます。
だから何なのか?
===
ミスれない
===
これが公立入試における真実であり、
合否を大きく左右する裏側的内容です。
みなさんは公立入試本番
同レベルの受験生と
「1点をかけて勝負をする」ことになります。
ズバッといってしまうと
ミスんなかったもん勝ち
ミスったもん負け
です。
どうですか?
ミスに恐れを抱きましたか?
ミスを恐れてください。
ミスにビビり倒してください。
ミスに危機意識を覚えてください。
ミスを防ぐための本質的考え方です。
勉強は考え方がすべてです。
「ミスしたら終わる」という考え方を持ち、
ミスへの危機意識が、常に稼働状態であれば
常にミスへの対策を講じますし、
ミスしないような勉強ができます。
過去問を見てみてください。
どんな問題でミスをしましたか?
全てノートやルーズリーフにまとめておいてください。
そして、次の1つを必ずしてください。
どうやってミスをなくすのかを書く。
ミスは出ます。
でもミスは減らせます。
ミスを減らす勉強をしてください。
公立入試はミスれないテストです。
もちろん捨て問はあります。
大阪c問題や自校作成問題のようなトップ校を除けば、
基本的にきちんと対策すれば
高得点が取れるのが公立入試です。
もう一度、言います。
ミスへの危機意識を高めてください。
どうやってミスをなくすのかを
死ぬ気で考えて書き出してください。
極限までミスをなくせば、合格率は爆上がりします。
他の受験生から
1点でも差をつけたいのであれば、
ミスを防いでください。
難しい問題を取る必要なはありません。
ミスを1つでも防ぐんです。
どっちの方がコスパが良く、
合格に迫るかを考え↑わかるはずです。
===
取れる問題を漏れなく全てミスなく取り切る
===
これが合格に向かう最短ルートです。
◆まとめ
はい、ということで最後まとめて終わります!
今回は
公立入試前日までに絶対すべき3つのこと
として
===
①戦略シミュレーション
②絞り込み演習
③ミス改善
===
の3つをお伝えしてきました。
入試本番の疑似体験を
1から10までしておく「戦略シミュレーション」。
「毎年よく出ている問題▶︎自分がよく失点する問題」
の2ステップから炙り出された問題演習をする「絞り込み演習」。
ミスに危機意識を持ち、
どうやってミスをなくすのかを書く「ミス改善」。
公立入試前日までに絶対すべき3つでした。
ぜひ実践へと変え、
公立入試の準備を極めてください。
最後の最後です。
これまでのみなさんの頑張りを
全て本番で発揮できるよう
やれることを全部仕切ってください。
もう後戻りできません。
やり抜くしかないです。
「絶対に合格してやる」。
強い気持ちを持ち続け、
最後の対策に当たってください。
合格発表の日に確認するのは
「みなさんの受験番号のみ」。
みなさんが今年入学する学校は
公立入試日に行く学校です。
ではいってらっしゃい。
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